人工股関節全置換術

日常生活(ADL)に必要な股関節の可動域(ROM)は?

今回の結果から考えると必要な股関節屈曲可動域は 歩行:9.9°~49.3° 階段昇段:19.6°~67.8° 階段降段:26.2°~52.4° しゃがみ動作:120.0° 立ち上がり:103.0° トイレ移乗:112.6° 靴紐結び:126.1°
介護予防

高齢者の栄養不良に対する上腕周径・下腿周径のカットオフ値

今回は高齢者の栄養不良に対する上腕周径・下腿周径のカットオフ値を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 上腕周囲径や下腿周囲径から栄養状態をスクリーニングできるというのは理学療法士・作業療法士にとっては有益ですね. 上腕周囲径は男性で24cm,女性では23cm,下腿周囲径は男性で31cm,女性で29cmというのが目安になりそうですね.
人工膝関節全置換術

股関節の肢位によって大腿直筋の活動はどのように変化するのか?

今回は股関節屈曲角度の相違が大腿直筋の活動に与える影響を紹介させていただきました. 高齢者を対象とした理学療法では大腿直筋ってむしろ過活動が問題となることが多いですよね. どのポジションで運動すれば大腿直筋が働きにくくなるのかを考えるうえでも参考になりそうな論文ですね. 股関節深屈曲位でのトレーニングが大腿直筋の活動を減じることにつながりそうですね.
変形性膝関節症

膝蓋骨アライメントの重要性

今回は膝蓋骨アライメントの重要性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると膝関節機能を考えると膝蓋骨アライメントを考えることが重要ですね.
人工股関節全置換術

THA後の自動車の乗り降りに関連する要因は?

今回はTHA後の自動車の乗り降りに関連する要因について検討した報告をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると自動車乗降を考えるうえでは対側股関節外転筋力に着目する必要があるということですね.
肩関節

振動エクササイズが肩関節機能向上に有効?

今回は振動エクササイズの肩関節機能向上における有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 興味深い内容ですね. やはり振動刺激をうまく使えば機能改善に有効な可能性がありますね. 今後も振動刺激を使ったエクササイズの有効性に関する報告が俟たれますね.
脳卒中

脳卒中症例のStiff knee gaitに対してボツリヌス毒素注射が有効?

今回は脳卒中症例のStiff knee gaitに対するボツリヌス毒素注射の有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり大腿直筋の過剰収縮をいかに抑えるかがStiff knee gait改善のためのポイントになりそうですね. 脳卒中症例のみならずTKA後等の膝関節疾患におけるStiff knee gaitにも応用できる結果だと思います.
介護予防

男性では骨折リスクは何歳から上昇する?

今回は男性では骨折リスクは何歳から上昇するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると男性でも70歳以降には骨折リスクが高くなると考えた方が良いですね.
書籍紹介

理学療法士・作業療法士が臨床推論を学ぶ上でお勧めの書籍紹介

今回は理学療法士・作業療法士および理学療法士・作業療法士の学生が臨床推論過程を学ぶ上で参考になる書籍をいくつかがご紹介させていただきました. 臨床推論って抽象的でなかなかイメージしにくいですが今回ご紹介した書籍はいずれも症例提示があるので臨床推論を学びながら新しい知識を得ることもできますのでお勧めです.
人工股関節全置換術

高位脱臼例に対するTHA後の理学療法を考えるうえで参考になる論文

今回は高位脱臼例に対するTHA後の理学療法を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 高位脱臼例に対するTHA後に末梢神経がどのくらい伸張されているのかについては理学療法士・作業療法士も把握しておく必要がありますね. 後療法についてもどの程度,脚延長がなされているのかを考慮する必要がありますね.
運動療法・物理療法

ICUでの作業療法が90日後のFIM(運動)を改善

今回はICUにおける作業療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果は嬉しいですね. やはり集中治療期から生活を見据えて作業療法士が介入することが有益である可能性がありますね. また認知面に対する介入というのもポイントになるでしょうね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例にはより早期からの理学療法が重要?

今回は変形性膝関節症例に対する早期からの理学療法の効果を考えるうえで重要な論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対してはより早期から理学療法を開始することが重要だということになりますね. 早期より介入して進行を予防する視点が重要になるでしょうか.
脳卒中

パーキンソン病のすくみ足に対する効果的なトレーニングは?SR論文紹介

今回はパーキンソン病のすくみ足に対する効果的なトレーニングを考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. 一般的な運動ではなくパーキンソン病に特異的なトレーニングが有用であるといった結果ですね. またパーキンソン病に対する運動療法の場合には継続が重要ということですね.
運動療法・物理療法

食後座位を取らないことがエネルギー消費を増やす

今回は食後座位を取らないことがエネルギー消費を増やすといった面白い研究結果をご紹介させていただきました. この結果から考えると食後に座位を取らずに積極的に立位を取ることでエネルギー消費量を増やすことができるということですね. 理学療法士・作業療法士がさまざまな生活指導にも活かせる結果ですね.
働き方

メンタルの強い理学療法士・作業療法士の特徴

今回はメンタルの強い理学療法士・作業療法士の特徴について考えてみました. 元々の気質の要素もありますがメンタルを強くするための方法というのもいくつかあります. 強いメンタルで長く仕事ができればよいですね.
運動療法・物理療法

産後は早期の運動療法が推奨される?

今回は産後に早期の運動療法が推奨されるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えても産後の運動は推奨されると考えられますね. 理学療法士による運動指導が診療報酬上でも評価される日が来るとよいですね.
変形性股関節症

中殿筋を活動させるためにはコアの活動が重要

今回は中殿筋を活動させるためにはコアの活動が重要である可能性を示唆する論文をご紹介させていただきました. 中殿筋トレーニングの際に腰方形筋が代償してしまうケースは多いですよね. 腰方形筋の代償が見られる場合にはまずは腰椎の安定化を図ることが重要であると考えられます.
運動療法・物理療法

筋トレ後のセルフマッサージの効果は馬鹿にできない

レビュー論文ですが非常に参考になる論文ですね. 最近はセルフマッサージといっても使えるツールも増えましたね. やはり最近流行のフォームローラーの使用が効果的であり,加えて振動機能のあるものを選ぶと良さそうですね. またテニスボールなどのボールを使ったセルフマッサージというのも有効ですね.
人工膝関節全置換術

TKA再置換術後の膝関節伸展筋力のMDCに関する論文

今回はrevision-TKA後の膝関節伸展筋力のMDCに関する論文をご紹介させていただきました. これまでにprimary TKA後の膝関節伸展筋力のMDCを報告した論文はありましたが,revision-TKA後の報告は珍しいですね. 今回の結果から考えるとrevision TKA後には33.09Nmをこえる変化が真の筋力変化が言えるでしょうね.
変形性膝関節症

変形性関節症とパーキンソン病の発症率に関連がある?

今回は変形性関節症とパーキンソン病の発症率の関連を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. ただ傾向スコアマッチングは年齢と性別を用いて行われておりますし,年齢や性別以外の要因が交絡している可能性もありますね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の荷重能力に関連する要因に関するレビュー論文

今回は大腿骨近位部骨折例の荷重能力に関連する要因に関するレビュー論文をご紹介させていただきました. この報告はかなり有益ですね. この研究で抽出された阻害因子に対してどのように対応し,いかに促進因子を取り入れるかが重要な視点となりそうですね.
介護予防

社会交流の頻度が脳容積と関連する?

今回は社会交流の頻度が脳容積と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきます. かなり大規模なデータですね. こういった結果から考えると通いの場をはじめとした社会交流の場を高齢者に利用してもらえるようなしかけを考えることが重要になりそうですね.
働き方

理学療法士・作業療法士が定時前に思うこと

今回は理学療法士・作業療法士が定時前に思うことについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士の皆様も定時には帰宅しましょうね.
人工股関節全置換術

THA後の運動療法でも課題志向型トレーニングが有効?

今回はTHA例に対する課題志向型トレーニングの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 運動器疾患においても運動学習の側面から考えるとやはり課題志向型トレーニングが有効だということですね. ただただ意味の無い課題を繰り返すことが課題志向型トレーニングではありませんので,症例に応じた課題を設定して繰り返してトレーニングを行うことが重要なのでしょうね.
運動療法・物理療法

ギプス固定時の筋萎縮予防には対側の遠心性収縮が有効

今回はギプス固定時の筋萎縮予防には対側の遠心性収縮が有効である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. Cross education効果というのは昔からありますが,受傷側の廃用予防を目的に非受傷側のトレーニングを行う場合には求心性トレーニングよりも遠心性トレーニングが有効な可能性がありますね.
変形性膝関節症

膝関節の不安定性に対する装具療法の効果は?

今回は膝関節の不安定性に対する装具療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. このシステマティックレビューの結果から考えるとクライアントの不安感軽減や機能改善のためには装具療法は有効であるものの,解剖学的な不安定性には十分な改善は見られない可能性がありますね. われわれ理学療法士・作業療法士も装具療法が解剖学的な不安定性を完全に解決するものではないといった点を十分に考慮しておく必要がありますね.
脳卒中

回復期脳卒中症例に対するバランス評価はBBSが良い?それともMini-BESTESTが良い?

今回は回復期脳卒中症例に対するバランス評価はBBSが良いのか,それともMini-BESTESTが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常にシンプルですがわかりやすい研究結果ですね. 回復期の脳卒中症例のバランス評価を行う場合にはBBSでは天井効果が生じやすくMini-BESTESTを使用することが勧められるといった結果ですね.
働き方

良い理学療法士ってどんな理学療法士?

今回は良い理学療法士というのはどういった理学療法士なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. まったくうなづける結果ですね. 良い理学療法士の資質としては反応性,倫理性,コミュニケーション性,思いやり,有能性,協力性が重要であるということですね. また技術のみならずコミュニケーション能力,思いやり,協力性といった部分が重要であるという結果が大きなポイントになるでしょうね. やっぱりベースが優しくないと良い理学療法士とはいえませんもんね. 優しさの定義も難しいですが…
介護予防

インソール型センサーが易転倒性のスクリーニングに有用

今回はインソール型センサーが易転倒性のスクリーニングに有用である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. このデバイスはインソール型で簡易に使用できるというのも魅力ですよね. 床反力計の無い環境で力学的データを収集できるのは良いですね. こういったウェアラブルデバイスを使用した研究報告が今後まだまだ増えそうですね.
書籍紹介

2023年度に出版された理学療法・作業療法関連の良書紹介

2023年も終わりますね. 2023年も理学療法・作業療法関連の良書が多く出版されました. 今回は2023年に出版された理学療法・作業療法関連の良書をご紹介させていただきます.
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