2025-03

人工股関節全置換術

人工股関節全置換術例にバランストレーニングは必要ない?

今回は人工股関節全置換術例にバランストレーニングは必要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとバランストレーニングを行っても大きくバランス機能が改善することはなさそうです. この結果からバランストレーニングが不要と結論付けるのは問題だとは思いますが,バランストレーニングの必要性を考えるうえでは参考になる結果だと思います.
脳卒中

AFOを装着すると脳卒中症例の前脛骨筋と腓腹筋の筋活動はどうなる?

今回はAFOを装着すると脳卒中症例の前脛骨筋と腓腹筋の筋活動はどうなるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとAFOを装着することで前脛骨筋と腓腹筋の筋活動は健常成人の筋活動に近くなるということになりますね. 装具を代償手段としてとらえるのではなくて正しい筋活動を再学習するためのツールとして使用するととらえる必要がありますね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する履物への介入は有効?

今回は変形性膝関節症例に対する履物への介入は有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例に対するフラットフレキシブルフットウェアの導入については効果は確認できないということになりますね. 今後もさまざまな視点で履物に関する介入効果が検討されることが期待されますね.
人工股関節全置換術

屋外でのTUGや10m歩行の測定ってどうなの?

今回は屋外でのTUGや10m歩行の測定について考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると屋内でも屋外でもある程度の検査の信頼性は得られそうですね. またTUGについては屋内外であまり変化がないといった点もポイントですね.
脊椎圧迫骨折

高齢者の脊椎椎体骨折に対する椎体形成術後の再骨折予測因子は?

今回は高齢者の脊椎椎体骨折に対する椎体形成術後の再骨折予測因子を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 再骨折を予測するうえでは胸腰椎(TL)骨折,椎体後壁骨折,椎体圧迫>30%,術後の継続的な抗骨粗鬆症療法の欠如がポイントになりそうですね. やはり継続的に薬物療法を行うことが重要になりそうですね.
書籍紹介

2025年1月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です. 私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております. 今回は2025年1月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.
大腿骨近位部骨折

週末に入院した大腿骨近位部骨折例は治療アウトカムが不良?

今回は週末に入院した大腿骨近位部骨折例は治療アウトカムが不良なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 週末に入院したからといって必ずしもアウトカムが不良であるといったことはなさそうですね. いずれにしても早期手術,早期リハビリテーションが重要になるでしょうね.
脳卒中

機械的補助を用いた歩行練習は通常の歩行練習より有効か?SR論文紹介

今回は機械的補助を用いた歩行練習は通常の歩行練習より有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると機械的補助を用いた歩行練習は通常の歩行練習より有効な可能性がありますね. 日本では診療報酬上の評価がなされないとなかなか導入のハードルは高いですけどね.
介護予防

ラジオ体操が認知症予防に有効?

今回はラジオ体操が認知症予防に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ラジオ体操のみならずご当地体操も含むさまざまな体操の実践が高齢者の認知症予防に有効という結果ですね. 通いの場での体操の実践には意味がありそうですね.
人工膝関節全置換術

TKAでは変性した膝蓋下脂肪体の切除により機能改善が得られる?

今回はTKAでは変性した膝蓋下脂肪体の切除により機能改善が得られるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると全切除するのではなく変性した膝蓋下脂肪体を選択的に切除するのが理想ということになりますね.
人工股関節全置換術

THA後やTKA後に体重はどう変化する?

今回はTHA後やTKA後に体重はどう変化するのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 残念ながらTHA後やTKA後にも体重は減っていないといった結果ですね. 除痛が図れても生活習慣を変えるというのは簡単ではないですね.
脳卒中

Pusher現象の改善に有効なのはKAFO?それとも歩行支援ロボット?

今回はPusher現象の改善に有効なのはKAFOなのか,それとも歩行支援ロボットなのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると長下肢装具を使用した介入も歩行支援ロボットを使用した介入もいずれもPusher現象の改善に有効だといえますね.
運動療法・物理療法

2型糖尿病例は膝伸展筋力が低下しやすい?

今回は2型糖尿病例は膝伸展筋力が低下しやすい可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると糖尿病症例では同年代者に比較して等尺性膝関節伸展筋力が低下しやすいということですね. これは重要な結果だと思います.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折ではどんな合併症が多い?

今回は大腿骨近位部骨折ではどんな合併症が多いのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に膨大なサンプルから導き出されたこういったデータには価値がありますね. 結果に挙げられている合併症をどのように予防するかを考えながら急性期のリハビリテーションを進める必要がありますね.
脳卒中

脳梗塞発症前のフレイルがペナンブラの減少と関連?

これは興味深い結果ですね. 発症前にフレイルを合併していると側副血行路の血流が不良であり,脳梗塞による後遺症が重度になってしまう可能性があるということですね. やはりフレイル予防に取り組むことが重要ですね.
働き方

理学療法士・作業療法士昼休憩あるある

今回は理学療法士・作業療法士昼休憩あるあるについて考えてみました. 実は昼休憩の様子を見るとその職場がブラックかどうかってわかったりします. 昼休憩にみんなが揃ってカルテ記録をしたり仕事をしている職場って健全な職場ではありません. 時代も時代ですの絵昼休憩はしっかりと取りたいですね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例の歩行自立を予測するPhase angleのカットオフ値は?

今回は大腿骨近位部骨折例の歩行自立を予測するPhase angleのカットオフ値を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると歩行自立を予測するPhase angleのカットオフ値は男性で4°,女性で3.8°ということになります. これは参考になる研究ですね.
人工股関節全置換術

THA後に筋力トレーニングは必要?

今回はTHA後に筋力トレーニングは必要なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとTHA後に筋力トレーニングは必須とは言い難いですね. 今後さらなる検証が必要ですね.
変形性膝関節症

膝蓋骨形状にも着目すべし

今回は膝蓋骨形状を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 膝蓋骨の形状にも性差がありそうですね. また膝蓋骨の形状が膝蓋大腿関節の変形性関節症に関連している可能性がありますね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の運動恐怖と同時収縮との関連性

非常に興味深い研究ですね. この結果から考えると運動恐怖が強い症例では膝関節周囲筋の同時収縮が強くなり,結果的に変形性膝関節症が進行してしまう可能性がありますね. こういった結果を考えると運動恐怖に対する介入が必要でしょうね.
運動療法・物理療法

本当にストレッチで筋損傷を予防できるのか?

今回は本当にストレッチで筋損傷を予防できるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回の結果から考えるとストレッチングは筋損傷の予防には効果的ですが腱損傷の予防にはつながらない可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士がストレッチングを指導する機会は多いと思いますので知っておきたい結果だと思います.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例のstiff knee gaitの原因は?

今回はstiff knee gaitの原因を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると疼痛が強く,大腿四頭筋の筋力低下があり,膝関節屈曲可動域が不良な症例ほどstiff knee gaitを引き起こしやすいということですね. 今後は股関節・足関節を含めた原因探索に関する研究が俟たれるところです.
大腿骨近位部骨折

疼痛が遷延する大腿骨近位部骨折例の特徴は?

今回は疼痛が遷延する大腿骨近位部骨折例の特徴を明らかにした論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると疼痛が遷延する症例に共通する特徴としては破局的思考や末梢性・中枢性感作というのがキーワードになりそうですね. このあたりは人工膝関節全置換術後と共通するところがありますね.
働き方

理学療法士・作業療法士スマホあるある

今回は理学療法士・作業療法士スマホあるあるについて考えてみました. 今後も理学療法士・作業療法士の仕事中のスマホの使い方についてはまだまだ変化していきそうですね.
運動療法・物理療法

術前リハビリテーションに関するSR論文

今回は術前リハビリテーションの効果を考えるうえで参考になるSR論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると在宅での術前リハビリテーションは術後合併症の発生割合を軽減させ,能力の改善,入院期間の短縮,抑うつや不安の軽減につながるという結果ですね.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対しては運動療法と栄養療法の併用が効果的?

今回は変形性膝関節症例に対しては運動療法と栄養療法の併用が効果的なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると栄養補給+運動による介入は変形性膝関節症例に対して有効であるということですね.
人工股関節全置換術

THA後のVRリハビリテーションの有効性

今回はTHA後のVRリハビリテーションの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. ここでもVRの有用性が示唆される結果ですね. 受身の介入ではなく能動的な介入が有効であるといった点もポイントですね.
介護予防

難聴が歩行能力低下やバランス障害の原因になる?

今回は難聴が歩行能力低下やバランス障害の原因になるのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 難聴があると歩行能力低下やバランス障害の原因になる可能性がありますね. 年齢や他の合併症で調整しても関連があるというのは興味深いですね. 難聴を単なる聴覚障害として捉えるのではなく平衡機能に関連する重要な因子として考える必要がありそうですね.
脳卒中

Pushingと半側空間無視の予後ってどうなるの?

今回はPushingと半側空間無視の予後を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果考えるとPushingと半側空間無視の予後を考えるうえではPushingと半側空間無視の双方の重症度を評価し,相互の関連性を考慮する必要がありますね.
肩関節

腱板関連疼痛に対する有効な運動療法は?

今回は腱板関連疼痛に対する有効な運動療法を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると腱板関連疼痛に対する有効な運動療法としてはMotor control training,肩甲骨への介入,遠心性収縮というのがキーワードになりそうですね.
タイトルとURLをコピーしました