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理学療法士・作業療法士も知っておきたい「申し訳ございません」と「申し訳ありません」の違い
理学療法士・作業療法士も社会人ですので正しい言葉を使いたいですよね.
理学療法士・作業療法士って専門的な知識には長けているのに一般常識が…なんて話もよく聞きます.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「申し訳ございません」と「申し訳ありません」の違いについて考えてみたいと思います.
問題
クライアントの対応時間に遅れてしまったときに以下のどちらが丁寧な表現なのでしょうか?
A:遅れてしまいまして「申し訳ありません」
B:遅れてしまいまして「申し訳ございません」
まずは直感で考えてみましょう.
正解は?
正解は…
A:遅れてしまいまして「申し訳ありません」
B:遅れてしまいまして「申し訳ございません」
これはわかりましたよね?
申し訳「ありません」と申し訳「ございません」の違い
ちなみに「申し訳ありません」と「申し訳ございません」の意味に大きな違いはありません.
どちらも「申し訳ない」という言葉を用いた正しい敬語表現です.
ただしより丁寧な表現として相手に伝えたい場合には,「申し訳ございません」適切な表現となります.
相手に謝罪の気持ちをより丁寧に伝えたい場合には「申し訳ございません」を使いましょう.
クライアントに使ってはいけないダメな謝罪言葉
クライアントに対して丁寧は言葉を用いる場合には以下のような表現はNGです.
ごめんなさい
すみません
「ごめんなさい」は「御免」を丁寧にした言葉です.
「すみません」は「すまない」を丁寧にした言葉です.
クライアントに対して謝罪したい場合には,上記の言葉を使うと軽くとらえられるため,悪印象となります.
さらに丁寧に謝罪したい場合には?
さらに丁寧に謝罪したい場合にはどうすればよいでしょうか?
以下のような表現が妥当でしょう.
本当に申し訳ございません
誠に申し訳ございません
大変申し訳ございません
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい「申し訳ございません」と「申し訳ありません」の違いについて考えてみました.
理学療法士・作業療法士の皆様もクライアントへの謝罪の場面では丁寧な表現が使用できるように注意したいですね.