書籍紹介 2024年12月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.12.30 書籍紹介
人工膝関節全置換術 人工膝関節全置換術後の熱感は術後何か月で改善するのか? 今回は人工膝関節全置換術後の熱感は術後何か月で改善するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると熱感の改善には術後1年を要することも少なくないということですね. また感染している症例が必ずしも感染していない症例に比較して熱感が強いというわけでもなさそうです. とても臨床的に意義のある研究ですね. 2024.12.29 人工膝関節全置換術
脳卒中 脳卒中症例に対する後進歩行の効果 今回は脳卒中症例に対する後進歩行の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると後進歩行トレッドミルトレーニングは歩行の非対称性の改善に有効であると考えられます. これは興味深い結果ですね. 2024.12.28 脳卒中
脳卒中 安静時心拍数が86を超えると脳卒中再発リスクが高くなる? 今回は安静時心拍数がどのくらいになると脳卒中再発リスクが高くなるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると安静時心拍数が高くなると脳卒中再発リスクが高くなるということになりますね. 特に安静時心拍数が90を超えるような症例では再発リスクが高いことを考慮する必要があるでしょう. 2024.12.27 脳卒中
変形性膝関節症 どういった身体活動が膝に良くてどういった身体活動が膝に悪い? 今回はどういった身体活動が膝に良くてどういった身体活動が膝に悪いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると軽い身体活動は膝関節にとってプラスに働く可能性が高いですね. 膝が痛いから身体活動を控えましょうではなくてひざが悪くても少しは動きましょうというのが指導のポイントになるでしょうか. 2024.12.26 変形性膝関節症
変形性股関節症 変形性股関節症例における対側膝関節アライメント 今回は変形性股関節症例における対側膝関節アライメントを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 変形性股関節症例における対側膝関節アライメントは一様ではなくさまざまなパターンがあることがわかりますね. 運動連鎖をベースにしながらなぜ対側膝関節のマルアライメントが生じているのかをリーズニングする必要がありますね. 2024.12.25 変形性股関節症
変形性膝関節症 初期の変形性膝関節症例に対して全身振動トレーニングとCKC運動の併用が有効? 今回は初期の変形性膝関節症例に対して全身振動トレーニングが有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対しては従来から有効性が報告されているCKCトレーニングに加えて全身振動トレーニングを行うのがよさそうですね. 2024.12.24 変形性膝関節症
人工膝関節全置換術 TKA例に対する非術側へのフォームローリング介入の有効性 今回はTKA例に対する非術側へのフォームローリング介入の有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. これは臨床的にも有益な結果ですね. 非術側へのフォームローリング介入はリスクも低いですし,簡単に導入できますので,急性期には特に有用でしょうね. 試してみたい介入ですね. 2024.12.23 人工膝関節全置換術
脳卒中 脳卒中症例に対する足底感覚刺激は機能改善に有効? 今回は脳卒中症例に対する足底感覚刺激は機能改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 足底感覚刺激といっても実にさまざまな介入方法が考えられますね. 足底感覚に着目した介入を行ううえで非常に参考になる論文ですね. 2024.12.22 脳卒中
未分類 ベッドサイドに椅子を設置するだけで… 今回はベッドサイドに椅子を設置するだけで…といったお話でした. 日本の医師は忙しいですから同様の結果が得られるかどうかはあやしいですね. 日本の回復期の理学療法士・作業療法士は単位内ではクライアントとゆっくり関わることができますよね. 急性期は人員不足で単位に追われて椅子に座っている暇なんかないというところもまだまだ多いようですが… 全般的には理学療法士・作業療法士に対する患者満足度は高い気がします. マンツーマンで一定時間関われるのは理学療法士・作業療法士ならではですよね. 2024.12.21 未分類
大腿骨近位部骨折 中殿筋と脊柱起立筋の断面積が大腿骨頸部骨折例の歩行能力と関連 今回は大腿骨頸部骨折例の筋断面積と歩行能力との関連性を検討した研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると大腿骨頸部骨折例の歩行能力を向上させるには中殿筋や脊柱起立筋の断面積を増やすような介入が求められるということになりますね. 高齢者に多い大腿骨頸部骨折例ですので,筋断面積を増加させるというのもなかなか難しいのですけどね. 2024.12.20 大腿骨近位部骨折
変形性膝関節症 変形性関節症例の減量は「ゆるやかに」が重要 今回は変形性関節症に対する減量をゆっくりと進めるべきかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果は抗肥満薬を用いた場合の死亡率の結果ですので運動療法による減量の場合には異なる結果になることも十分に考えられますが,今回の結果から考えると急激な減量は死亡率を増加させてしまうと考えられます. 減量はゆっくりとというのがポイントになりそうですね. 2024.12.19 変形性膝関節症
脳卒中 パーキンソン病症例に対する聴覚的キューを使った歩行トレーニングって本当に有効なの? 今回はパーキンソン病症例に対する聴覚的キューを使った歩行トレーニングが本当に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると継続的に聴覚的キューイングを用いることで歩行能力が改善する可能性がありますね. 視覚的キューよりも聴覚的キューが有効であるといった点も興味深いですね. 2024.12.18 脳卒中
介護予防 高齢者の口腔機能低下が最大歩行速度と関連? 今回は高齢者の口腔機能と歩行能力との関連性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 交絡要因で調整しても口腔機能と歩行速度に関連があるというのは興味深いですね. やはり高齢者においては老年症候群を全身的に評価する必要がありますね. 2024.12.17 介護予防
肩関節 RSA後の結滞動作獲得には伸展位での内旋可動域の獲得が重要 今回はRSA後の結滞動作獲得には伸展位での内旋可動域の獲得が重要かを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると結滞動作獲得には伸展位での内旋可動域獲得を図る必要がありますね. 2024.12.16 肩関節
大腿骨近位部骨折 大腰筋の容積減少は大腿骨近位部骨折の危険因子になる? 今回は大腰筋の容積減少は大腿骨近位部骨折の危険因子になる可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると大腰筋量の減少は年齢や骨密度から独立して大腿骨近位部骨折と関連するということですね. CTから大腰筋の筋断面積の減少が推定できる場合には,積極的な骨折予防に向けた介入が必要ですね. 2024.12.15 大腿骨近位部骨折
運動療法・物理療法 ストレッチの効果は筋の柔軟性改善だけじゃない 今回はストレッチのさまざまな効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとストレッチは筋の柔軟性改善のみならず中年女性の気分とメンタルヘルスの改善にも有効である可能性がありますね. 2024.12.14 運動療法・物理療法
変形性股関節症 なぜ人は足を組むのか? 今回はなぜ人は足を組むのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. この研究結果から考えると足を組むことで梨状筋の張力を増加させ仙腸関節を安定させるといった機序が考えられます. 足を組むというのは仙腸関節を安定させるために無意識に行う行為だと考えられますね. 2024.12.13 変形性股関節症
人工股関節全置換術 THA後には術側のみならず非術側の筋力回復にも着目すべき 今回はTHA後には術側のみならず非術側の筋力回復にも着目すべきである可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. これは驚くべき結果ですね. 非術側の機能も8割弱ということですね. 変形性股関節症例の場合には両側罹患例が多いため非術側の機能にも着目する必要がありますね. 2024.12.12 人工股関節全置換術
運動療法・物理療法 どういった症例がICU-AWに陥りやすい?SR論文紹介 今回はどういった症例がICU-AWに陥りやすいのかを考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. このレビュー論文を見るとどういった症例がICU-AWに陥りやすいのかがわかりやすいですね. この論文で紹介されているような危険因子を持っている症例に対しては予防的な介入が求められますね. 2024.12.11 運動療法・物理療法
変形性膝関節症 足部アーチの修正とCOPの内側移動が変形性膝関節症例の症状改善に有効 今回は足部アーチの修正とCOPの内側移動が変形性膝関節症例の症状改善に有効である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対してはCOPを内側方向へ移動させる介入が有効な可能性がありますね. 2024.12.10 変形性膝関節症
変形性膝関節症 変形性膝関節症例に有効な超音波療法の設定は? 今回は変形性膝関節症例に有効な超音波療法の設定を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはり同じ超音波療法を行うにしてもセッティングが非常に重要であることが示唆される結果です. 強度≦2.5W/cm2,24回,治療期間≦4週間のパルス超音波療法というのがポイントになりそうですね. 2024.12.09 変形性膝関節症
運動療法・物理療法 離床頻度を増やすことが入院期間の短縮につながる 今回は離床頻度を増やすことが入院期間の短縮につながるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 改めて早期離床の重要性が理解できる内容ですね. また早期離床を図るうえでは離床の頻度を増やすことが在院期間や人工呼吸器装着期間の短縮につながりそうですね. 2024.12.08 運動療法・物理療法
書籍紹介 2024年11月以降発刊の理学療法関連書籍5選 今回は2024年11月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました. 今月も良書が多く発刊されております. 理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか? 2024.12.07 書籍紹介
変形性股関節症 変形性股関節症例の運動機能改善には筋量よりも筋質の改善が重要? 今回は変形性股関節症例の運動機能改善には筋量よりも筋質の改善が重要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性股関節症においても筋量よりも筋質の改善が重要であることが分かります. 筋量のみならず筋質に着目した評価ならびに治療が必要であると言える結果だと思います. 2024.12.06 変形性股関節症
大腿骨近位部骨折 大腿骨近位部骨折例の評価に必須のCAS 今回は大腿骨近位部骨折例の評価に必須のCASについてどのような意義があるかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. やはりCASはさまざまな転帰を予測するうえで有用ですね. 簡単に実施できる動作評価ばかりですので,CASは大腿骨近位部骨折例における急性期の理学療法評価としてルーチン化してもよさそうですね. 2024.12.05 大腿骨近位部骨折
脳卒中 麻痺側下肢の運動機能改善だけではバランス機能の改善にはつながらない? 今回は麻痺側下肢の運動機能改善によってバランス機能の改善が得られるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると麻痺側下肢の運動機能改善だけではバランス機能に改善が得られないということになると思います. やはり体幹機能をはじめとしたバランス機能に特異的に関連する機能の改善を図る必要性が示唆される結果です. 2024.12.04 脳卒中
人工膝関節全置換術 膝蓋下脂肪体の切除は人工膝関節全置換術後の身体機能と歩行に影響を及ぼす? 今回は膝蓋下脂肪体の切除は人工膝関節全置換術後の身体機能と歩行に影響を及ぼすのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると膝蓋下脂肪体の切除は人工膝関節全置換術後のアウトカムに大きな影響を及ぼさない可能性がありますね. 2024.12.03 人工膝関節全置換術
人工股関節全置換術 前方アプローチと後方アプローチのTHAではどちらが術者への負担が大きいのか? 今回は前方アプローチと後方アプローチのTHAではどちらが術者への負担が大きいのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった視点での研究というのは初めてみましたが,後方アプローチに比較しても前方アプローチでは術者の負担が大きいということですね. 理学療法士・作業療法士も知っておきたい結果ですね. 2024.12.02 人工股関節全置換術
変形性膝関節症 変形性膝関節症例のVarus thrustを軽減するためには足の柔軟性の改善が重要 今回は変形性膝関節症例のVarus thrustに対する足部の柔軟性改善の重要性を考え得るうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとVarus thrustに対しては足部の柔軟性の改善を図ることが重要だと考えられます. 2024.12.01 変形性膝関節症