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日本理学療法士協会代議員選挙5都道府県で定数超え もっとも倍率の高い都道府県は?
2022年2月15日に日本理学療法士代議員選挙の選挙公報が開示されました.
この代議員選挙は日本理学療法士協会の理事を決める上で非常に大きなカギを握る選挙になります.
実は日本理学療法士協会の理事は2年おきに行われる選挙によって選ばれるのですが,この日本理学療法士協会の理事選挙に投票する権利が認められているのは,今回の選挙で選出される代議員だけなのです.
先日,開示された選挙公報によると今回は5都道府県で定数を上回る立候補が行われ,2022 年2 月21 日(月)正午~3 月6 日(日)正午の期間に選挙が行われます.
今回はこの日本理学療法士代議員選挙の選挙公報について考えてみたいと思います.
日本理学療法士協会代議員選挙
まず今回の選挙における代議員の定数ですが300名となっております.
理由はわかりませんがこの代議員の定数は2年前は407名でしたので,100名以上定数が減ったことになります.
選挙方法ですが,都道府県別の会員数から算出された定数に従い,正会員を基準に作成される選挙人名簿及び被選挙人名簿に登録されている者によって都道府県毎に選挙が行われます.
ポイントは都道府県ごとに定数が決まっていて,立候補者数が定数を上回ると選挙という形になるという点です.
2年前の代議員選挙を見てみると投票選挙が行われた都道府県は12都道府県でありましたので,今回は定数を上回った都道府県も少なかったということになります.
もっとも倍率の高い都道府県は?
立候補者が定数を超えた都道府県は以下の5つの都道府県です.
東京都:定数22名,立候補者数23名
石川県:定数3名,立候補者数4名
大阪府:定数21名,立候補者数29 名
山口県:定数4名,立候補者数6名
福岡県:定数15名,立候補者数21名
最も倍率が高い都道府県は山口県で1.5倍となっております.
またもっとも落選者が出る都道府県は大阪府で8名となりそうです.
定数に満たない都道府県もある
実は立候補者が定数を超えた都道府県がある一方で定数に満たない都道府県もあります.
以下の15都道府県では立候補者数が定数に至っておりません.
青森県1名
福島県2名
栃木県1名
埼玉県4名
千葉県7名
神奈川県6名
岐阜県2名
愛知県1名
三重県1名
滋賀県2名
和歌山県1名
高知県1名
長崎県3名
佐賀県1名
鹿児島県1名
実に34名が欠員という状況です.
これなら立候補者数が定数を超えた都道府県の18名をそのまま代議員としてもよさそうですが,都道府県の割合を考えるとそうもいかないのでしょうか?
今回は日本理学療法士代議員選挙の選挙公報について考えてみました.
2022 年2 月21 日(月)正午~3 月6 日(日)正午の期間が投票期間ですので,選挙が行われる都道府県の会員の理学療法士の方は必ず投票しましょうね.