働き方 理学療法士・作業療法士が避けては通れない試練 今回は理学療法士・作業療法士が避けては通れない試練について考えてみました. こう考えてみると理学療法士・作業療法士にとってもさまざまな試練がありますね. ただこういった試練をクリアしてこそ理学療法士・作業療法士として成長できるのも事実です. 皆様も1つずつ試練をクリアして経験値を高められると良いですね. 2024.05.12 働き方
運動療法・物理療法 1回のレジスタンストレーニングで筋萎縮を予防できる? 今回は1回のレジスタンストレーニングで筋萎縮を予防できるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは理学療法士・作業療法士にとって心強い結果ですね. この結果から考えると1回のレジスタンストレーニングであっても筋萎縮の予防につながる可能性がありますね. 1単位20分間以外の理学療法士・作業療法士の働きかけも重要となりそうですね. 2024.05.11 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 変形性膝関節症に対する大腿四頭筋トレーニングは症状を緩和させるが変形を進行させる? 今回は変形性膝関節症に対する大腿四頭筋トレーニングは症状を緩和させるが変形を進行させる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 大腿四頭筋トレーニングによって症状は改善するものの変形は進行するというのは悩ましいですね. 何を目的に大腿四頭筋トレーニングを行うのかを熟考する必要がありますね. 2024.05.10 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 内反膝に対するTKAよりも外反膝に対するTKAの方がDVT発生率が高い? 今回は深部静脈血栓症の発生割合は内側アプローチと外側アプローチとどちらが高いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると外反膝に対する外側アプローチは手術時間が長く,術後も深部静脈血栓症や肺塞栓のリスクが高いということになりますね. 2024.05.09 人工膝関節全置換術
肩関節 保存療法が奏功する腱板断裂例の特徴は? 今回は保存療法が奏功する腱板断裂例の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると保存療法が奏功する症例の特徴としては棘上筋の厚みがあって外旋位での筋力が保たれているという点が重要になりそうですね. 2024.05.08 肩関節
介護予防 座位での脊椎アライメントが嚥下障害と関連? 今回は脊椎アライメントが嚥下障害に与える影響を検討した論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると理学療法士・作業療法士が嚥下障害に対してアプローチを行う際には座位での胸椎伸展を獲得することが重要であると考えられます. 胸椎の後彎姿勢をいかに改善するかがポイントになりそうですね. 2024.05.07 介護予防
変形性膝関節症 自転車に乗ると変形性膝関節症の症状が軽減する? 今回は自転車に乗ると変形性膝関節症の症状が軽減するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると自転車の習慣的な使用は変形性膝関節症の予防や症状改善につながる可能性がありますね. 運動療法として自転車エルゴメーター駆動が有益かどうかはまた別の話になると思いますが,膝関節のリズミカルな運動はやはり変形性膝関節症の症状改善には有効な可能性がありますね. 2024.05.06 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 結局のところTKAとかUKAの耐用年数って何年なの? 今回は結局のところTKAとかUKAの耐用年数って何年なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると25年でTKAだと8割以上,UKAでも7割以上が再置換する必要が無いということになりますね. こういったデータをクライアントに情報提供できるとよいですね. 2024.05.05 人工膝関節全置換術
介護予防 家の近くにスーパーがあると要介護になりにくい? 今回は家の近くにスーパーがあると要介護になりにくいのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から近隣にスーパーがあると要介護になりにくい可能性がありますね. 高齢者の介護予防を考えるうえでは環境面にも目を向ける必要がありそうです. また理学療法士・作業療法士も住まいを構えるのであればスーパーの近くを選択することが要介護を予防することにつながりそうですね. 2024.05.04 介護予防
脳卒中 回復期脳卒中症例がcommunity walkerになれるかどうかを予測する5回立ち上がりテストのカットオフ値は? 今回は回復期脳卒中症例がcommunity walkerになれるかどうかを予測するうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 5回起立時間を測定するだけで地域社会で移動が自立するかどうかを判断できるというのは興味深いですね. 今後も高い予測精度の研究が増えることを期待したいですね. 2024.05.03 脳卒中
脳卒中 転倒恐怖感は本当に転倒と関連するのか? 今回は転倒恐怖感は本当に転倒と関連するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 重要なポイントは関連性がわずかといった点ですね. やはり転倒に対して恐怖感を感じていないものの明らかに易転倒性の高い方と易転倒性が高くないと判断されるものの転倒に関して恐怖心が強い方を分けて考える必要がありそうですね. 2024.05.02 脳卒中
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例に対するバランストレーニング 今回は大腿骨近位部骨折例に対するバランストレーニングの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 大腿骨近位部骨折例に対しては術後早期からバランス障害の改善にターゲットを当てたトレーニングを行うことが有益である可能性がありますね. 2024.05.01 大腿骨近位部骨折
運動療法・物理療法 ストレッチで血糖が低下する? 今回は糖尿病症例に対してストレッチングを行うことが血糖コントロールにつながるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果からストレッチングを行うことで血糖値が低下する可能性がありますね. 特に2型糖尿病症例においては運動プログラムの一環としてストレッチングを導入するのがよさそうです. 2024.04.30 運動療法・物理療法
人工膝関節全置換術 TKA前の脚長差が合併症および再置換と関連 今回はTKA前の脚長差が合併症および再置換と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 脚長差があるとさまざまな合併症が生じやすいといった結果ですね. 脚長差というと股関節疾患の印象がありますが,TKA前後でも脚長差に着目する必要がありますね. 2024.04.29 人工膝関節全置換術
働き方 理学療法士・作業療法士の仕事へのモチベーションあるある 今回は理学療法士・作業療法士の仕事へのモチベーションあるあるについて考えてみたいと思いました. 長期にわたって高いモチベーションを保つのは難しいですが,障害を持ったクライアントにとっては毎日場勝負です. 高いモチベーションでクライアントに最高のサービスを提供し続けることができると良いですね. 2024.04.28 働き方
運動療法・物理療法 ICUでの効果的な理学療法は? 今回はICUにおける効果的な理学療法について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると早期離床に加えてベッド上でエルゴメーター運動を実施することがICU-AWの予防につながるかもしれませんね. 2024.04.27 運動療法・物理療法
脳卒中 パーキンソン病症例のすくみ足と歩行姿勢の関連 今回はパーキンソン病症例のすくみ足と歩行姿勢の関連を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りではありますが脊柱伸展が関連があるということですね. 脊柱の伸展運動をどのように賦活するかがポイントになるでしょうね. 2024.04.26 脳卒中
運動療法・物理療法 どの筋肉の硬さが慢性的な頸部痛と関連するのか? 今回はどの筋肉の硬さが慢性的な頸部痛と関連するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると僧帽筋上部線維の硬さを軽減することが慢性的な頸部痛の軽減につながる可能性がありますね. 2024.04.25 運動療法・物理療法
脳卒中 立ち上がり動作時にボールを挟むことにこんな意味があったとは 今回は立ち上がり動作時にボールを挟むことの意味を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ボールをはさんで立ち上がり動作を行うことで麻痺側への荷重が促され,より対照的な立ち上がり動作が行えるということですね. ボールをはさんでの運動というのは簡単に導入できますので試してみるとよいかもしれませんね. 2024.04.24 脳卒中
足関節周囲外傷 足関節骨折術後の前方軟部組織の硬さって本当に足関節背屈可動域制限に関連するの? 今回は足関節骨折術後の前方軟部組織の硬さが本当に足関節背屈可動域制限に関連するのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると前方軟部組織の硬さは足関節骨折術後に増加する可能性があるものの,足関節背屈可動域制限を引き起こすかどうかは結論付けられない結果ですね. 後方組織を含めた関節可動域制限の原因に関する精査が必要でしょう. 2024.04.23 足関節周囲外傷
人工股関節全置換術 THA後のFJSに関する最新論文 今回はTHA後のFJSに関する最新論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとFJSはおおむね使用には問題ありませんが,単調性と局所独立性に一部問題がありそうです. Forgotten Joint Scoreを使用される方は一度フルテキストに目を通して見てもよさそうです. かなり難解な内容ですが. 2024.04.22 人工股関節全置換術
変形性膝関節症 変形性膝関節症患者に対するrTMSと大腿四頭筋筋力トレーニングの併用効果 今回は変形性膝関節症患者に対するrTMSと大腿四頭筋筋力トレーニングの併用効果を検証する研究計画をご紹介させていただきました. 結果が出るのが楽しみですね. 2024.04.21 変形性膝関節症
書籍紹介 2024年4月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年4月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.04.20 書籍紹介
人工膝関節全置換術 膝蓋下脂肪体の温存が人工膝関節全置換術例における膝蓋骨高位に及ぼす影響は? 膝蓋下脂肪体の温存が人工膝関節全置換術例における膝蓋骨高位に及ぼす影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは興味深い結果ですね. 膝蓋下脂肪体を切除すると膝蓋骨低位を起こしやすいということですね. この結果は術後の関節可動域運動を行ううえで重要な知見になりそうです. 2024.04.19 人工膝関節全置換術
変形性膝関節症 変形性膝関節症例はガーデニングや畑仕事をやめるべき? 今回は変形性膝関節症例はガーデニングや畑仕事をやめるべきなのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとガーデニングや畑仕事そのものが直接的に変形性膝関節症を増悪させる可能性は低そうですね. 理学療法士・作業療法士もガーデニングや畑仕事に関する指導を改める必要があるかもしれません. 椅子を使用する等膝関節に負担のかからない動作指導を行いながらガーデニングや畑仕事を継続してもらえるとよいですね. 2024.04.18 変形性膝関節症
脳卒中 NMESに随意筋収縮を組み合わせることで筋トレ効果はアップする? 今回は電気刺激に随意的な筋収縮を組み合わせることで筋力トレーニング効果というのは高まるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 興味深い結果ですね. この結果から考えると筋力強化を目的として電気刺激を用いる場合には随意運動による筋収縮を組み合わせることが重要であると考えられます. 2024.04.17 脳卒中
運動療法・物理療法 血糖コントロールには短時間の運動でも座位時間を一時的に中断することが重要 今回は血糖コントロールには短時間の運動でも座位時間を一時的に中断することが重要であることを示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると時間は短くても少し歩いたり,少しの時間立位をとったりといった座位を中断する行動がとても重要であるということですね. 糖尿病の方の運動療法を考えるうえで非常に参考になる論文だと思います. 2024.04.16 運動療法・物理療法
変形性股関節症 梨状筋を効果的に伸張するにはどういった肢位が良い? 今回は梨状筋を効果的に伸張するにはどういった肢位が良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 股関節を最大屈曲,股関節を最大内転させた肢位でさらに股関節を最大外旋させることが梨状筋に対する効果的なストレッチングにつながりそうですね. 2024.04.15 変形性股関節症
脳卒中 結局,脳卒中後のバランス評価と移動能力評価って何使ったらいいの? 結局,脳卒中後のバランス評価と移動能力評価って何使ったらいいの? 最近はバランス評価にしても移動能力評価にしても新しいバッテリーが次々と登場しておりますね. これだけさまざまなバッテリーがあるとどのバッテリーを使用するのが良いのか迷... 2024.04.14 脳卒中
脳卒中 脳卒中回復期には筋の量よりも筋の質に対する介入が必要? 今回は脳卒中回復期には筋の量よりも筋の質に対する介入が必要である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 筋の量よりも筋の質の方が下肢機能と関連しているという非常に興味深い結果ですね. こういった結果をふまえるとどういった介入で筋の質が改善するのかといった視点でのデータが俟たれますね. 2024.04.13 脳卒中