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年下の先輩理学療法士・作業療法士と接するときに気を付けることは?
理学療法士・作業療法士って社会人で養成校に入学する方も多いので,年下の先輩理学療法士・作業療法士とともに働くといったケースは少なくないと思います.
年下の先輩理学療法士・作業療法士との接し方ってけっこう難しいですよね?
今回は年下の先輩理学療法士・作業療法士と接する時に気をつけることについて考えてみたいと思います.
社会人経験を持つ理学療法士・作業療法士は多い
社会人経験を経てリハビリテーション専門職の道へ進む人は増加しており,幅広い年齢層の方が理学療法士・作業療法士として働いています.
転職・復職などで入職した病院に年下の先輩がいたなんてことも珍しくありません.
年齢は気にしないと思っていても,やはり意識してしまう部分はありますよね.
相手の立場を考え,フランクにしすぎない
年下だからとついついタメ口になったり,フランクに接し過ぎてしまったりすると,人間関係に影響が出てしまうことがあります.
コミュニケーションは人間関係を構築するために必要なことですが,相手の立場をしっかり考えて関わっていかなければ簡単に破綻してしまうものでもあります.
相手が年下であっても職場での立ち位置は先輩にあたるので,敬意をもって接していくことが大切です.
まずは敬語を使っておくというのがベターでしょうね.
仕事として割り切り,スキルを学ぶ
あくまでも仕事相手として割り切り,技術を学んでいく意欲や姿勢を見せることも大切です.
そのためにも積極的にコミュニケーションを取り,技術習得を目指しましょう.
年齢に関係なくお互いの立場や役割をしっかり理解することで,より良いコミュニケーションが生まれ、人間関係が円滑になります.
社会人としてのマナーを忘れず,相手に気を遣わせないように
年下の先輩から指示や注意を受けることに対し,モヤモヤしてしまうこともあるかもしれません.
しかしそれは相手も同じです.
年上の後輩に対して指導や注意するのってけっこう勇気が必要です.
年上の後輩という存在に対し,想像以上に気を遣っていることも多いわけです.
ですがたとえ相手が気を遣って「気軽に接していい」と言ってくれたとしても,社会人としてのマナーを忘れてはいけません.
友人関係ではないので,お互いに信頼関係ができるまでは後輩としての立場を忘れず,敬意をもって接するようにしましょう.
今回は年下の先輩理学療法士・作業療法士と接する時に気をつけることについて考えてみました.
今回は年上の後輩目線で書いてみましたが,年下の先輩目線でもいろいろとやりにくさがあるのも実際だと思います.
いずれにしても年齢に関係なく他者を尊重しながら仲間としてともに仕事をしていくといったところが重要になるでしょうね.