ポスドク理学療法士・作業療法士問題

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ポスドク理学療法士・作業療法士問題

最近は大学院へ進学する理学療法士・作業療法士も多くなってきました

理学療法士・作業療法士も絶対数が増えましたが,大学教員のポストというのも限りがありますので,理学療法士・作業療法士界隈でもポスドク理学療法士・作業療法士が増えている現状があります.

今回はポスドク理学療法士・作業療法士問題について考えてみたいと思います.

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ポスドク理学療法士・作業療法士とは?

現在,大学院博士後期課程を修了してもそのまま大学教員(助教や講師)や研究所の研究員となることは難しく,まずは様々な大学や研究所で,任期付きのポスドク研究員などとして採用されるパターンが一般的です.

期限付きの職ですのでポスドクというのはいつ首を切られるか分かりません.

アカデミアの道を選んだ多くの博士後期課程修了者が経験するポスドクですが,期限付きの職であるといった点に注意が必要です.

大学の教授・准教授や一部の助教は,パーマネント職(任期の定めのない,定年まで在籍できる職)である一方で,ポスドクは1年~長くとも数年程度の任期が定められています.

まれに任期が延長される場合もありますが,この場合には任期のうちに一定の成果をあげることが求められます.

さらに任期終了前に大学や研究機関のパーマネント職や,他のポスドクを探す必要があります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスドク問題とは?

ポスドクの期間というのは,大学院博士後期課程修了後、大学や研究機関におけるパーマネント職を得るまでの短期的なトレーニング期間と考えることができます.

もしパーマネント職の募集が十分にある場合には,博士卒→ポスドク(数年)→大学や研究機関のパーマネント職(定年まで)というように順当に職探しをすることが可能です.

しかしながら現在ではポスドクの期間を数年で終えられず,長期にわたり続けざるをえない状況,いわゆるポスドク問題が生じていることが多いです.

これは理学療法士・作業療法士関連でも同様です.

このポスドク問題の原因は,1990年代の大学院重点化以降,博士修了者の増加に対してパーマネント職の増加が追い付かなかったところに大きな原因があります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ポスドク・助教・特任助教の違いとは?

ここまで紹介してきたようなポスドク以外にも,博士の学位を取得後,大学などの研究機関で研究を続ける場合の職種として,助教や特任助教と呼ばれる職種もあります.

それぞれの職種とポスドクの違いはどのようなものなのでしょうか?

助教とは?

助教というのは,大学などの教育機関における教員の一職種であり,文部科学省によれば「将来,准教授や教授へつながるキャリアパスの一段階に位置付けられるものであり,助教に就く者としては,例えば大学院博士課程修了後,ポストドクター(PD)等を経た者」とされています.

こういった文部科学省の考えからすると,助教というのはポスドクとして研究機関などで研究を行った後のキャリアパスと考えてよいでしょう.

 

特任助教とは?

特任助教というのは,一般的には任期の定めのある助教のことを指します.

助教という立場から,教育機関における教員の一員とされますが,任期の定めがあるという点では,ポスドクと似た状況にあると考えてよいでしょう.

 

今回はポスドク理学療法士・作業療法士問題について考えてみたいと思います.

理学療法士・作業療法士界隈でも博士後期課程を修了後に研究職としてのポストが無いといった方は少なくありません.

博士後期課程を修了しながらも臨床で理学療法士・作業療法士として勤務している方も多くいらっしゃいます.

大学院進学の目的をどこに置くかですが,大学教員のポストに就くというのはポスドク理学療法士・作業療法士が増える現在においては容易なことではないのかもしれませんね.

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