介護予防

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修正版30秒起立-着座テスト:起立着座テストが困難な高齢者に対する新しいテストの考案-信頼性・妥当性の検証-

今回は従来の起立着座テストが困難な高齢者に対する新しいテストとして考案された修正版30秒起立-着座テストについて妥当性・信頼性を検討した論文を紹介させていただきました. 確かにCS-30等は困難な虚弱高齢者が多いので,こういった虚弱高齢者向けの筋力テストの必要性を感じますが,結果が残念なのは膝伸展筋力と有意な相関が無いといった点です.
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虚弱高齢者に対する全身振動運動が身体機能に与える影響(無作為化比較試験)

今回は虚弱高齢者に対する全身振動運動が身体機能に与える影響について明らかにした無作為化比較試験をご紹介させていただきました. この研究の素晴らしい点は対照群に加えて,偽全身振動運動群を設定しているところですね. この結果からも振動療法の有用性が確認できます. 全身振動療法は機械さえ備わって,適切な評価のもとで安全性さえ担保できれば,簡単に実施できますのでとても有用ですね.
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高齢者のシルバーカーは貸与(レンタル)か購入か?

今回は高齢者のシルバーカーはレンタルが得か購入が得かについて考えてみました. 私自身はまずは高齢者に貸与していただいて,使いやすくて長く使うようであれば購入を勧めます. ただ最終決定は高齢者ご本人ですので,まずは理学療法士・作業療法士はシルバーカー貸与そしてシルバーカー購入各々のメリット・デメリットをきちんと説明した上で,ご本人の価値観で選択してもらうということが重要でしょうね.
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理学療法士・作業療法士も知っておきたいオステオサルコペニア

オステオサルコペニアというのは,骨粗鬆症とサルコペニアを合併した状態ですが,われわれ理学療法士・作業療法士は筋量や筋力に着目した研究報告というのは非常に多くなってきておりますが,今回の結果から考えると骨量にも着目することが非常に重要だと考えられます.
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夜間頻尿が高齢者の転倒・骨折に与える影響

今回は夜間頻尿が高齢者の転倒・骨折に与える影響を調査したシステマティックレビューならびにメタアナリシスをご紹介させていただきました. この結果を踏まえると,薬物療法をはじめとした夜間頻尿の治療を第一に行うことが転倒・骨折予防につながると考えられます. また夜間頻尿のある場合にはポータブルトイレを使用する等の対策を理学療法士・作業療法士の評価のもとで行うことが重要であると考えられます.
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どこでも誰でもフレイルが簡単にスクリーニングできる新しいツール

今回は5つの質問から簡単にフレイルをスクリーニングできる方法に関する論文をご紹介させていただきました. フレイルに対しては,2024年度までに全ての市町村でチェック・予防事業が開始されることが決まっておりますので,今回開発されたチェックシートは簡便であり,非常に魅力的ですね.
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地域ケア会議において理学療法士が行う助言のポイント

今回は厚生労働省が公表している専門職向け手引きを元に理学療法士が助言する際のポイントについて考えてみたいと思います. 的外れなKY発言をしてしまうと理学療法士の信用もガタ落ちです. ニーズをしっかりと把握した上で良い仕事ができるようにしたいですね.
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発表されたばかりの2019年版AWGSによるサルコペニア基準を必ずチェックせよ!

今回は第6回日本サルコペニア・フレイル学会大会で,本邦で初めて公表されたAWGSによる2019年度のサルコペニア基準についてご紹介させていただきました. この2019年版のAWGSをふまえた上で,来年初頭にはサルコペニア診療ガイドラインが改訂される予定のようです. 理学療法士の皆さんもこのガイドラインから目が離せませんね!
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膝伸展筋力は握力よりも高齢者における機能的パフォーマンスを予測する要因になり得るか?

今回は膝伸展筋力は握力よりも高齢者における機能的パフォーマンスを予測する要因になり得るか否かを明らかにした報告をご紹介させていただきました. 比較的元気な高齢者においては握力は身体的パフォーマンスを決定づける要因として使用できますが,介護が必要な虚弱高齢者においては握力よりも膝伸展筋力の使用が適切だということですね.
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新たな理学療法士の職域拡大?地域包括支援センターへの理学療法士配置,介護予防事業運営

今回は日本理学療法士協会から提案された一般介護予防事業等の推進方策に関する提案について考えてみました. 新たな職域拡大の可能性のある提案ですので,この件については今後も注目しておく必要がありそうですね.
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第6回日本予防理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介④

今回はこの第6回日本予防理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
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第6回日本予防理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介 その③

今回はこの第6回日本予防理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
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第6回日本予防理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介②

今回はこの第6回日本予防理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
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第6回日本予防理学療法学会開催までに読んでおきたい研究紹介1

今回はこの第6回日本予防理学療法士学会の一般演題の中から面白そうな研究をいくつかご紹介いたしました. 学会に参加される方は学会までに抄録をしっかり読み込んで参加したいですね.
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Timed up & Go testの結果から将来的な骨折発生を予測できる

今回はTUGで骨折を予測できる可能性があるといった論文を紹介させていただきました. 興味深いのは骨量から独立して骨折リスクを予測する要因になり得るといった点です. この結果から見ると骨折予防においては,骨粗鬆症の予防と身体機能向上といった両面からのアプローチが重要であると考えられます.
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運動の種類(個別 or 集団)と高齢者の身体的・精神的健康との関連性

今回は1人で運動に取り組む方法と他者と一緒に運動に取り組む方法といった運動方法の相違が身体活動・身体機能・精神的健康に与える影響を明らかにした報告をご紹介させていただきました. 地域の通いの場でわれわれ理学療法士が通いの場で運動に取り組む意義を説明する際に役立ちそうなデータですね.
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長期臥床および抗重力活動が筋特性に及ぼす影響

今回は長期臥床および抗重力活動が筋特性に及ぼす影響について考えてみました. われわれ理学療法士・作業療法士は廃用性機能低下を予防するためにクライアントに対して動きましょう,身体活動量を増やしましょうといった指導をすることが多いと思います. 今回ご紹介させていただいたようなデータを用いながら,客観的に高齢者に運動指導を行っていけるとよいと思います.
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加齢に伴う筋委縮が起こりやすいのは大腰筋,起こりにくいのはヒラメ筋

今回は加齢に伴って筋機能や筋特性はどのように変化するのかについて考えてみました. 冒頭でも述べたように,われわれ理学療法士・作業療法士が加齢に伴う筋機能低下の特性について把握しておくことで,高齢者の加齢に伴う機能低下に対して適切なアプローチが可能となると思います. 近年の老年分野のAgingに関連する報告は目覚ましいものがあり,今後も注目しておく必要があるでしょう.
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訪問リハビリ・退院前訪問指導の際の駐車場ってどうしてますか?

少しわかりにくい内容もありますが,道路交通法第45条第1項に車両の駐車に関して,かなり柔軟に対応がなされるといった旨の文書だと思います. 訪問リハビリ事業者にとっても書類提出等の手間が少し減るなといった印象の通知です. ただこの道路交通法ばかりに甘えていてもいけないと思います. 基本的なマナーを遵守した上で可能な限り迷惑の掛からない駐車場所を考える,移動方法を考えるといった配慮も必要でしょう.
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病院のコンビニにローソンが多い

医療費の増大が問題となる今,消費者にとって身近な存在であるコンビニが予防医学の役割をサポートすることは,持続可能な社会づくりにとって非常に重要であると考えます. 理学療法士がコンビニと提携して運動を主体とするサービスを提供するといった働き方も今後の新しい展開かもしれません. 時代のニーズに合わせて進化するコンビニに今後も目を向けておく必要がありそうです.
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地域ケア会議における理学療法士・作業療法士の役割

今回は地域ケア会議における理学療法士・作業療法士の役割について考えてみました. 各地域で自立支援型の個別ケア会議が開催されるようになってきておりますが,われわれリハビリテーション専門職の必要性を理解していただくためにも,個々の理学療法士・作業療法士がケア会議できちんとした結果を残すことが重要だと思います.
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高齢者を歩行分析する際には歩行リズムと環境との調和を評価すべき

今回は高齢者の歩行分析について理学療法士の視点で考えてみました.高齢者を歩行分析する際には,様々な視点があると思いますが,歩行リズムと環境との調和に着目して評価を行うのも1つの方法だと思います.
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ラジオ体操による介護予防って?

本邦における地域の通いの場では高知県で開発されたいきいき百歳体操を使って介護予防を普及している市町が多いと思いますが,ラジオ体操をツールに通いの場を展開するというのも1つだと思います. またいきいき百歳体操も継続的に行っていると,飽きてきたりもしますのでそういった際にラジオ体操を活用するというのも1つの方法ではないでしょうか?
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寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するのか?

寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するのでしょうか?かつてはベッドレスト研究といって寝たきりになるとどのくらい筋力が低下するかといった研究は少なくなかったわけですが,ここ最近は日本では倫理的にこういった研究を行うことが難しくなっております.今回は理学療法士の視点で寝たきりによる廃用性筋力低下について考えてみたいと思います.
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認知機能によって転倒の原因が違う

つまり認知機能が良好な集団にはバランス機能向上を図るような介入が,軽度認知機能低下を有する集団には転倒恐怖感を取り除くとともに下肢筋力を向上させるような介入が,認知機能低下を有する集団には転倒恐怖感を取り除き下肢筋力を向上させるような介入とともに,二重課題能力を改善させるような介入が必要であると考えられます.
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靴下カバーやルームソックス・ルームシューズを履くと本当に転倒しやすくなるのか?

靴下カバーやルームソックス・ルームシューズ着用着用を好む対象者への生活指導としては,年齢に関わらず履物条件の違いによって方向転換時に歩行速度が遅くなる,あるいは歩幅が短くなるような対象者に対しては,靴下カバー着用について制限する必要があるかもしれません.靴下カバーの代わりに少し硬性の高いルームシューズを履くなどの対応も必要であると考えられます.
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曲線歩行能力の加齢による変化について

8の字歩行テストや3mジグザグ歩行テストはまだまだ普及している曲線歩行のテストとは言えませんが,こういったデータが増えていけば曲線歩行のテストとして本邦でも定着してくる可能性がありますね.
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2 ステップテストを用いた定量的な歩行能力評価 -信頼性・妥当性の検討および屋外歩行自立に関する基準値の作成-

2ステップテストは歩行速度の測定ほど広いスペースを必要としないため,高齢者の歩行能力を簡便に評価する手段として有用であると言えます.しかしながらこれまで基準値やカットオフ値というのが明らかにされておりませんでした.今回の研究で2 ステップテストの高い信頼性と妥当性が確認され,屋外歩行自立に関する基準値が明らかにされました.
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意外と知らないロコモ度テスト

ロコモティブシンドロームに該当するかどうかは,ロコモ度テストと呼ばれるテストによって判断が行われます.今回は理学療法士の視点でこのロコモ度テストについてご紹介させていただきます.
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地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連 年代によって閉じこもりの原因が異なる

今回は第5回日本地域理学療法学会学術大会の一般演題の中から地域在住高齢者におけるサルコペニアと閉じこもり発生の関連について検討した研究をご紹介させていただきました.年齢層別に閉じこもりに関連する因子が異なるというのはわれわれ理学療法士・作業療法士にとっても非常に有益な情報であると思います.こういった情報を参考に閉じこもり予防に地域で活躍する理学療法士・作業療法士が増えるとよいですね.
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