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理学療法士・作業療法士は転職回数が多いと転職に成功しにくいのか?
理学療法士・作業療法士は資格職なので繰り返して転職される方も少なくないと思います.
しかしながら理学療法士・作業療法士って転職回数が多いと転職に成功しにくくなるのでしょうか?
今回は理学療法士・作業療法士は転職回数が多いと転職に成功しにくいのかについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士の転職回数の数え方
まず基本的なところですが転職回数の数え方です.
基本的には正職員として在籍した病院(施設)数-1が転職回数ということになります.
つまり,最初に就職した病院・施設はカウントしない計算となります.
この計算で皆さんは何回転職をしていることになるでしょうか?
転職回数は何回まで許される?
転職回数は何回までであれば許されるのでしょうか?
転職回数に関して,転職サイトにおける調査では20代では3回,30代では5回で多いといった印象を持たれることが多いようです.
また転職回数も重要ですが,それ以上に就業期間が短いと「腰を落ち着けて仕事に取り組む意識がない」と病院や施設の採用担当者の印象も低いものとなるでしょう.
ただし転職回数が多かったリ,就業期間が短い場合でも,転職理由が明確であり納得いくものであれば,マイナスに評価することはあまりないようです.
なぜ転職回数が多い理学療法士・作業療法士を採用したくないのか?
なぜ病院や施設の転職回数の多い理学療法士・作業療法士を採用したがらないのでしょうか?
理由は簡単です.
転職回数が多い場合には,コミュニケーション能力が低くチームで協力して仕事ができない,責任感がない,せっかく採用してもすぐに辞めてしまうのではないかといった印象を受けるためです.
また採用活動をするのにも時間やお金がかかりますので,転職回数が少なく在籍期間が長い人の方が安心して採用できるわけです.
ただ繰り返しにはなりますが,転職回数が多くても転職理由が明確であれば,十分に逆転することも可能です.
転職回数が多いことがプラスに作用することも
上述したように転職回数が多いと病院や施設採用担当者はマイナスの印象を持ってしまうこともありますが,逆にプラスに働くケースもあります.
ここでも重要なのは転職に対する明確な理由が明確かどうかといった点です.
転職回数が多い場合には,面接の際になぜ転職が多いのかといった質問がなされることは間違いありません.
退職理由に一貫性がなかったり,常に人間関係がうまくいっていなかったという場合には,病院や施設の採用担当者は採用を躊躇してしまう可能性があります.
そのため,退職理由はマイナスイメージを与えないような内容で明確にし,それぞれの職歴で経験したことや得ることのできたスキル,学んだことをしっかり伝えることが重要です.
そうすると転職回数をキャリアとしてとらえてもらえるようになります.
特に理学療法士や作業療法士の場合には,医療の高度化や高齢化が進む社会においては,求められるスキルにおいても専門性が高いことから,経験者が求められることも多いです.
また専門性だけでなく,応用力や臨機応変に対応できるスキルも重要視されますので,転職回数もその人のキャリアとして評価される傾向にあります.
転職回数をキャリアとしていかにアピールするかが重要です.
理学療法士・作業療法士が転職回数が多くても採用されるコツ
マイナスイメージになりがちな転職回数ではありますが,理学療法士・作業療法士が転職回数が多くても経験してきたことを新しい病院や施設でどう生かしていきたいのかをアピールすることができれば成功につなげることができます.
転職回数が多い理学療法士・作業療法士が転職を成功させるためには,プラスになる職務経歴書を作ることが重要です.
転職回数が多い場合には,その回数の多さをプラスの印象に変えるような職務経歴書を作ることが重要となります.
実際のところ,履歴書を見るだけで転職回数の多さがマイナスになる場合もありますので,この職務履歴書で転職回数をプラスに変えることが重要なポイントとなります.
理学療法士・作業療法士であれば急性期・回復期・生活期といったさまざまな病期のリハビリテーションの経験があるとか,さまざまな分野の疾患に対応できるとか,転職回数をプラスに働かせるようなもっていき方が重要です.
今回は理学療法士・作業療法士は転職回数が多いと転職に成功しにくいのかについて考えてみました.
転職回数が多い理学療法士・作業療法士が転職を成功させるためには,転職理由を明確にすることが重要です.
また転職回数の多さをキャリアに変えるような履歴書の作り方が重要です.
ただ理学療法士・作業療法士って履歴書を作成するのってあまり得意ではないと思います.
転職回数が多い理学療法士・作業療法士こそ転職サイトに登録して転職エージェントに相談しながら履歴書を作成することが重要です.
また面接では必ずなぜ転職回数が多いのかといった点について問われますので,その際に明確な転職理由を回答できるようにエージェントに相談しながら面接対策も行っておく必要がるでしょう.
転職回数が多いほど転職が難しくなるのも事実ですので,繰り返しにはなりますが転職回数の多い理学療法士・作業療法士こそ転職サイトに登録して転職を成功させましょう.
ここでは私が過去に利用したことのある転職サイトをご紹介させていただきます.
PTOTSTワーカー
PTOTSTワーカーは業界でもトップクラスの求人数を誇っているのが特徴です.
看護師・医師などの医療関連職の転職をサポートしている医療WORKERグループですので,病院・クリニック・診療所・介護施設・リハビリ施設などの求人の形態も豊富です.
また長年各医療関連施設との人材紹介で培った信頼性から求人数がありますので,他社にはない独占求人,新設などの関係で 一般には公開されない非公開求人も多いです.
またこういった転職サイトって地方求人に対応していなかったりしますがここは地方の求人も豊富ですので地方への転職を考えられている方にもお勧めです.
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アドバイザーは病院・クリニック・リハビリ施設などとも密接な関係なので求人票に載っていない職場関係・一緒に働く人の人柄などの現場の情報を知ることが出来ます.
転職回数が多いといった点を記載した上で,転職回数をキャリアとして捉えてもらえる職場を探しているといったポイントをエントリーシートに入力することが可能ですのでそういった要望を書き込んでおくことが重要となります.
マイナビ
マイナビは転職サイトの大手ですので知らない方はいらっしゃらないかもしれませんが,理学療法士の求人数も5000件を超えているマンモス人材バンクです.
転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.
マイナビに限ったことではありませんが,転職回数が多いといった点を記載した上で,転職回数をキャリアとして捉えてもらえる職場を探しているといったポイントをエントリーシートに入力することが可能ですのでそういった要望を書き込んでおくことが重要となります.
あなたに必要なさまざまな情報をくださいますし,転職に関して職務履歴書の作成や面接対策などのサポートも頂けます.
マイナビコメディカルには東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫の求人が多いので,東京・神奈川・千葉・埼玉・群馬・栃木・茨城・岐阜・静岡・愛知・京都・大阪・兵庫に在住の理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の方は,業界最大手のマイナビへの登録がお勧めです.
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特にここは東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県の求人が豊富なので,関東圏で転職をお考えの方にはお勧めです.
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転職回数が多いといった点を記載した上で,転職回数をキャリアとして捉えてもらえる職場を探しているといったポイントをエントリーシートに入力することが可能ですので要望を書き込んでおけば,あなたに合った求人情報を紹介してくださいます.
株式会社メディカル・コンシェルジュ
転職回数が多いといった点を記載した上で,転職回数をキャリアとして捉えてもらえる職場を探しているといったポイントをエントリーシートに書き込んでおけばさまざまな情報をくださいますし,転職に関して職務履歴書の作成や面接対策などのサポートも頂けます.
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