2020年4月以降に発刊された理学療法・作業療法関連書籍紹介

書籍紹介
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

2020年4月以降に発刊された理学療法・作業療法関連書籍紹介

年度も変わり2020年度に突入しましたが,2020年度に入ってから理学療法関連の書籍の発売も加速しております.

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2020年4月以降発売の注目理学療法・作業療法関連書籍を紹介させていただきます.

新型コロナウイルス感染拡大でstay homeが叫ばれる中,書籍を使って自己研鑽してみてはいかがでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

極める循環器理学療法 循環器病を有する患者の障害像に挑む <臨床思考を踏まえる理学療法プラクティス> ………… 文光堂

皆が待ちわびていた極めるシリーズの循環器理学療法版です.

様々な専門領域からみた循環器理学療法の意義や,循環器理学療法に必要な知識・情報収集・測定・評価と,疾患および病期別の理学療法戦略と注意点について解説されております.

PARTⅠでは様々な専門領域からみた循環器理学療法の意義,PARTⅡでは必要な知識・情報収集・測定・評価,PARTⅢでは疾患および病期別の理学療法戦略と注意点を解説.評価を組み立てる過程から,フィジカルアセスメント,心電図,心エコーズ検査,心臓カテーテル検査,薬物療法,動脈硬化,心機能と腎・呼吸・脳機能,心肺運動負荷試験,心肺蘇生法まで幅広く,また,具体的な疾患の特性とその治療展開についてまとめられております.

 

 

 

医療統計解析使いこなし実践ガイド 臨床研究で迷わないQ&A ………… 羊土社

対馬栄輝先生が監修された統計解析の書籍です.

執筆されているメンバーも非常に豪華で高倉先生,日高先生とリハビリテーションリサーチメソッド研究会のメンバーが執筆されております.

「結局,統計解析ってどうやったらいいの?」そんな疑問に答え,統計手法の選び方・論文への書き方からソフトを使った具体的な手順まで,Q&A形式で理解できる内容となっております.

重複障害のリハビリテーション実践マニュアル 27症例から学ぶ多臓器障害者のリハビリテーション ………… 医歯薬出版

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

重複障害のリハビリテーション実践マニュア[本/雑誌] / 上月正博/編著
価格:4950円(税込、送料別) (2020/5/2時点)

楽天で購入

 

 

昨今は高齢化により重複障害を持ったクライアントに理学療法士・作業療法士が関わる機会は非常に多いと思います.

上月先生が編集を務められた一冊ですが,脳卒中・運動器疾患・内部障害・摂食嚥下障害・がんなど,重複障害患者に対する,安全かつ有効なリハビリテーションとは何かを,27の豊富な症例をもとにわかりやすく解説されております.

運動器は得意なんだけど,内部障害は…といった方にとてもお勧めの内容となっております.

フレイル対策実践ガイド 高齢者の機能レベルに応じた運動プログラム ………… 新興医学出版社

 

ご存知,筑波大学の山田実先生が執筆された1冊です.

山田先生はフレイル・サルコペニア関連の書籍を多く執筆されておりますが,この書籍は高齢者の機能レベルに応じた評価と運動プログラムについて解説があり,対象者に合わせた運動指導を行う上で非常に参考にできる内容となっております.

フレイル等を防ぐための効果的な運動やポイントとは何か,かわいいイラストでわかりやすく解説した理学療法士・作業療法士必携の1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

 

運動・からだ図解 動作分析の基本 マイナビ出版

石井慎一郎先生が2013年に執筆された動作分析の書籍はご存知の方も多いと思いますが, 新たに動作分析の基本が学べる1冊がついに出ました.

日常生活の寝返り・起き上がり・起立・着座・歩行の4つの基本動作を中心に,動作分析について解説されております.

この書籍は動作分析の初学者版という位置づけで,動作分析の視点と,臨床上よく観察される異常動作についてエッセンスがまとめられております.

初学者が動作分析を学び,その概要を理解するための入門書として重要な部分をピックアップし,図版を多用するなどわかりやすい表現方法で解説されております.

まさに動作分析を苦手とする新人・若手理学療法士向けの1冊となっております.

値段もリーズナブルですので購入しやすいですね.

 

 

 

 

 

 

 

第4版 リハビリテーション リスク管理ハンドブック メジカルビュー社

 

 

理学療法士・作業療法士がリスク管理を学ぶにはこの1冊は欠かすことはできなくなりましたね.

ついに第4版をむかえましたが,改訂の度に新しいエビデンスが加えられている点は素晴らしいですね.

亀田メディカルセンターの総合力が見て取れる1冊です.

リハビリテーションの対象は高齢者であったり合併症をもっていたりすることが多く, リハビリテーション中に状態が急変するリスクが高いわけですが,老健施設や訪問リハビリテーションなど, 急変時にすぐ医師の応援を依頼できない状況もあり, 緊急性の判断から初期対応までをセラピストが行わなければならない場合があります.

リスク管理というと急性期のリハビリテーションを想像されるかもしれませんが,この書籍は在宅で勤務する理学療法士・作業療法士の視点でもリスク管理について学べますので非常に重宝します.

リスク管理を学びたいと考えている若手理学療法士・作業療法士にお勧めの1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

入谷誠の理学療法 評価と治療の実際 (運動と医学の出版社の臨床家シリーズ)

 

入谷式足底板療法の創始者で多くのトップアスリート・芸能人などに支持され,日本の足底板療法の第1人者活躍として活躍された入谷誠先生の理学療法が1冊にまとめられております.

愛弟子である園部先生が中心にまとめられた非常に楽しみな1冊です.

 

今回は2020年4月以降発売の注目理学療法・作業療法関連書籍を紹介させていただきました.

新型コロナウイルス感染拡大でstay homeが叫ばれる中,書籍を使って自己研鑽してみてはいかがでしょうか?

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました