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理学療法士・作業療法士も受講生置き去りセミナーには要注意
コロナ禍に入ってからというものオンラインセミナーが多く開催されるようになり,セミナーの数は非常に多くなりました.
毎週末と言わず毎日のように全国各地でさまざまなセミナーが開催されております.
数は増えておりますが,一方で理学療法士・作業療法士関連のセミナーというのは玉石混交の様相を呈しております.
特に問題なのが受講生を完全に置き去りにしたセミナーです.
今回は理学療法士・作業療法士も受講生置き去りセミナーには要注意といったお話です.
内容を詰め込みすぎ
理学療法士・作業療法士関連のセミナーで多いのが内容詰込み型のセミナーです.
自分の知っていることを全部言いたいんだろうなと思えるような講師も多いです.
内容を詰め込みすぎて,聴く側としてはもはや何がポイントなのかもわからず,ただただ時間だけを浪費してしまいます.
セミナー参加者のニーズをわかっていない
セミナー講師はセミナーの内容を感がる際にまずは参加者のニーズを調査すべきです.
参加者が何を求めているのかを理解すること無くただただ自分の考えていることを話すだけでは有意義なセミナーにはなり得ないでしょう.
参加者層は若手なのか経験者なのか,どのくらいの水準の内容を提供すべきなのかを熟考することから始めなければなりません.
与えられた時間で伝えられる内容を考慮すべき
理学療法士・作業療法士関連のセミナーで良くあるのが本当は〇日かけてやる内容なんですけどといった前置きです.
本当は○日かけて伝えるような内容を数分で伝えられるわけがありませんよね.
結局決められた時間があるわけですから,その中で何を伝えたいのかを優先順位付けしたうえで伝える内容を整理すべきです.
あれもこれも自分が知っていることを話したいといった欲張り精神では講師の独りよがりのセミナーで終わってしまうでしょう.
講師の自己満足にすぎないセミナーほど残念なものはない
理学療法士・作業療法士関連のセミナーではまだまだ講師の自己満足になっているセミナーというのも少なくありません.
若い理学療法士・作業療法士というのは自分の知識が不足していたから理解できなかったのだと思われるかもしれませんが,原因は参加者よりも講師側にある場合が多いです.
理学療法士・作業療法士の皆様もセミナー講師をされる際には単なる講師の自己満足にならないように注意が必要です.
今回は理学療法士・作業療法士も受講生置き去りセミナーには要注意といったお話でした.
理学療法士・作業療法士の皆様もセミナー講師をされる際には単なる講師の自己満足にならないように気を付けてください.