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2023年12月以降発刊の理学療法関連書籍5選
最近は発刊される理学療法関連の書籍も多いので,把握するのが大変です.
私も月1回は本屋で関連書籍をリサーチしております.
今回は2023年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきます.
セラピストのキャリアデザイン
先日から話題になっている一冊です.
今や病院で雇われて安月給で理学療法士・作業療法士が働く時代は終わりました.
いかに自分のキャリアをデザインするかが重要ですよね.
この一冊を読んで自分のキャリアについて改めて考えてみましょう.
運動療法筋電図鑑 深部筋までとらえる効果的なエクササイズ
こんな書籍が欲しかったです.
エクササイズを考える時にどのエクササイズでどの筋がどのくらい活動するのかって気になりますよね?
この書籍の素晴らしいのはこれまでブラックボックスであった深部筋群の活動まで示されているところです.
エクササイズと筋活動の関連性を考えるうえでは必須の内容となりそうですね.
非特異的腰痛の運動療法[Web動画付] 第2版
初版も爆売れした書籍が動画付きとなって第2版で発刊されます.
非特異的腰痛の症状に応じた運動療法を解説し,好評を博した書籍の改訂第2版です.
今版では「前屈動作」と「後屈動作」では鑑別できない症例に対応し,「側屈動作」と「回旋動作」がフローチャートに追加されております.
さらに「病期別」という視点から「急性期」「亜急性期」「慢性期」別の運動療法とホームエクササイズがWeb動画でわかりやすく解説されております.
またその根拠となるメカニズムが豊富なエビデンスをもとに解説されております.
これで腰痛も怖いものなしです.
PT・OTのための脳卒中に対する臨床上肢機能アプローチ
弛緩、強い痙性、失調症や肩の痛み…….
多くの脳卒中患者が上肢機能の症状に苦しんでいます.
この書籍はそのような患者の治療に役立てるべく,全国の臨床家が培った知識と実践を結集して作成されております
臨場感ある治療場面の写真も豊富に掲載し,この一冊で症状別にアプローチのポイントが理解できます.
明日からの臨床に活かしていただきたい1冊となっております.
理学療法士・作業療法士のためのヘルスプロモーション
ヘルスプロモーション領域の理学療法・作業療法ってまだまだ役割が不明確なところが多いです.
ただ今後理学療法士・作業療法士の職域がますます広がりそうなのもこのヘルスプロモーション領域です.
今後ヘルスプロモーション分野に携わりたいという方にはお勧めの一冊です.
今回は2023年12月以降に発刊の理学療法関連のお勧め書籍を紹介させていただきました.
今月も良書が多く発刊されております.
理学療法士・作業療法士の皆様もこの機会に新たな学びに挑戦してみてはいかがでしょうか?