20代の理学療法士・作業療法士へ転職の勧め

就職活動
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20代の理学療法士・作業療法士へ転職の勧め

もう少しで新年を迎えますが,来年度からの転職を考えている方もおられると思います.

転職活動を行う上で,転職のタイミングというのは非常に重要です.

今回はどのタイミングで転職を考えるべきかについて考えてみたいと思います.

 

 

 

同じ職場に居続けることは間違いなのか?

生涯を通じて1つの職場で勤務するというのは決して間違いではないと思います.

自分の理想とする職場に勤務しているのであれば,わざわざ転職をする必要はありません.

転職によって環境が変われば,引っ越しやいろいろな手続きも必要となります.

加えて考えておかなければならないのは,新しい転職先で長期間にわたって勤続したとしても,勤続年数は短くなってしまいますので,退職金は減ってしまい,結果的な生涯年収が減少してしまう恐れもあります.

 

 

 

転職のメリット

では転職することのメリットって何でしょうか?

同じ職場に長く務めていると,理学療法士・作業療法士といった専門職としてもそうですが,社会人としても,そこの職場の考え方ややり方が定着してしまいます.

また急性期・回復期・生活期といったリハビリテーションにおける病期の中で,phaseによって全く見える景色が違いますので,他のphaseを経験して初めて見えるものがあるわけです.

例えば急性期で勤務していると在宅のイメージというのは湧かないわけですが,生活期で在宅を経験すれば,急性期や回復期での関わり方も大きく変化します.

前述したように1つの職場に居続けることにも,さまざまなメリットがあるわけですが,1つの職場に定着してしまうと視野が狭くなってしまうというデメリットもあります.

もちろん1つの職場で勤めながら,研修会や学会等に参加するといったように,自分自身の視野を広げる方法はいろいろとあるわけですが…

 

 

 

 

転職のタイミングは20代がお勧め

私が就職した15年ほど前には,まずは県外の有名病院に就職して,将来的に地元へ戻ろうといった同級生が多くいました.

若いうちに大きい病院で修行して,年をとったら地元へ戻ろうといった考え方です.

今もこういった考え方をする方は少なくないと思います.

ただ以前に比較して理学療法士・作業療法士は急増しており,このようなUターン転職が難しくなっている現状もあります.

特に30歳を超えると雇用する側も,さまざまな理由で採用を見送るといったことも少なくないようです.

現役で大学を卒業して就職したとすると,5年目で27歳,6年目で28歳,7年目29歳ということが多いと思います.

実はこの5~7年目というのは転職するタイミングとしては絶好のタイミングなわけです.

特に理学療法士・作業療法士の業界では,平均年齢が若いので,5~7年目というのは中堅に当たるわけです.

求人側も新卒ばかりでなく,経験のある中堅的な立場の理学療法士・作業療法士を採用したいと考えていることも少なくありません.

5~7年目の理学療法士・作業療法士というのは,第1線で活躍できる経験値を持ちながら,若さと柔軟性を備えた年代であるといえると思います.

30歳を超えると,健康面でも柔軟性という面でも不安が出てきますので,20代後半の理学療法士・作業療法士を雇用したいと考えている病院・施設は少なくないと思います.

 

 

 

求人サイトへの登録のすすめ

そうはいっても転職となるとかなり勇気と行動力が必要です.

仕事をしながらとなるとなかなか腰が重いという方も多いのではないでしょうか?

こういった場合に,求人サイトへ登録しておけば,自分の希望に合う職場を転職サイトのエージェントの方が探し出して教えてくれます.

一般的に転職に際しては見学・面接・就職試験といったスケジュール調整も早めに設定をする必要がありますが,働きながらこういった調整をするのは骨の折れる作業です.

転職サイトへ登録しておけば,このあたりの煩雑な作業をエージェントの方が代行してくださいますので,まずは登録をお勧めします.

ちなみに登録は無料ですので,登録しない手はないと思います.

以下に私が過去に利用したことのあるサイトをご紹介いたします.

マイナビ



マイナビは転職サイトの大手ですので知らない方はいらっしゃらないかもしれませんが,理学療法士の求人数も5000件を超えているマンモス人材バンクです.

転職を考えておられるのであれば,ここは確実に押さえておきたいですね.

特にマイナビは離職率が低い就職先を多く扱っているという特徴があり,職場の雰囲気や働きやすさを重要視して転職をしたい人にはお勧めです.

 

 

 

 

 

PTOTSTワーカー



PTOTSTワーカーは業界でもトップクラスの求人数を誇っているのが特徴です.

看護師・医師などの医療関連職の転職をサポートしている医療WORKERグループですので,病院・クリニック・診療所・介護施設・リハビリ施設などの求人の形態も豊富です.

また長年各医療関連施設との人材紹介で培った信頼性から求人数がありますので,他社にはない独占求人,新設などの関係で 一般には公開されない非公開求人も多いです.

またこういった転職サイトって地方求人に対応していなかったりしますがここは地方の求人も豊富ですので地方への転職を考えられている方にもお勧めです.

理学療法士・作業療法士・言語聴覚士の各職種専門のアドバイザーが専任で担当してくださいますので,要望のヒアリングから入職まで トータルで転職をサポートしてくださいます.

アドバイザーは病院・クリニック・リハビリ施設などとも密接な関係なので求人票に載っていない職場関係・一緒に働く人の人柄などの現場の情報を知ることが出来ます.

 

 

 

PTOT人材バンク



ここは非常に求人数も多く,希望する転職先の情報を細かく登録できるのでお勧めです.

私自身も転職時にはこういった人材バンクに登録をしておりましたが,エージェントの方が自分に合った新しい職場に関する情報を提供してくださいます.

また施設見学や面談の日取りのスケジュール調整までしてくださるのでとても便利です.

 

エージェントの方を通じてこういった情報を得てもらえるので,有休消化や残業時間などが気になる方はこういったサイトに登録しておいて,情報を得た上で,転職を考えることをお勧めします.

 

特にPTOT人材バンクは管理者募集等の高年収の求人を多く扱っておりますので,転職をきっかけにスキルアップしたい方にはお勧めです.

 

 

 

 

 

 

今回は理学療法士・作業療法士がどのタイミングで転職を考えるべきかについて考えてみました.

転職経験のある私の経験から言うと,転職の成功を決めるのは,タイミングと行動する勇気だと思います.

冒頭でも述べましたが,転職はメリットばかりではありません.

今の職場の給与や人間関係,そういったものを考慮した上で転職を考える必要があるでしょう.

転職を考えておられる方は,まずは求人サイトに登録してみてはいかがでしょうか?

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