理学療法士・作業療法士に広まる新しい働き方!パラレルキャリアって何?

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PT・OTに広まる新しい働き方!パラレルキャリアって何?

理学療法士・作業療法士としてキャリアアップを目指すなら,働き方を見直してみるのもひとつの手です.

なかでもおすすめしたいのが,本業を続けながら異なる活動にチャレンジするパラレルキャリアという働き方です.

新たな活動を始めることで,自分の人生をいま以上に豊かにするためのヒントがみつかるかもしれません.

今回は理学療法士・作業療法士のパラレルキャリアについて考えてみたいと思います.

 

 

 

パラレルキャリアとは?

最近の新たな働き方として注目を集めているのがパラレルキャリアです.

ピーター・ドラッカー氏が提唱する生き方で,理学療法士・作業療法士としての本業を続けながら,同時にそれ以外の社会活動を行う働き方を指します.

就業時間外に本業とは全く関係のない業務を行う「副業」とは異なり,あくまでも理学療法士・作業療法士の本業に関連づけるという点がポイントです.

ボランティア活動やNPO活動,地域活動などへの参加など,必ずしも報酬を得ることだけを目的としません.

理学療法士・作業療法士の本業につながるような社会活動を並行することによって,理学療法士・作業療法士としての本業のスキルを向上させたり,新たな世界が拓けたり,理学療法士・作業療法士個人としてのキャリアアップを目指す生き方といえるでしょう.

こうした社会活動を通して得た経験や人脈を本業にフィードバックし,業種の垣根を越えてインプットとアウトプットを繰り返しながら,好循環が生まれるきっかけとなるのがパラレルキャリアです.

 

 

 

報酬やキャリアの向上を実現できる

とはいえ,本業と同時に別の活動を行うことは簡単ではありません.

しかしながらパラレルキャリアの活動を通して得た知識や経験を理学療法士・作業療法士としての本業に生かすことで,仕事の幅を広げることにもつながります.

新しい出会いから新規のプロジェクトが始まることもあるでしょうし,所属する病院・施設に貢献しながら,自身のキャリアアップにもつながります.

さらに本業と並行して働いたり学んだりするうちに,活動による報酬を獲得できる可能性もあります.

現在の少子高齢化によって勤労者が減少している現状を考えると,パラレルキャリアが拡大することは社会にとっての意義も大きいはずです.

 

 

 

理学療法士・作業療法士の知識を活かせる活動は?

理学療法士・作業療法士のパラレルキャリアであれば,まずはどんな分野に力を活かすことができるかを考えてみましょう.

まずは他業種の人と意見交換ができるような勉強会に出席することがおすすめです.

例えば医療政策に関する勉強会では各分野のプロフェッショナルと交流しながら,自身の経験を情報として提供できるチャンスがあります.

また大学や製薬会社の研究にボランティアとして参加したり,理学療法士・作業療法士の仕事の体験を記事にするライターとしての活動も1つの形となるでしょう.

未知の世界に飛び込む自信がないという方は,今ある人脈を活かすことも考えてみましょう.

卒業した大学や専門学校時代の同窓会の幹事をしてみるのもいいですね.

同じ学部を卒業しても,卒業後はあなたと違う職種を選択している人もいます.

そこで新たな情報を獲得したり,ビジネスチャンスに出会えたりするかもしれません.

今の自分にできる範囲で無理なくステップアップしていくことが重要です.

 

 

 

理学療法士・作業療法士としての本業に支障をきたすのはNG

理学療法士・作業療法士としてパラレルキャリアがうまく進むようになると,本業以外の活動に力を入れすぎてしまいがちです.活動にのめり込みすぎたり,スケジュールを詰め込みすぎたりすると,キャパシティオーバーになりがちです.

他の活動によって本業に支障が及ぶと,本来の目的があいまいになってしまいます.

理学療法士・作業療法士としての本業をしっかりこなしながら,本業でのキャリアアップを前提として活動する意識が大切です.

時間や体調,タスクの管理に努め,計画的に活動を進めることが重要です.

 

 

 

経験豊富な理学療法士・作業療法士を目指して

専門職である理学療法士・作業療法士にとって,パラレルキャリアは自分の知識や経験を活かして新たな活動ができる魅力的な生き方です.

どんな活動をすればよいかわからなくても,ひとつに絞る必要はありません.

興味や関心のおもむくままに積極的にチャレンジしていくと,知識や人脈はそのたびに広がっていきます.

幅広い目線でインプットとアウトプットを繰り返し,多彩な視点をもった理学療法士・作業療法士を目指しましょう.

 

 

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