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20歳代の理学療法士・作業療法士の研鑚が将来に与える影響は非常に大きい
私のブログを支援いただいている理学療法士・作業療法士の方々の中にも20代の方は多くいらっしゃると思います.
理学療法士・作業療法士に限ったことではありませんが,20代ってやろうと思えばなんでもチャレンジできる年齢です.
20代の理学療法士・作業療法士というのは経験はないけど時間はあるというのが一番の強みです.
年齢を重ねればわかることですが,年齢を重ねると時間が本当になくなります.
私自身も20代のうちにもっとこうしておけばとかそういった思いを抱くことは少なくありません.
結婚して子どもができると圧倒的に時間が無くなる
20代から30代になって結婚・出産を経験すると圧倒的に時間が無くなります.
30代になると平日は仕事から帰っても子どもと遊んだり,子どもを風呂に入れたり,女性であれば家事と子育てでとても自己研鑽の時間を確保できないという方がほとんどだと思います.
それに比べて20代というのは仕事以外にも自分のために使える自由な時間がたくさんあります.
仕事以外の時間を何にどのように使おうと文句を言われることはありません.
20歳代でやっておいてよかったこと
私自身も理学療法士として仕事をしながら都道府県士会や日本理学療法士協会の仕事もこなしながら,この拙いブログ運営を行っている身です.
平日で考えると自分の自由な時間というのは3時間程度でしょうか.
その中で決められたタスクをこなして,家庭内の役割をこなしながら仕事のパフォーマンスを落とさず活動をするというのは非常に大変です.
ただ30代後半になって自分のために使える1日の時間が3時間程度になっても,セミナー講師,都道府県理学療法士会や日本理学療法士協会の仕事に加えて,ブログ運営を行えるのは20歳代の時の貯金があるからだと感じます.
20歳代の研鑽と努力があったからこそ短時間でさまざまなタスクをこなせるのだと実感します.
正直なところ20歳代で,努力して研鑽していなければこんなブログを作成しているような余裕もなかったでしょう.
私自身が感じる20歳代でやっておいてよかったことは理学療法そのものの知識や技術を向上させることはもちろんですが,タイムマネジメント,PCの作業スキル,規則正しい生活習慣の構築といった3つです.
タイムマネジメント,PCの作業スキル,規則正しい生活習慣
まず最も重要なのがタイムマネジメントです.
1日は24時間と有限ですので1分たりとも無駄にすることがあってはなりません.
私の場合,何か特別なタイムマネジメント技法を用いているわけではありませんが,前日の夜には現在貯まっているタスクを確認し,休憩時間等も含めて明日のこの時間に何を使用かということをある程度計画してから就寝するようにしております.
これで次の日にすぐに作業に取り掛かれます.
またPCの作業スキルは非常に重要ですね.
同年代の理学療法士や作業療法士を見ていても基本的なOfficeの使用方法に関する知識が乏しいために,同じ作業に何倍も時間がかかってしまっています.
私自身は理学療法士1年目の時にPC関連の勉強を集中的に行いました.
とはいってもシスアドを取得したとかそんな難しい話ではなくて,基本的なアプリケーションソフトの使用について改めて学びました.
これで作業効率は非常に高くなりました.
これが1日3時間の中で効率よくさまざまなタスクをこなせている大きな要因だと思います.
また規則正しい生活習慣を構築することも重要です.
当たり前のことですが,体調管理ができてないと自分のやりたいことができません.
私自身は朝活派ですのでキチンと早起きして,頭のさえた時間に集中的に作業を行います.
規則正しい生活習慣を構築することこそマルチタスクをこなす上で基本の基本になるところだと思います.
20歳代の理学療法士・作業療法士は時間という価値を強みに
20歳代は自分自身が理学療法士・作業療法士にといって時間という大きな強みを持っていることを再認識した上で,今取り組めることに全力で取り組むことをお勧めします.
決して明るいとはいえないこの理学療法士・作業療法士界隈の将来ですが,その将来を決めるのもあなた自身の20代の過ごし方がもたらす影響は大きいと思います.
具体的に何をといった提案はできませんが,20代のうちにタイムマネジメントスキル,PCの作業スキルを向上させ,規則正しい生活習慣を構築した上で,自分の勉強したい分野の専門的な理学療法の知識・技術を向上させることに時間を使えるとよいと思います.
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