腰部 脊柱管狭窄症例の間欠性跛行に対する効果的な運動療法とは? 今回は脊柱管狭窄症例の間欠性跛行に対する効果的な運動療法を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると監視型の運動であること,腰椎の屈曲運動を含めることに加え,有酸素トレーニングが有効であると考えられますね. 2024.04.12 腰部
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例のけっこうな割合が嚥下障害を合併 今回は大腿骨近位部骨折例のけっこうな割合が嚥下障害を合併しているといったお話でした. 頚椎疾患よりも大腿骨近位部骨折例で嚥下障害の合併率が高いというのは驚きですね. 大腿骨近位部骨折例に対してはルーチンで嚥下障害に関する評価が必要になりそうですね. 2024.04.11 大腿骨近位部骨折
変形性股関節症 股関節への牽引は何秒やればよい? 今回は股関節への牽引は何秒やればよいのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると股関節に対して牽引モビライゼーションを実施する際には少なくとも45秒以上持続するというのがポイントになりそうですね. 2024.04.10 変形性股関節症
変形性膝関節症 膝関節伸展可動域を評価するならheel-height differenceが有用 今回は膝関節伸展可動域を評価する際のheel-height differenceの有用性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると大腿周径の相違や膝関節をマットから出すかマット上の位置で行うかはあまり関係なさそうですね. 10°未満の膝関節屈曲拘縮を評価する際にはheel-height differenceは有用な評価だと考えられますね. 2024.04.09 変形性膝関節症
脳卒中 脳梗塞例の体幹機能・ADL改善には体幹筋量の改善が重要 今回は脳梗塞例の体幹機能を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これまでにも体幹機能を取り上げた研究というのは多くありましたが,このように体幹筋量の増加と体幹機能の改善に関連があるといった結果は重要ですね. 体幹機能を向上させるためには筋量を向上させるための取り組みが必要になりそうですね. 2024.04.08 脳卒中
介護予防 転倒予測にアニマルネーミングテストが有用? 今回は転倒予測にアニマルネーミングテストが有用なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 長谷川式の認知機能検査での野菜の名前の呼称は有名ですが,動物をテーマにするというのは面白いですね. クライアントとも動物ネタで盛り上がれそうですね. 干支まで考慮されているのがすごいですね. 2024.04.07 介護予防
働き方 理学療法士・作業療法士が電話対応する際のポイント-外線編 今回は理学療法士・作業療法士が電話対応する際のポイントについて主に外線の場合を想定してご紹介させていただきました. 特に新人理学療法士・作業療法士にとっては電話対応って緊張しますよね. 電話対応も立派な仕事の一つです. 適切に対応できるようにしたいですね. 2024.04.06 働き方
脊椎圧迫骨折 椎体圧迫骨折例に対する土日リハビリは不要? 椎体圧迫骨折例に対する土日リハビリは不要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきます. この結果から考えても脊椎圧迫骨折症例に対しては土日にリハビリを実施した方が良いということですね. リハビリテーション・栄養・口腔機能加算の兼ね合いもあってますます土日リハビリの流れが加速しそうですね. 2024.04.05 脊椎圧迫骨折
足関節周囲外傷 足関節固定中のマッサージが足関節可動域改善に有効? 今回は足関節固定中のマッサージが足関節可動域改善に有効かどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは臨床上も有益な情報ですね. マッサージを定期的に行うことで足関節可動域制限の発生を予防できるというのは興味深いですね. 固定期からしっかりと介入を行うことが重要ですね. 2024.04.04 足関節周囲外傷
運動療法・物理療法 血清アルブミンは本当に低栄養のマーカーになるのか? 今回はアルブミンは本当に低栄養のマーカーになるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 15年以上前に既に高齢者を対象とした場合には血清アルブミン値は栄養状態の使用にならないことが報告されていたのですね. 身体機能の低い高齢者の場合には血清アルブミン値が栄養状態を反映しない可能性が高いですね. 日本ではなぜこれまでに血清アルブミン値=栄養状態となってしまったのでしょうか… 2024.04.03 運動療法・物理療法
脳卒中 脳卒中症例に対しても遠心性収縮トレーニングが有効? 今回は脳卒中症例に対する遠心性収縮トレーニングの効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脳卒中症例に対しても求心性収縮トレーニングよりも遠心性収縮トレーニングの方が有益な可能性がありますね. 脳卒中症例のweaknessに対して筋力トレーニングを実施する場合には遠心性収縮トレーニングを用いることが勧められることが示唆される結果だと思います. 2024.04.02 脳卒中
足関節周囲外傷 足趾の筋力と巧緻性とどっちが重要? 今回は足趾の筋力と巧緻性とどっちが重要なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると足趾の筋力のみならず巧緻性を改善することがさまざまなパフォーマンスを向上させることになりますね. 昔から行われてきた足趾じゃんけんなんかも意味がありそうですね. 2024.04.01 足関節周囲外傷
脳卒中 特発性正常圧水頭症に対するタップテスト後の歩行評価は何日後まで行うべき? 今回は特発性正常圧水頭症に対するタップテスト後の歩行評価は何日後まで行うべきかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果から考えると2日後で評価を終えることなく7日目まで評価し続けることが重要であると考えられます. 理学療法士・作業療法士がタップテスト前後の評価に携わるうえでに非常に参考になる結果ですね. 2024.03.31 脳卒中
変形性膝関節症 日本の理学療法士は診療ガイドラインをどのくらい遵守しているのか? 今回は日本の理学療法士は診療ガイドラインをどのくらい遵守しているのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 予想通りといえば予想通りの結果ですが,理学療法士でCPGの知識があると回答した人は皆無であるというのは興味深いですね. 日本でも基礎教育の中でもう少しガイドラインに関する行われるべきですね. 2024.03.30 変形性膝関節症
大腿骨近位部骨折 変形性膝関節症が大腿骨転子部骨折後の術後経過に与える影響 今回は変形性膝関節症が大腿骨転子部骨折後の術後経過に与える影響を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. これは非常に興味深い結果ですね. 変形性膝関節症を合併していると骨癒合や合併症発生にも影響が及ぶという結果ですね. 大腿骨転子部骨折例の場合には変形性膝関節症の合併に着目する必要がありますね. 2024.03.29 大腿骨近位部骨折
人工膝関節全置換術 人工膝関節全置換術後の足部痛 今回は人工膝関節全置換術後の足部痛を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると人工膝関節全置換術後に足部痛が出現した場合には距骨傾斜と歩行分析を丁寧に評価することが有益でしょうね. 2024.03.28 人工膝関節全置換術
運動療法・物理療法 筋力トレーニングはdose-dependent やればやるだけ良い? 今回は筋力トレーニングの強度や量を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この結果を考慮すると筋力トレーニングとその効果はdose-dependentな関係にあると考えて良いですね. 対象者のレベルに合わせてということになりますが,負荷量や量を可能な限り増やすことが効果につながりそうですね. 2024.03.27 運動療法・物理療法
働き方 リハビリテーションに対するモチベーションは患者と理学療法士・作業療法士で異なる? 今回はリハビリテーションに対するモチベーションは患者と理学療法士で異なるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると情報提供と課題難易度の設定というのがモチベーションを高めるための1つのキーポイントになりそうですね. またクライアントと個々の嗜好に合わせて指導を行う必要がありますね. 2024.03.26 働き方
脳卒中 振動刺激がパーキンソン病のすくみ足に有効? 今回は振動刺激がパーキンソン病のすくみ足の改善に有効かどうかを検討した報告をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとすくみ足に対するさまざまなキューイングも対象者によって効果が異なるとなるということですね. 対象者毎に感覚刺激に対する反応の相違を確認したうえで対応することが重要でしょうね. 2024.03.25 脳卒中
変形性股関節症 CAM typeのFAIのmicro instabilityを裏付ける論文紹介 今回はCAM typeのFAIのmicro instabilityを裏付けとなる可能性がある論文をご紹介させていただきました. 歩行中の骨間距離を測定した研究というのは非常に貴重ですね. こういった結果を見てもCAM typeのFAIの場合にはいかにmicro instabilityを軽減させられるかが勝負となりますね. どこまで筋活動でmicro instabilityを軽減させることが可能なのかが理学療法士・作業療法士としては関心の高いところでしょうね. 2024.03.24 変形性股関節症
人工股関節全置換術 ステムの形状がTHA後の外反膝と関連? 今回はステムの形状がTHA後の外反膝との関連性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. こういった結果をふまえると理学療法士・作業療法士も人工股関節インプラントのステム形状について考慮する必要がありますね. 2024.03.23 人工股関節全置換術
理学療法評価 疼痛評価はNRSとVASとどちらが良いの? 今回は疼痛評価はNRSとVASとどちらが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきます. 今回の結果から考えるとNRSとVASでは疼痛の異なる側面を評価していると考えた方が良さそうですね. NRSはその時点での疼痛を,VASは最近の疼痛を振り返って評価するのに良さそうです. 理学療法士・作業療法士もNRSとVASとをうまく使い分ける必要がありそうですね. 2024.03.22 理学療法評価
運動療法・物理療法 他動運動とマッサージどちらが可動域改善に効果的? 今回は他動運動とマッサージどちらが可動域改善に効果的なのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 興味深い結果ですね. 他動運動もマッサージも同じ効果ということですね. 実際には他動運動とマッサージを併用することも多いと思いますので,併用効果も気になるところですね. 2024.03.21 運動療法・物理療法
書籍紹介 症例・事例報告から始めるPT・OTのための臨床研究実践法 今回は「症例・事例報告から始めるPT・OTのための臨床研究実践法」の内容についてご紹介させていただきました. これは買うしかないですね. 2024.03.20 書籍紹介
脳卒中 パーキンソン病症例の転倒を予測するパンツサインが有用 今回はパーキンソン病症例の転倒を予測するパンツサインについてご紹介させていただきました. 今回の結果ではパンツサインはパーキンソン病症例の転倒を予測する独立した因子ではないといったものでしたが,簡便に評価ができますし,転倒を予測するための1つの指標にはなりそうですね. 2024.03.19 脳卒中
変形性膝関節症 変形性膝関節症に対するヒアルロン酸注射は内側からが良い?外側からが良い? 今回は変形性膝関節症に対するヒアルロン酸注射は内側からが良いのか,外側からが良いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると内側と外側と大きな差はなさそうですね. クライアントから問われても差は無さそうだということになりますね. 2024.03.18 変形性膝関節症
運動療法・物理療法 ICUでの拘縮予防には意味がない? 今回はICUでの拘縮予防の意味を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると他動的な関節可動域運動の効果はあってもほんのわずかで各関節1日10分×2の介入であっても拘縮を予防することは難しいといった結果ですね. 残念な結果ですが事実を受け入れるしかありませんね. 2024.03.17 運動療法・物理療法
働き方 理学療法士・作業療法士にとっての時計あるある 今回は理学療法士・作業療法士にとっての時計あるあるについて考えてみました. 腕時計タイプは理学療法士・作業療法士の仕事内容を考えると敬遠されることが多いですが,最近は時間計測や加速度計測など臨床評価に生かせるタイプのものも多く出ております. 理学療法士・作業療法士の皆様も時計を有効に使用してタイムマネジメントができると良いですね. 2024.03.16 働き方
介護予防 独居になると栄養不良と肥満が増える? 今回は独居高齢者の場合には栄養不良の者や肥満の者が増えるかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとやはり独居高齢者では栄養バランスが崩れ,栄養不良や肥満になる方が多いということですね. 独居高齢者に対しては運動のみならず食事面での介入が必須になりそうですね. 2024.03.15 介護予防
変形性膝関節症 サッカーをすると変形性膝関節症になりやすい? 今回はサッカーをすると変形性膝関節症になりやすいのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとサッカーを行っていても外傷の既往が無ければ変形性膝関節症を発症しやすいということはなさそうですね. 2024.03.14 変形性膝関節症