運動を継続できない言い訳を打ち破る方法

運動療法・物理療法
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 運動を継続できない言い訳を打ち破る方法 

これだけ科学的に様々な検証が行われる時代になり,ダイエット(減量)に効果的な運動というのはある程度明らかにされてきておりますが,食事制限にしても運動療法にしても問題となるのはその継続性です.

仮に食事制限や運動を継続できる方法を発見できれば,それはノーベル賞ものだと思います.

運動を継続できないときには,いろいろと言い訳を作って,運動不足とわかりながらも運動を後回しにしてしまう方は多いのではないでしょうか?

当然ながらわれわれが生活を行う上では,運動以外にも時間を費やさないといけないことは山ほどあります.

今回は運動を継続できない言い訳を打ち破る方法について理学療法士の視点で考えてみたいと思います.

group of women doing yoga

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 時間がないから運動できない 

運動しない言い訳として最も多いのが,時間が無いといった言い訳です.

体を動かすためには特別な時間を作る必要があると考える方も少なくないと思いますが,そうでもありません.

運動を生活の中心に据えて考える必要はありませんし,ほんの10分程度で行える効果的な運動もあります.

時間が無いという言い訳をされる方の多くは,時間が無いのではなく,時間をとってまで運動を行うほどの意義を感じていないといった場合がほとんどです.

ただ怪我や病気をした際には,怪我や病気を治すために時間をかけますよね?

時間が無くても皆さんは歯磨きはしますよね?

運動することの強い価値観を見いだせれば,実は時間が無いといった言い訳をする人はほとんどいなくなるでしょう.

 

 

 

 

 

 

 子供がいるから運動できない 

子供たちも一緒に参加できる運動はたくさんあります.

子供たちを巻き込みながら,運動をする習慣を身につけることをお勧めします.

運動を通じて親子間の絆を深める良い機会にもなります.

子供の自転車の練習を兼ねて運動をするというのも1つだと思いますし,公園で一緒に遊ぶというのも運動なわけです.

運動を行うといっても毎回の運動がすべてMetsで運動量を計測できるようなきちんとした運動である必要はないのです.

毎日続けることが何より重要であり,周りの人間を巻き込むことは,運動の継続性を考えても非常に意味があるのです.

 

 

 

 

 

 

 運動が嫌いだから運動できない 

幼少期から運動に対して苦手意識を持っている方も多いと思います.

運動を避ける理由は人によってさまざまですが,運動自体を楽しめないということも,運動を継続できないその理由の1つとして考えられます.

解決策としては,自分に合った運動方法を見つけることが重要です.

全員がランニングに取り組む必要はありませんし,中にはプールでの運動であれば継続的に取り組めるといった場合もあると思います.

この運動を絶対に行わなければならないといった意識は捨て,自分が楽しめる運動に取り組むことが重要です.

それでもなかなか運動が好きになれないといった場合には,運動の最中に何か好きなこと,たとえば好きなテレビ番組をみたり,音楽を聴いたりすることで,運動を少しでも楽しめ工夫を取り入れてみるとよいでしょう.

 

 

 

 

 

 

 疲れているから運動できない 

仕事でぐったりして運動しようと思うものの,疲れてまったく動けないなんてこともあると思います.

しかしながら疲れているときこそテレビを観るより体を動かすことで元気になる場合もあります.

また仕事の中に運動を取り入れるというのも非常に有効です.

ちょっとした運動機会を増やすことができれば,それだけで十分に意味があるのです.

 

 

 

 

 

 

 ジム会員じゃないから運動できない 

家の近くにトレーニングジムがない,トレーニングジムに通うお金が無い,こんなのは運動を継続できない理由にはなりません.

運動には必ずトレーニングが必要なわけではありません.

トレーニングジムだと他人の目が気になって運動を行いにくいといった性格の方もおられるでしょう.

ウォーキングやランニングであれば場所は問いませんし,レジスタンストレーニングであっても,自分の体重の重みを使って運動をすることもできます.

最近はYoutubeにもさまざまな運動プログラムの動画がアップロードされておりますので,そういったものを使用して,自宅で運動を行う方法もお勧めです.

 

今回は運動を継続できない言い訳を打ち破る方法について理学療法士の視点で考えてみました.

はじめから完璧なプログラムをこなそうとしても継続できません.

気楽に自分に合った運動を楽しむということが長く継続する上では重要だと思います.

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