リハビリテーション部門でも新型コロナウイルス感染拡大に伴う理学療法士・作業療法士の精神的ストレス軽減を考慮すべき

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リハビリテーション部門でも新型コロナウイルス感染拡大に伴う理学療法士・作業療法士の精神的ストレス軽減を考慮すべき

新型コロナウイルス感染拡大に伴い,理学療法士・作業療法士の職場でもさまざまな感染対策を講じられていることと思います.

もちろん平時からある程度の感染対策はされていることと思いますが,平時以上に感染対策を強いられるために,業務量も増え疲弊されている理学療法士・作業療法士も多くなってきているのではないでしょうか?

徹底的な消毒に,マニュアル作りにと業務も煩雑化しているものと思います.

そんな中でリハビリテーション部門でも新型コロナウイルス感染拡大に伴う理学療法士・作業療法士の精神的ストレス軽減を考慮した配慮が必要ではないかと思います.

今回は新型コロナウイルスへの感染対策による理学療法士・作業療法士の精神的ストレス軽減について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

平時の単位数の強要は鬼

新型コロナウイルス感染拡大に伴い圧倒的に仕事が増えている職場も少なくないと思います.

例を挙げるとクライアントへの対応毎に個人防護具を外して消毒をしてと普段以上に時間を取られます.

また認知症や意識障害等で署名をもらうことができない場合には,面会禁止となっている状況では,クライアントの家族に電話したり郵送したりと,リハビリテーション実施計画書のサインをもらうのにもかなりの手間がかかります.

こんな中で普段通り18単位の取得をと単位数を強要するのは鬼だと思います.

慣れない感染対策の中で平時のような取得単位を要求されれば,感染対策が疎かになる可能性は高いですし,理学療法士・作業療法士にかかるストレスも非常に大きいものになるでしょう.

既に疲労困憊している理学療法士・作業療法士も多いと思いますし,理学療法士・作業療法士の精神的ストレスは大きくなっていると思いますので,目先の収入確保のために単位維持というのはいただけませんね.

加えて新年度になって診療報酬改定への対応に追われている理学療法士・作業療法士も多いと思います.

こんな時こそ目標単位数を減らすといった対応が必要でしょう.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

管理者の理学療法士・作業療法士はスタッフを守るか?自分を守るか?

こういう時に管理者の理学療法士・作業療法士はしっかりと職場の理学療法士・作業療法士を守れるように仕事をする管理者と,単に自分の職位を守ることを優先する管理職に分かれると思います.

少なくとも理学療法士・作業療法士の立場で理学療法士・作業療法士を守れるのは管理職の理学療法士・作業療法士だけですのでスタッフの精神的ストレスを考慮した上での対応をしていただきたいものです.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリテーション対象者が激減し暇を持て余す理学療法士・作業療法士も

感染対策に追われる職場がある一方で,外来リハビリテーション患者が激減し,入院患者が激減している病院では暇を持て余している理学療法士・作業療法士が出てきているのも実際です.

暇を持て余している職場は感染対策はもちろんですが,部門の中で今だからこそできることを考えたいですね.

普段は業務に追われやりたいと思っていてもなかなかできなかった業務に取り組んだり,今だからこそ新人・若手理学療法士・作業療法士の教育に時間をかけるなど出来ることはたくさんあると思います.

今回は新型コロナウイルスへの感染対策による理学療法士・作業療法士の精神的ストレス軽減について考えてみました.

こんな時にも単位・単位なんていう管理者はどうでしょうか…

収益が落ちても徹底的な感染予防を行って,クライアントの命・スタッフの健康を守るのが管理者の理学療法士・作業療法士の役割でしょうね.

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