理学療法士・作業療法士も知っておきたいお金の常識 今と昔

働き方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

理学療法士・作業療法士も知っておきたいお金の常識 今と昔

理学療法士・作業療法士をはじめ医療従事者というのはマネーリテラシーが低い集団として知られております.

お金のことを知らないためにいつの間にか損をしているということもあると思います.

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいお金の常識の今と昔をご紹介させていただきます.

person holding 100 US Dollar banknote

 

 

 

 

 

 

 

住宅ローンの頭金

昔:できるだけ多く

住宅ローンの金利が高かったころは借入金額が大きいほど利息がかさむため,頭金を多くして借入額を減らすことが重要でした.

そのためまずはしっかりとした頭金を貯めて住宅購入をという方が多かったと思います.

 

今:家計状況に応じて

超低金利のため住宅ローン金利が運用による利回りより小さくなったため資産運用に抵抗がない場合は頭金にせず運用した方が有利な場合もあります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

繰り上げ返済

昔:繰り上げ返済は効果大

昔はいかに利息の支払いを減らすかが重要でした.

早く繰り上げ返済することで最終的な支払額を大きく減らすことが可能だったわけですね.

そのため繰り上げ返済すればするほど効果的でした.

 

今:控除期間中は要検討

住宅ローン控除1%の方が,借入金利より高いケースでは控除期間の10年間はあえて繰り上げ返済しない方が有利な場合もあります.

上級者であればその分を資産運用で増やす方が効率が良いといった話もあります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

貯蓄型保険

昔:貯蓄型保険はお宝保険

約20年以上前までの貯蓄型保険ってすごくお得だったんです.

1999年3月までに加入した終身保険の予定利率は2.75%,バブル期は6%のこともあったわけです.

そのため昔は保険と貯蓄を兼ねるのが一般的だったわけです.

 

今:貯蓄と保険は分けるべき

ただ現在の予定利率は0.25%なのでほとんど貯蓄型保険といっても貯蓄機能はほとんどありません.

今は保険に貯蓄機能を求めても意味が無い時代です.

貯蓄と保険は分けて考える必要がありますので,保険も掛け捨てのタイプの保険に加入する人が増えましたね.

 

 

 

 

 

 

 

 

医療保険

昔:更新型は割高なので終身型にする

昔は老後の費用負担を減らすために終身型にして保険料は60歳払い込みにするといった方が多かったです.

 

今:割安で見直しがしやすい更新型

医療技術の進歩に合わせて入院期間が短縮したり,日帰り手術が増えている状況です.

保険についてもどんどん割安で先進医療に対応したものが出てきております.

そのため最適な内容の保険を定期的に見直すことが重要です.

最近は更新型の保険に加入した方が圧倒的にお得ですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

貯金

昔:とにかく貯金

郵貯の定期貯金なら10年預ければ元本2倍といった時代もありました.

100,000預入すると10年後には219,112円になっていたなんて時代もあったわけです.

今考えると信じられませんよね?

 

今:貯金だけではだめ

今はというと100,000円預けても利息は数百円の時代です.

最近は時間外ATMの手数料も高くなっておりますので,利息も時間外ATM手数料で消えてしまう時代です.

やっぱり貯金だけしていてもだめですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

老後資金

昔:退職金と年金で安泰

公的年金+病院によっては企業年金があり働いて年金を納付すればある程度の老後生活ができる時代でした.

老後のためにお金をためるといった考えすらない方が多かったわけですし,それで十分に老後も安定した生活を送るk十ができました.

 

今:退職金と年金だけでは厳しい

今はというと公的年金だけでは不足する可能性が高いです.

結局は国がNISAやiDecoなど個人の資産運用を推奨しているということは,公的年金だけでは厳しいので個人で頑張ってくださいという意味合いですよね.

 

今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたいお金の常識の今と昔をご紹介させていただきました.

こうやってみてみるとお金に関する常識も今と昔では大きく変化していることが分かります.

理学療法士・作業療法士の皆様も損をしないようにマネーリテラシーを高めておくことが重要でしょうね.

タイトルとURLをコピーしました