医師全員を管理職として扱って残業代を支払わなかった医療機関に1億円余りの支払い命令

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医師全員を管理職として扱って残業代を支払わなかった医療機関に1億円余りの支払い命令

先日,ある医療機関で医師全員を管理職として残業代を支払わなかった医療機関に1億円余りの支払い命令がくだったというニュースが世間を騒がせました.

やはり時代だなと思わせるニュースでしたね.

今回は医師全員を管理職として扱って残業代を支払わなかった医療機関に1億円余りの支払い命令がくだったニュースについて考えてみたいと思います.

gray gatch bed in hospital

 

 

 

 

 

 

 

ニュースによると

気仙沼市立病院が長年,研修医をのぞく医師全員を管理職として扱い,残業代を払わなかったのは不適切だとして,労働基準監督署から勧告を3回にわたって受けていたことが分かりました.

病院は勧告を受け,医師79人にこれまでの残業代合わせて1億円あまりを支払う方針です.

気仙沼市立病院によりますと,病院では看護師や薬剤師などに指示を行う立場だとして長年,研修医をのぞくすべての医師を管理職として扱い,残業代を原則,支給していませんでした.

これについて労働基準監督署は2017年5月から今年5月にかけて3回にわたり,適切に賃金を払うことなどを求める是正勧告を出したということです.

これを受けて病院は,おととし6月から今年3月までに在籍していた医師79人に未払いの残業代1億円余りを支払う方針を決め,関連する費用を盛り込んだ補正予算案を今月の市議会に提出しました.

議会の承認が得られれば年明けに残業代を支給するとしています.

一方,管理職の規定については昨年度から,診療科の科長以上の医師のみに限定するように見直したということです.

病院は「是正勧告を受けないよう労働環境の整備に努めたい」としています.

 

 

 

 

 

 

 

管理職には残業代は出ない?

医師全員管理職扱いにして,残業代なしで労働させているケースもまだまだ多いですね.

管理職の理学療法士・作業療法士には残業代は支払われないのが当然?
今回はなぜ管理職の理学療法士・作業療法士には残業代が支払われないのかについて考えてみみました. 管理職の理学療法士・作業療法士には残業代は出ないとするためには,管理職の理学療法士・作業療法士の職務内容や待遇などが労働基準法において定められている「管理監督者」に該当しているかどうかがポイントとなります.

最近はリハビリテーション部門も管理職を増やしてサービスで超過勤務を課すブラック病院も少なくありません.

残業代不支給以外に「名ばかり管理職」のもう一つの問題は,労働時間上限規制逃れだったりします.

労基法上の管理監督者は36協定対象外となりますので,残業時間の制限がありません.

ちなみに労働安全衛生法の対象ではありますが…

この施設では,研修医以外の医師を定額で青天井で勤務させていたのだと思われます.

医師は全員管理職というのはブラック企業の常套手段です.

 

 

 

 

 

 

 

 

役職をつけることで給与アップ

皆様の勤務する施設ではいかがでしょうか?

こういった病院は少なくなくて,部長がいるのに部長代理,副部長,担当部長,〜付部長もいて部長が付く役職の多い病院ってまだまだ多くあります.

医師は全員管理職って手法は田舎の公立病院でよくやる手で,手当つけてとにかく給与が上げて医師の招聘を円滑にし,給与計算を簡単にし,しかもまともに残業代払うより安くなり,労基問題をクリアするという一石四鳥の方法なんですよ.

ただ今回の件でこういったやり方にもどんどんメスが入れられるようになるでしょうね.

公立病院の経営難が背景にあるにしても労働者の権利は守られないと問題ですよね.

 

今回は医師全員を管理職として扱って残業代を支払わなかった医療機関に1億円余りの支払い命令がくだったニュースについて考えてみました.

やっぱり時代ですね…

ブラックなやり方はどんどん通用しなくなってきてます.

リハビリテーション部門でも名ばかり管理職を増やしてひたすら超過勤務を課すやり方はもう通用しませんよ.

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