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認定理学療法士試験まで2週間をきりました
認定理学療法士試験が2019年3月2日(土)執り行われます
今年も認定理学療法士試験の日が近づいてきました.
私が受験したのはもう5年以上前になりますが,過去問や予想問題の無い中で講習会資料とひたすらにらめっこしたのを思い出します.
今回は認定理学療法士試験についてご紹介いたします.
2018年度認定理学療法士試験について
2019 年 3 月 2 日(土)に行われます.
試験会場は北海道(北海道札幌市内(北海道大学,札幌医学技術福祉歯科専門学校 他)),関 東(東京都 23 区内 (日本大学,工学院大学 他),関 西(大阪府豊中市内(大阪大学 他)),九 州(福岡県福岡市内(福岡大学 他))の4 都市で実施される予定となっております.
受験者の増加によって1都市で2会場以上の受験場所になっているのも数年前との大きな違いです.
基本的には試験申請時に希望した受験希望都市で受験することとなっております.
試験当日のスケジュール
基本的に4都市で決まった時間に一斉に試験が行われます.
最近はSNSなどで情報がすぐに広がりますので,時間管理も厳格となっております.
・12 時30 分から12 時55 分 … 試験前オリエンテーション
・13 時00 分から13 時50 分 … 1 領域受験
・13 時00 分から14 時10 分 … 2 領域受験
・13 時00 分から14 時30 分 … 3 領域受験(14 時10分より退出可)
・13 時00 分から14 時50 分 … 4 領域受験(14 時30分より退出可)
試験時間は1領域受験者は50分,2領域受験者は70分,3領域受験者は90分,4領域受験者は110分となっております.
気になる問題数は?何問以上正当で合格なのか?
問題数ですが共通問題9問,認定領域問題(1領域あたり)15問となっております.
1領域受験の場合には,共通9問 + 認定15問の24問,2領域受験の場合には,共通9問 + 認定15問 + 認定15問ということになります.
何問以上の正当で合格なのかについては明らかにされておりませんが,問題数が3の倍数であることから,6割以上の正当で合格というのが以前からの噂です.
試験問題の形式と出題範囲
試験問題は五者択一のマークシート形式です.
これは理学療法士国家試験の形式に準拠した形式ですが,理学療法士国家試験のように2つ以上の選択肢を同時に選択するような問題は無く,基本的には正しいものを1つ選択せよとか,誤っているものを1つ選択せよといった問題となります.
出題範囲ですが,共通問題は協会指定研修での講義内容が中心に出題されます.
私の印象ですが,日々認定領域の勉強をしていれば,認定領域の問題はある程度点数が取れるのですが,共通でつまづく方の方が圧倒的に多いです.
倫理や医療安全,研究法って普段学習することが少ないので,試験まで2週間を切りましたので,残りは共通問題に比重をおいて勉強されることをお勧めします.
当日必要なもの
日本理学療法士協会会員証,身分証明書(顔写真付きの公的な身分証明書),受験票,HBの黒鉛筆またはシャープペンシル,消しゴム,鉛筆削り,腕時計を準備する必要があります.
なんか国家試験を思い出しますね.
当然ですが試験中はテキスト・参考書類は使用できません.
試験中は携帯電話・スマートフォンの電源を切ることになっておりますので,マナーモードや時計機能としての使用も禁止となります.
普段時計を使用していない方も時計を必ず準備しましょう.
問題数は少ないので時間が無くて間に合わないという人はあまりいないかもしれませんが,時間がわからないと焦ってしまって実力を発揮できないかもしれません.
この認定理学療法士試験ですが,試験問題が返却されないうえに,試験問題や解答も公開されません.
そのため非常に情報が少ないのです.
試験問題の転載および転売についても禁止されています.
今回は認定理学療法士試験についてご紹介いたしました.
今年受験される方は体調管理にもきをつけて最後の追い込みで合格を勝ち取ってください.
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