目次
理学療法士・作業療法士のサマリーあるある
理学療法士・作業療法士の仕事の1つとしてサマリーの作成が挙げられます.
理学療法士・作業療法士のサマリーならではのあるあるってありますよね?
今回は理学療法士・作業療法士のサマリーあるあるについて考えてみたいと思います.
同じ言葉の乱用
書いているうちに同じ単語を乱用してしまうことってありませんか?
〇〇を施行し,〇〇を施行…
あまり同じ言葉を連発しているとボキャブラリーの乏しさを露呈してしまうことになりますよね.
私自身も同じ言葉を乱用しているサマリーをよく目にしますが,もう少し言葉をチョイスできなかったものかなと感じることもしばしばです.
先輩のチェック
新人理学療法士・作業療法士の場合には必ず先輩理学療法士・作業療法士のチェックを受ける決まりになっている施設や医療機関もあると思います.
どうでもよい表現を修正されたりなんてこともあるでしょう.
添削してもらえるだけ幸せだと思わなければいけないんでしょうけど,納得できない修正がある場合もありますよね.
登竜門でしょうから仕方ありませんが,先輩理学療法士・作業療法士のサマリーチェックを早く卒業したいですよね.
自己満足サマリー
理学療法士・作業療法士に多いのが自己陶酔にひたっているサマリーです.
自分の理学療法・作業療法でよくなったんだ感が全開のサマリーってありますよね?
特に理学療法士に多い印象です.
サマリーは客観的な事実を淡々と記述するのがポイントです.
わけのわからない私見は不要です.
また引継ぎ先の理学療法士・作業療法士に自身の考えを強要するような内容もいただけませんね.
とりあえず記録をさかのぼる
経過が長いといつ何があったか細かく把握しきれていない場合もあると思います.
この把握にかなり時間がかかってしまうこともありますよね.
経過が1年近い症例のサマリーは大変です.
かなりの大作ができあがってしまいます.
時間外で作成
サマリーって時間外で作成せざるを得ないことが多いですよね.
サマリー超勤なんて言葉があるくらいです.
業務内に作成したいですがクライアントの対応で手いっぱいでどうしても時間外に作成といったパターンが多いでしょう.
急に退院や転院が決まってしまって全く準備ができずといったパターンも多いですね.
連休明けに急に退院が決まって月曜日から残業なんてのはあるあるだと思います.
サマリーを書いていて初めて知る事実も
サマリーを書く時ってクライアントの記録をいつも以上にじっくり見ますよね.
サマリーを作成する段階で実は知らなかった情報を入手するなんてパターンも少なくありません.
もう少し早く知っていればこういった介入ができたのになんて後悔の念にかられることもありますね.
日頃から時間を取って情報を収集できればよいのですが…
今回は理学療法士・作業療法士のサマリーあるあるについて考えてみました.
サマリー作成は大変ですが,クライアントに対する自身の理学療法・作業療法を振り返る良い機会にはなりますね.
いずれにしても時間外で作成しなくてよいように日頃から準備をしておきたいですね.