理学療法でよく使う略語~今さら知らないなんて言えないよな~

投稿者: | 2018年8月14日

今回はカルテ等でよく用いられる略語について紹介します.

けっこう知らない人が多いのですが,基本中の基本ですので確実におさえておきたいですね.

 

 

 

 アンプタ 

これはamputationの略語で切断という意味ですね.

 

 

 

 

 ウロ 

これは泌尿器科の略ですが,urologyの略ですね.

ウロ科に呼び出されたのでリハビリ室から戻ってくださいなんて呼び出されることも少なくありません.

 

 

 

 ENT 

病院では退院のことをENT(えんと)と呼びますが,ドイツ語のEntlassenの略称です.

最近はENTと呼ぶことは少なくなっており,dischargeといった用語が用いられることが多いです.

ちなみに耳鼻咽喉科(ear, nose and throat)もENTと略されますので注意が必要です.

 

 

 

 

 Do 

これってカルテに記載されることの多い略語ですが,英語で“ditto(前に同じ、同上)”のことを“do.”と略します.ですので英語の「する」といった意味をもつ“do”とは異なるものですので注意が必要です.

したがって前に何も記述していないのに,“do”という用語を用いている場合は誤りとなります.

前に同じという意味なのに前に何も書かれてなければ何と同じなのかわかりませんよね.

カルテの一番上の記事に“do”と記載されているのをみたら,その理学療法士は“do”の本来の意味を理解していないと考えた方が良いでしょう.

 

看護・医学略語・用語ガイドブック [ 飯田恭子(健康科学) ]

 Fx 

骨折のことを指します.骨折は英語でFractureと表記しますが,”x”なんかどこにも含まれておりません.

医学英語のうち略語であることを示す場合には末尾にxをつけるのが通例となっているのです.

Fractureという文字列の中にxという文字はないのですが末尾にxが付いているのはそのためです.

ちなみに脱臼は英語でDislocationと表記しますが,この略語の末尾に”x”のルールにならってDxと略されることもあります.

 

 

 

 N.P. 

非常に誤解が多いのですが,これは”no problem”の略称ではありません.”not particular”の略称です.

特別な異常や変化がないといった意味です.全く問題がないということを意味するものではありません.

 

 

 

 pt 

理学療法士の略称だと思われるかもしれませんが,小文字で表記されている場合は”patient”の略称です.

”Physical Therapist”の場合の略称はPTと大文字で表記されます.

 

理学療法学事典 [ 内山靖 ]

 WB 

荷重(Weight Bearing)の略称です.ちなみにNWBはNon Weight Bearingの略称で完全免荷を意味します.

PWBはPartial Weight Bearingの略で部分荷重を意味します.

1/2PWBなどといった表記が用いられることが多いですが,1/2荷重を意味します.

そしてFWBですがこれはFull Weight Bearingの意味ですが全荷重を意味します.

全荷重というと全体重を負荷する指示のようにもとれますので,Free Weight Bearing(疼痛に応じて制限なく荷重)といった意味でとらえることもあります.

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