2024年6月以降発刊の理学療法関連書籍5選

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目次

2024年6月以降発刊の理学療法関連書籍5選

最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.

私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.

今回は2024年6月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.

ライトが点灯した図書館の写真

 

 

 

肩関節の極意 痛み編

肩関節治療のスペシャリストである千葉慎一先生が執筆された待望の単著です.

“極意“シリーズ第1弾のテーマは『痛み』となっております.

肩関節痛の痛みを発生させる4つの部位にフォーカスを当てて,それぞれの評価と治療の極意を余すことなく公開されております.

肩関節治療を極めたい方は購入必須ですね.

 

 

 

 

 

 

 

こんなときどうする!? 整形外科術後リハビリテーションのすすめかた 第2集

 

2021年に発行された「こんなときどうする!? 整形外科術後リハビリテーションのすすめかた」はバカ売れでしたね.

とにかく具体的で理学療法士が遭遇する困った場面に焦点を当てた記述が若い理学療法士にも分かりやすいと評判の一冊でした.

満を持して第2集が発行されます.

これは即買いです.

 

 

 

 

 

 

 

 

リハに活かす!機能解剖から学ぶ脳画像の読み方

 

脳画像って難しいですけど,脳卒中リハを行う上では必須ですよね.

ただ脳画像に関する書籍って脳画像の見方を理解できたとしてもそれをどのようにリハビリテーションに活かすかが難しいですよね.

この書籍は脳画像をもっとリハビリテーションに活かしたい方におすすめの内容となっております.

画像読影に欠かせない機能解剖・機能連携から丁寧に学ぶことで,画像から得られる障害のイメージがぐっと膨らみます.

 

 

 

 

 

 

一流の臨床思考

この書籍はよくある臨床の疑問を3名の一流臨床家が1つ1つ丁寧に解説する構成になっております.

会話の中から一流の臨床家の思考過程を覗けるような文体になっており,この書籍で学んだ知識が臨床現場で応用し易いように工夫されております.

今回執筆している3名は全国トップクラスの実力を持ち,講演でも人気の臨床家です.

この3名によってそれぞれ担当している『下肢疾患』,『腰部疾患』,『肩関節疾患』についての様々な疑問について,わかりやすく解説されております.

またこの書籍には各種実技の動画を視聴できるQRコードが多数用意されており,多彩な手技やエッセンスが分かりやすくなっております.

 

 

 

 

脊椎保存療法のリハビリテーション

河重先生が編集された脊椎保存療法に特化した一冊です.

腰椎椎間板ヘルニア,腰部脊柱管狭窄症,脊椎圧迫骨折(圧迫骨折),腰椎分離症(分離すべり症)と脊椎疾患に関する保存療法が集約されております.

疾患・症状別の評価,目標設定,実際のリハビリテーションがこの1冊でまとめて学べる内容となっており,豊富な画像・イラストと症例で,この書籍を使って学べばいつ・何を・どのくらいやるかがわかり,多様な患者に対する適切な介入ができるようになります.

整形外科クリニックには一冊おいておきたい内容です.

 

 

 

 

 

変形性股関節症診療ガイドライン2024

2016年版から実に8年変形性股関節症診療ガイドラインの最新版が発行されました.

変形性股関節症の「疫学・自然経過」「病態」「診断」に関して,最新の知見とガイドライン作成指針に基づいて解説.また「保存療法」「関節温存術」「人工股関節全置換術(THA)」および「大腿骨寛骨臼インピンジメント」の各章では多様なclinical question(CQ)を設定し推奨度が示されております.

変形性股関節症例やTHA症例に携わる方は必携です.

 

 

今回は2024年6月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.

今月も良書が多く発刊されております.

理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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