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2025年10月以降発刊の理学療法関連書籍5選
最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.
私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.
今回は2025年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.
予後予測って結局どう勉強するのが正解なんですか?
話題の予後予測本の新刊です.
理学療法士・作業療法士にとって欠かすことのできない「予後予測」の視点を学べる内容となっております.
漫画や会話形式による導入から,臨床現場のエピソードも織り交ぜた解説で,初学者もスムーズに学びが深められる構成となっております.
臨床直結!解剖学講義&深掘りディスカッション 下肢編
PT界における解剖学エキスパートである荒川先生が,重要ポイントを厳選して講義した一冊です.
運動器理学療法のスペシャリストから鋭い質問がとびます.
臨床で直面する病態やトリガーポイントを深掘りディスカッションで言語化していくなかで,解剖学を臨床に落とし込む過程が見えてきて,この一冊を読めば患者の見え方が変わります.
臨床も解剖学もぞくぞくするほど面白い内容となっております.
皆様もこのダイナミズムを体感してください.
パーキンソン病の機能促進 動作分析から自主トレーニングまで
金子先生の新刊です.
パーキンソン病の進行時期に応じた最新知見と具体的アプローチ法が提示されており,運動療法から生活管理法まで幅広くサポートできる内容となっております.
患者家族が参考になる情報も多数収録されているのがありがたいですね.
結果の出せる評価と治療 ー末梢神経とエコーから紐解く痛みの解釈ー
この書籍では痛みの原因を「侵害受容性疼痛」「神経障害性疼痛」「痛覚変調性疼痛」の3つに大別し,それぞれの病態解釈と具体的な評価・治療法を、豊富な図表と実例とともに解説しております.
特に画像所見だけでは捉えきれない「末梢神経の痛み」に焦点を当て,その「滑走性」を引き出す理学療法の実践方法を,肩関節,膝関節,腰殿部痛の症例を通して詳細に紹介しております.
まだまだ不明な点が多い末梢神経の動態について学ぶ上でうってつけの内容となっております.
イチからわかる!転倒予防Q&A
転倒は高齢者の生活の質や自立性を大きく左右する重要課題です.
この書籍では転倒予防の全体像を示し,以下の5つのテーマに沿って転倒予防の大切さが開設されております.
山田実先生の渾身の1冊となっておりますのでこれは必見ですね.
今回は2025年10月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.
今月も良書が多く発刊されております.
理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?


