脳卒中 脳梗塞例の体幹機能・ADL改善には体幹筋量の改善が重要 今回は脳梗塞例の体幹機能を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これまでにも体幹機能を取り上げた研究というのは多くありましたが,このように体幹筋量の増加と体幹機能の改善に関連があるといった結果は重要ですね. 体幹機能を向上させるためには筋量を向上させるための取り組みが必要になりそうですね. 2024.04.08 脳卒中
脳卒中 脳卒中症例に対しても遠心性収縮トレーニングが有効? 今回は脳卒中症例に対する遠心性収縮トレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳卒中症例に対しても求心性収縮トレーニングよりも遠心性収縮トレーニングの方が有益な可能性がありますね. 脳卒中症例のweaknessに対して筋力トレーニングを実施する場合には遠心性収縮トレーニングを用いることが勧められることが示唆される結果だと思います. 2024.04.02 脳卒中
脳卒中 特発性正常圧水頭症に対するタップテスト後の歩行評価は何日後まで行うべき? 今回は特発性正常圧水頭症に対するタップテスト後の歩行評価は何日後まで行うべきかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると2日後で評価を終えることなく7日目まで評価し続けることが重要であると考えられます. 理学療法士・作業療法士がタップテスト前後の評価に携わるうえでに非常に参考になる結果ですね. 2024.03.31 脳卒中
脳卒中 振動刺激がパーキンソン病のすくみ足に有効? 今回は振動刺激がパーキンソン病のすくみ足の改善に有効かどうかを検討した報告をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとすくみ足に対するさまざまなキューイングも対象者によって効果が異なるとなるということですね. 対象者毎に感覚刺激に対する反応の相違を確認したうえで対応することが重要でしょうね. 2024.03.25 脳卒中
脳卒中 パーキンソン病症例の転倒を予測するパンツサインが有用 今回はパーキンソン病症例の転倒を予測するパンツサインについてご紹介させていただきました. 今回の結果ではパンツサインはパーキンソン病症例の転倒を予測する独立した因子ではないといったものでしたが,簡便に評価ができますし,転倒を予測するための1つの指標にはなりそうですね. 2024.03.19 脳卒中
脳卒中 長下肢装具(KAFO)のカットダウンのタイミング 今回は長下肢装具(KAFO)のカットダウンのタイミングを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきます. 当たり前といえば当たり前の結果ですがカットダウン前に膝関節固定を外しただけで内側広筋の筋活動比が増加するといった結果ですね. 完全にカットダウンということになるとさらに内側広筋の活動が求められるということになるでしょう. 当然ですがカットダウンを考える際には膝関節伸展筋機能を十分に評価するということが重要になりそうですね. 2024.03.08 脳卒中
脳卒中 長下肢装具(KAFO)を使用した介助歩行の筋活動は? 今回は長下肢装具を使用した状況における下肢の筋活動について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 後方介助による長下肢装具歩行は一般的に行われるようになってきておりますが,どのような筋活動が得られるのかを把握しておくことは重要ですね. 2024.02.28 脳卒中
脳卒中 脳卒中症例に対する体幹トレーニングの効果は? これは非常に興味深い結果ですね. 用量を一致させると効果は確認されなかったという結果ですので,他のトレーニングに対する優位性というのは確認できなかったという結果ですね. 結局のところ症例に応じたトレーニングが重要なわけですが,今後も体幹トレーニングに対する報告が俟たれますね. 2024.02.20 脳卒中
脳卒中 脳卒中片麻痺症例の床からの立ち上がり動作 今回は脳卒中片麻痺症例の床からの立ち上がり動作を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 床からの立ち上がり動作を取り上げた研究というのは過去を見てもあまり多くありませんのでこういったデータは貴重ですね. 2024.02.16 脳卒中
脳卒中 ドアを工夫することでパーキンソン病症例のすくみ足は軽減する? 今回はドアを工夫することでパーキンソン病症例のすくみ足は軽減する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとドアを工夫することでもすくみ足をかなり軽減できる可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士も環境調整に積極的に携われるとよいですね. 2024.02.08 脳卒中
大腿骨近位部骨折 入浴動作を獲得するためにはどのくらいのバランス能力が必要なのか? 今回は入浴動作を獲得するためにはどのくらいのバランス能力が必要なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 脳卒中症例ではBBS48点,大腿骨近位部骨折症例BBS43点が1つの基準になりそうですね. 2024.02.06 大腿骨近位部骨折脳卒中
脳卒中 脳卒中症例のStiff knee gaitに対してボツリヌス毒素注射が有効? 今回は脳卒中症例のStiff knee gaitに対するボツリヌス毒素注射の有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり大腿直筋の過剰収縮をいかに抑えるかがStiff knee gait改善のためのポイントになりそうですね. 脳卒中症例のみならずTKA後等の膝関節疾患におけるStiff knee gaitにも応用できる結果だと思います. 2024.01.22 脳卒中
脳卒中 パーキンソン病のすくみ足に対する効果的なトレーニングは?SR論文紹介 今回はパーキンソン病のすくみ足に対する効果的なトレーニングを考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. 一般的な運動ではなくパーキンソン病に特異的なトレーニングが有用であるといった結果ですね. またパーキンソン病に対する運動療法の場合には継続が重要ということですね. 2024.01.16 脳卒中
脳卒中 回復期脳卒中症例に対するバランス評価はBBSが良い?それともMini-BESTESTが良い? 今回は回復期脳卒中症例に対するバランス評価はBBSが良いのか,それともMini-BESTESTが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常にシンプルですがわかりやすい研究結果ですね. 回復期の脳卒中症例のバランス評価を行う場合にはBBSでは天井効果が生じやすくMini-BESTESTを使用することが勧められるといった結果ですね. 2024.01.02 脳卒中
脳卒中 パーキンソン病の進行予防には身体活動量の維持が重要 今回はパーキンソン病の進行予防を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとパーキンソン病においては高い身体活動量を維持することが進行を予防することにつながるかもしれませんね. 理学療法士・作業療法士がパーキンソン病例に関わる際にはいかに身体活動量を増やすかといった視点が重要になりそうですね. 2023.12.27 脳卒中
脳卒中 リハビリテーションの量をどう考えればいい? 今回はリハビリテーションの量を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. われわれ理学療法士・作業療法士はこういった結果もふまえてリハビリテーションの量についてどのくらいが適切かを考慮する必要がありますね. 経営的な側面はもちろん重要ですが,税金を浪費することが無いように… 2023.12.25 脳卒中
脳卒中 脳卒中片麻痺症例の歩行中の上肢の振りに関する新しい評価 今回は脳卒中片麻痺症例の歩行中の上肢の振りに関する新しい評価をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 上肢の振りに着目することは重要ですが,このような客観的な観察尺度は有用ですね. U.L.O.H.S.W.については以下をご参照ください. 2023.12.15 脳卒中
脳卒中 ミラーセラピーと電気刺激療法の併用が運動麻痺の改善に有効? 今回はミラーセラピーと電気刺激療法の併用が運動麻痺の改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると下肢の運動麻痺改善においてもミラーセラピーと電気刺激療法の併用は有用だということですね. 今後は具体的にどういった形で併用するのが効果的かに関する論文が期待されますね. 2023.12.07 脳卒中
脳卒中 長期的に長下肢装具(KAFO)が必要な症例の特徴は? 今回は長期的に長下肢装具(KAFO)が必要な症例の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果であり,臨床に活かせる内容ですね. 長期的に長下肢装具(KAFO)が必要かどうかを考えるうえでは患側の自動膝関節伸展可動域をみていけばよいということですね. フルテキストも読んでみる価値が高そうな内容ですね. 2023.12.04 脳卒中
脳卒中 BBSだけでは易転倒性は評価できない 今回はBerg Balance Scaleだけでは易転倒性は評価できないかもしれないといったお話でした. こういった結果を見るとBBSだけでは不十分であることがよくわかりますね. 易転倒性を評価するためには反応的姿勢制御を評価することが必須でしょうね. 2023.12.02 脳卒中
脳卒中 運動失調症例の転倒に関連する要因は? 今回は運動失調症例の転倒に関連する要因を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深いですね. 運動失調症例でも歩行のバラツキが転倒に関連するといった結果ですね. 2023.11.30 脳卒中
脳卒中 脳卒中症例に対する高強度歩行トレーニングの効果 今回は脳卒中症例に対する高強度歩行トレーニングの効果について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳卒中症例に対する歩行トレーニングでは運動強度に着目する必要がありますね. 2023.11.27 脳卒中
脳卒中 Pusher現象に対して傾斜を使用したリーチ運動が有効? 今回はPusher現象に対する介入方法を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. Pusher現象に対するアプローチとして傾斜面上の座位トレーニングというのを考えても良いかもしれませんね. 2023.11.11 脳卒中
脳卒中 脳卒中を発症しやすい時間帯ってあるの? 非常に興味深い結果ですね. 脳卒中全体で考えると発症時間は9:00-13:59,17:00-18:59の2つの時間帯が多いということですね. また脳梗塞の場合には10:00-21:59と日中~夜にかけての広い時間で発症し,脳出血は9:00と19:00ということですから朝か夜に発症しやすいということになりますね. 知っておいて損ではない結果だと思います. 2023.11.08 脳卒中
脳卒中 肩関節亜脱臼に対する電気刺激療法の有効性は? 今回は肩関節亜脱臼に対する電気刺激療法の有効性を考えるうえで参考になるシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると電気刺激療法は亜脱臼の軽減にある程度有効だということになりますね. 2023.10.31 脳卒中
脳卒中 脳卒中症例に対する転倒リスク評価としての加速度計の使用 システマティックレビュー論文紹介 今回は脳卒中症例に対する転倒リスク評価としての加速度計の使用に関するシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 3軸加速度計の情報が取りまとめられており,3軸加速度計を使用する理学療法士・作業療法士にとってこのレビュー論文は必見ですね. 特に縦軸の転倒予測精度が高いことや加速度センサーの設置位置など参考にできる内容が多いですね. 2023.10.23 脳卒中
脳卒中 脳卒中症例の10m歩行速度のMDCは歩行速度によって異なる 今回は脳卒中症例の10m歩行速度のMDCは歩行速度によって異なるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りではありますが歩行速度によってMDCは異なるということですね. 対象者の歩行速度に応じたMDCを用いて理学療法または作業療法による変化を解釈する必要がありますね. 2023.10.21 脳卒中
脳卒中 長下肢装具(KAFO)を作製すべきかどうかの判断を行う上で役に立つ研究紹介 今回は急性期の10病日に長下肢装具が必要であった症例を対象として30病日の長下肢装具の継続的な必要性の有無をアウトカムとした場合に関連する因子は何であるかを追求した研究をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると麻痺側下肢筋力をKAFOの必要性を判断するための指標とするとよさそうですね. 2023.10.10 脳卒中
脳卒中 運動失調って運動療法で改善するの? 今回は運動失調って運動療法で改善するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとまだまだエビデンスが不十分というところになるでしょうか. ただ運動療法の効果はそれなりに示されていると考えてもよい結果でもありますね. 2023.10.06 脳卒中
脳卒中 アームスリーブに関する脳卒中症例の受容はいかに? 今回はアームスリーブに関する脳卒中症例の受容を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回のアームスリーブの装着に関するコンプライアンスは非常に高いですね. やはりアームスリーブのような装着が容易な物が好まれるということでしょうか? ただその亜脱臼予防効果は示されておりませんので,今後はその効果を明確にする必要があるでしょうね. 2023.09.26 脳卒中