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理学療法士・作業療法士が知っておきたいカルテ頻出の症状を表す英単語
理学療法士・作業療法士が診療録からクライアントの情報を得たり,英論文を抄読する上では英単語の知識が必須となります.
基本的な英単語をおさえておけば,より詳細かつ多くの情報を得ることができますので,まずは基本的な英単語の知識を知っておくことが必要となります.
今回理学療法士・作業療法士が知っておきたいカルテ頻出の英単語についてご紹介させていただきます.
症状
symptom
頭痛
headache
ちなみに腹痛はstomachage,歯痛はtoothacheと表現されますね.「-ache」に痛みの意味があると覚えておくとよいでしょう.
悪寒
chill
目眩
dizziness
傾眠
drowsiness
疲労
fatigue
理学療法士・作業療法士が使用することの多い易疲労性はeasy fatigabilityと表現されます.
発熱
fervescence
feverscenceとして発熱を表現することもありますが,fever upと表現されることも多いです.
腫張
swelling
これは頻出ですね.
Knee swellingといった形式で用いられることが多いです.
圧痛
tenderness
咳嗽
cough
喘鳴
wheeze
聴診の呼吸音の中で出てくるので有名ですね.
喀痰
sputum
動悸
palpitation
ちなみにpalpationは触診です.少し綴りが似ておりますので注意が必要です.
悪心
nausea
嘔吐
emesis
痺れ
numbness
徐脈
bradycardia
心拍数が下がってしまうことを「ブラディー」と表現することが多いです.
頻脈
tachycardia
心拍数が上がった時には「タキった」なんて表現がなされることが多いです.
胸痛
stethalgia
失神
syncope
下痢
diarrhea
便秘
constipation
貧血
anemia
今回理学療法士・作業療法士が知っておきたいカルテ頻出の英単語についてご紹介させていただきました.
医師がクライアントの症状を表現する単語ばかりです.
理学療法士・作業療法士の皆様も毎朝担当しているクライアントの情報収集をされると思いますが,情報収集の際には今回ご紹介した用語の知識がなければクライアントの状況を把握できませんので,このあたりはある程度整理しておきたいですね.
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