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日本理学療法士協会代議員選挙の立候補締め切りが明日まで
理学療法士の皆様もご存知だと思いますが,日本理学療法士協会代議員選挙の立候補締め切りが明日までとなっております.
そもそも皆様は日本理学療法士協会代議員選挙ってどういったものかご存知ですか?
今回は日本理学療法士協会代議員選挙について考えてみたいと思います.
日本理学療法士協会代議員選挙
まず今回の選挙における代議員の定数ですが 407 名となっております.
選挙方法ですが,都道府県別の会員数から算出された定数に従い,正会員を基準に作成される選挙人名簿及び被選挙人名簿に登録されている者によって都道府県毎に選挙が行われます.
ポイントは都道府県ごとに定数が決まっていて,立候補者数が定数を上回ると選挙という形になるという点です.
過去の代議員選挙を見てみると投票選挙が行われたことってあんまりないんですよね.
定数ギリギリの代議員を都道府県士の理事から出馬させているといったことが多いと思います.
日本理学療法士協会の代議員になると何ができるの?
皆様もご存知のように現在の日本理学療法士協会長は半田会長です.
副会長は斎藤副会長,内山副会長,森本副会長ですね.
その他にも日本理学療法士協会を運営をされている理事方がおられます.
でもこの理事ってどのように選出されるのでしょうか?
われわれ会員が選挙で決めたことって過去にありませんよね?
実はこの日本理学療法士協会の理事は2年おきに行われる選挙によって選ばれるのですが,この日本理学療法士協会の理事選挙に投票する権利が認められているのは,今回の選挙で選出される407名の代議員だけなのです.
日本理学療法士協会を変えたいと思っている方へ
昨年の選挙におけるいざこざや敗北といい,新生涯学習プログラムといい,日本理学療法士協会への不満が募っている方も多いと思います.
SNSでも日本理学療法士協会も若返りを図るべきだといった声も多く聞かれます.
実際には過去の日本理学療法士協会の理事選挙を見ても,40歳以下の理学療法士会員も多く立候補されておりますが,そのほとんどが敗戦しているじょうきょうです.
これはそもそも投票権のある代議員に40歳以下の理学療法士が少ないことが大きな原因と考えられますので,まずは代議員が若返りを図らないと,理事選挙で若手理学療法士が当選するというのは難しいでしょうね.
そういった意味で今回の代議員選挙というのは非常に重要だと思います.
都道府県士会が決めたお年寄り理学療法士の立候補者に任せておけば,おそらく会長・副会長・理事のメンバーはほとんど変わらない顔ぶれになるでしょうね.
Twitterでも若手理学療法士が代議員選挙への出馬をほのめかすツイートをするなど,いつも以上に今回の代議員選挙には関心が寄せられている印象を受けます.
今回は日本理学療法士協会代議員選挙について考えてみました.
出馬を考えられる方ももう1日猶予があります.
また都道府県毎の選挙になった場合には,皆様も関心を持って選挙に参加し,自らの意思を明確にしましょう.
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[…] 日本理学療法士協会代議員選挙の立候補締め切りが明日まで今回は日本理学療法士協会代議員選挙について考えてみました. 出馬を考えられる方ももう1日猶予があります. また都道府 […]