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理学療法士・作業療法士の教科書多くない?
最近の理学療法士・作業療法士って種類がかなり多いですよね?
各出版社がこぞって養成校の学生向けに教科書を出版しているわけですが本当に似たような書籍が多いです.
出版社が違うだけで執筆しているメンバーはほぼ一緒なんて書籍も少なくありません.
今回は理学療法士・作業療法士の教科書多くないかといったお話です.
理学療法評価学の書籍がこんなにある
例えば理学療法評価学に関連する書籍ですが私が探しただけでもこれだけの種類があります.
金原出版
医学書院
南江堂
文光堂
医歯薬出版
中山書店
メジカルビュー社
羊土社
理学療法評価学だけでも8種類もあるんです.
かなり多いですよね.
養成校は教科書選びが大変?
昔って理学療法評価学の書籍と言えばこれみたいなのがもう決まっていましたが,これだけ種類があると選ぶのもけっこう大変ですね.
逆に考えれば選択肢も多くて,授業で使いやすい書籍を選べる時代になったということではあると思います.
ただ同じような書籍を何冊も時間をかけて出版するのってなんだか無駄じゃないかとも思えてしまうわけです.
理学療法士を対象としたマーケットはかなり限定されている
理学療法士を目指す学生が以前より増えたと言ってもたかだか10,000~15,000人のマーケットです.
この中で8種類もの書籍があるということはどういうことか,書籍を作ってもそんなに売れないということです.
結局のところ執筆者を大学教員や専門学校教員でかためてそこで数年にかけて教科書を購入させるといったやり方が最も効率が良いのでしょうね.
学生が使いもしない教科書を購入させられるのはこんなところにも理由があるのかもしれませんね.
今回は理学療法士・作業療法士の教科書多くないかといったお話でした.
本当に似たような書籍が多すぎです.
日本理学療法士協会が標準的な書籍を出版するといったような動きも今後はあっても良いのではないでしょうか?