肩関節

棘上筋を効果的に活動させるにはどの肢位が良い?

今回の結果から考えると棘上筋を効果的に活動させるためには肩関節30度外転,30度水平屈曲,肩関節外旋位が良いということになりますね. この結果は理学療法評価はもちろんですが,棘上筋をターゲットとした運動療法にも活用できる結果ですね.
働き方

理学療法士・作業療法士台風の勤務の日あるある

今回は理学療法士・作業療法士台風の勤務の日あるあるについてご紹介させていただきました. 訪問リハビリテーションなんかは台風の日は命がけですよね. 仕事はもちろん大切ですが,台風の日は理学療法士・作業療法士の皆様も自身の身を守ることも考えて行動しましょう.
変形性膝関節症

ランニングは変形性膝関節症の原因になる?

今回はランニングは変形性膝関節症を増悪させるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 現在のエビデンスから言えばランニング量を増やすことが変形性膝関節症を発症させるかどうかはわからないということになりますね. 今後さらなる報告が期待されますね.
介護予防

超高齢者(90歳代)の歩行速度の標準は?

今回は超高齢者(90歳代)の歩行速度の標準を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると0.58m/sが1つの基準になりそうですね. また歩行補助具を使用しない場合には0.66m/s,歩行補助具を使用する場合には0.38m/sが1つの基準になるでしょう. 90歳代の男女のデータというのは過去にもほとんどありませんので本当に貴重なデータですね.
人工膝関節全置換術

人工膝関節全置換術例における膝蓋下脂肪体の切除による悪影響とは?

今回は人工膝関節全置換術例における膝蓋下脂肪体の切除による悪影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 膝蓋下脂肪体の切除を行っているTKA例では膝蓋骨低位とそれに伴う弊害に留意する必要がありそうですね.
人工股関節全置換術

脊椎圧迫骨折の既往のあるTHA例は術後機能改善が不良?

今回は脊椎圧迫骨折の既往のあるTHA例は術後機能改善が不良である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTHA例においては脊椎圧迫骨折の存在を確認し,脊椎機能を評価することが重要であると考えられます. 股関節機能を代償するための脊椎機能の評価といった視点が重要になるでしょう.
書籍紹介

2023年8月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2023年8月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
介護予防

地域在住高齢者の転倒予防には筋力よりも筋パワーの改善が重要?

今回は地域在住高齢者の転倒予防には筋力よりも筋パワーの改善が重要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると筋力よりも筋パワーが転倒と関連するということになりますね. そういった意味ではSTSのような筋パワーの評価が筋力の評価よりも広く用いられるのは妥当なところかもしれません. STSの方が測定も簡単ですしね.
脳卒中

脳卒中症例に対する後ろ歩き練習は有効なの?

今回は脳卒中症例に対する後ろ歩き練習の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると前向き歩行練習と後ろ向き歩行練習では改善する機能が異なるということですね. 麻痺肢の機能改善に焦点を当てるのであれば前向き歩行練習,非麻痺肢の機能改善に焦点を当てるのであれば後ろ向き歩行練習ということになるでしょうか.
運動療法・物理療法

脱水が筋力トレーニングに与える影響ってあるの?

今回は脱水が筋力トレーニングに与える影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 脱水はリスク管理の側面から危険であることはもちろんですが,トレーニング効果にも影響を与えるということですね. 水分摂取をしっかりと促したうえでトレーニングを行う必要がありますね.
運動療法・物理療法

離床時間が4分増えれば0.12日入院期間が短縮

今回は離床時間を何分伸ばせばどのくらい入院期間が短縮できるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 数分でも離床時間を延長することが入院期間の短縮につながる可能性があると考えると理学療法士・作業療法士の介入にも価値があることが改めて実感できますね.
人工股関節全置換術

人工股関節全置換術(THA)後の鼠径部痛の原因として多い腸腰筋腱障害

今回は人工股関節全置換術(THA)後の鼠径部痛の原因として多い腸腰筋腱障害に関する論文をご紹介させていただきました. 当然ですが軟部組織のみならず骨形態やインプラントの特徴が腸腰筋腱障害の一因になるということですね.
介護予防

運動は本当に転倒予防に効果的なのか?

今回は運動は本当に転倒予防に効果的なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 運動介入により転倒発生はもとより転倒に伴う傷害発生を予防できるというのは有益ですね. 特に骨折などの重大事故を回避できるというのは大きいですね. われわれ理学療法士・作業療法士にとっても心強い結果ですね.
働き方

クレームを受けた時の理学療法士・作業療法士の対応

今回はクレームを受けた時の理学療法士・作業療法士の対応について考えてみました. できればクレーム応対はしたくないですが,クレーム応対において最も重要なのは初期対応です. 初期対応の際にいかにクライアントに誠意を感じてもらえる態度や身振りが行えるかが重要です. 日頃から意識しておくと突然のクレーム対応もうまく乗り切れるでしょう.
足関節周囲外傷

アキレス腱断裂症例では足関節底屈位での底屈筋力評価が重要

今回はアキレス腱断裂症例では足関節底屈位での底屈筋力評価が重要であるといったお話でした. 今回の結果から考えるとアキレス腱断裂症例では足関節底屈位で底屈筋力評価およびトレーニングを実施する必要がありますね.
人工股関節全置換術

THA例に外来理学療法は不要?セルフエクササイズの指導で十分?

今回はTHA例に外来理学療法は不要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えるとすべてのTHA例に外来理学療法が必要ということはなくセルフエクササイズの指導で十分な症例が大部分だということになりますね. 理学療法のアイデンティティを示せなければ今後ますます理学療法士の職域が狭くなってしまいそうですね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例に対するブリッジ運動の効果はいかに?

今回は脳卒中片麻痺症例に対するブリッジ運動の効果を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると脳卒中片麻痺症例の起立・着座運動の改善を目的としてブリッジ運動の指導を行うのは有益であるといえますね.
肩関節

前鋸筋の筋力トレーニングとして効果的な方法が明らかに

今回は前鋸筋の筋力トレーニングとして効果的な方法が明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に重要な知見ですね. 前鋸筋のトレーニングを行う場合には,肩甲骨プロトラクションに加えて上腕を外旋させることがポイントになりそうですね.
人工股関節全置換術

変形性股関節症例に対する運動療法の効果を明らかにした最新論文

変形性股関節症に対する運動療法は疼痛や機能改善に対して有効だということですね. これはわれわれ理学療法士・作業療法士にとって心強い結果ですね. ただ効果推定値が小さいのも事実ですので,これをどう受け止めるかが重要でしょうね.
運動療法・物理療法

頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離?

今回は頸部に携帯型マッサージガンを使用して椎骨動脈乖離を引き起こした症例に関する報告をご紹介させていただきました. 携帯型マッサージガンそのものが悪いということではないと思いますが,結局のところ使い方ですよね. 理学療法士・作業療法士も頸部へ介入する際には椎骨動脈乖離を引き起こす可能性について考慮する必要があるでしょう.
働き方

理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリット

理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先の1つとして近年増加しているのが訪問看護ステーションです. 理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか? 今回は理学療法士・作業療法士が訪問看護ステーションで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います.
変形性股関節症

小殿筋機能が変形性股関節症例の歩行能力と関連

今回は変形性股関節症例の小殿筋機能と歩行能力との関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 小殿筋機能の重要性がうかがえる結果ですね. また中殿筋も独立変数として投入している中で小殿筋機能が抽出されたというのがポイントですね. 今後は小殿筋機能改善のために有効な運動療法に関する報告が期待されますね.
運動療法・物理療法

胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用?

今回は胸部手術前のリハビリテーションは呼吸筋トレーニングと有酸素運動どちらが有用なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると呼吸筋トレーニングの方が有酸素運動よりも優勢ということですね. もちろん両方実施できれば言うことはありませんが,術前リハビリテーションって十分に時間を割けないことも多いと思いますので,そういった場合には呼吸筋トレーニングに重点を置いてリハビリテーションを実施することが有効と考えられますね. 臨床にも役に立つ結果だと思います.
大腿骨近位部骨折

大腿骨転子部骨折例が歩行獲得を果たすためにはラグスクリューの適度なスライディングが重要?

今回は大腿骨転子部骨折例におけるスライディング量を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. こういった結果から考えても大腿骨転子部骨折例の能力改善を図るうえでは最低限のスライディングは必要ということですね.
未分類

運動を行うことで海馬容量が大きくなるのか?

今回は運動を行うことで海馬容量が大きくなるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 残念ながら記憶や遂行機能,そして海馬容量についても運動による効果は乏しいといった結果ですね. やはり認知症に関しては運動だけでは限界がありそうですね.
学会発表・論文投稿

2023年度開催の理学療法関連学術大会予定 開催地・開催日

今回は2023年度開催の理学療法関連学術大会予定についてご紹介させていただきました. 久しぶりの学術大会参加を楽しみにされている方も多いのではないでしょうか?
働き方

理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリット

理学療法士・作業療法士の勤務先も様々ですが,理学療法士・作業療法士の勤務先として昔から人気があるのがクリニックです. 理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するうえではどういったメリット・デメリットがあるのでしょうか? 今回は理学療法士・作業療法士がクリニックで勤務するメリット・デメリットについて考えてみたいと思います.
書籍紹介

2023年7月以降発刊の理学療法関連書籍5選

今回は2023年7月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?
介護予防

高齢者の転倒発生原因として前庭機能障害が関連?SR論文紹介

今回は高齢者の転倒発生原因として前庭機能障害が関連するのか否かを考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 転倒例の2例に1例が前庭機能障害を有するというのは興味深いですね. 昨今,前庭理学療法分野の理学療法士の活躍が注目されておりますが,こういった結果を考えると前提機能障害に対する評価や運動療法が標準的に教育される必要がありますね.
人工股関節全置換術

腰椎の柔軟性がTHA後の主観的脚長差と関連?

今回は腰椎の柔軟性がTHA後の主観的脚長差と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の研究結果から考えるとTHA後の主観的脚長差を考えるうえでは骨盤が術側へ傾斜するタイプと非術側へ傾斜するタイプによって原因が異なる可能性がありますね. また主観的脚長差がある場合には腰椎の柔軟性に着目することが重要であると考えられます.
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