個人情報持ち出しで医療従事者が懲戒処分

働き方
スポンサーリンク
スポンサーリンク

目次

個人情報持ち出しで医療従事者が懲戒処分

理学療法士・作業療法士の皆様は個人情報の管理ってきちんとされていますか?

先日静岡県で医療従事者による個人情報の漏洩によって医療従事者が懲戒処分になったニュースが報道されました.

今回は個人情報持ち出しで医療従事者が懲戒処分になった件について考えてみたいと思います.

person sitting while using laptop computer and green stethoscope near

 

 

 

 

 

 

 

 

ニュースによると

患者の個人情報が記された資料を自宅に持ち帰るなどした医療従事者を,懲戒処分.

停職5日の処分を受けたのは,静岡県立総合病院に務める男性の医療従事者(23).

2021年5月から7月にかけ,患者の氏名や年齢,病名などが書かれた資料を自宅に持ち帰ったうえ,シュレッダーにかけるなどの処理をせず,家庭ごみとして捨てていた.

情報の持ち出しは,ごみの分別が不十分だったため業者に回収されず,袋の中を確認した住民の連絡で発覚した.

この期間に入院していた患者は182人で,「自分が知らない病気などについて自宅で勉強していた」と話しているという.

 

 

 

 

 

 

 

 

情報管理がずさん

個人情報を持ち帰ったうえにゴミ袋にそのままポイなんてずさんすぎますよね.

この時代ですからもう少し何かしらの配慮ができなかったものでしょうか?

またごみをきちんと分別してないところも引き金になっていますし,自業自得といえばそれまででしょうね.

 

 

 

 

 

 

 

 

23歳男性医療従事者

疑いたくはないですが23歳男性医療従事者で自宅で勉強と聞くと,なんとなくこの医療従事者が理学療法士・作業療法士じゃないかって疑いたくなってしまいますね.

今回は医療従事者という情報しか出ていませんので理学療法士や作業療法士で無いことを祈りたいです.

 

 

 

 

 

 

 

 

自宅で勉強しないといけない環境が原因?

今回の個人情報の漏洩ですが,個人はもとより職場環境に問題がある可能性もあります.

残業が規制され発表必須だったりすると個人情報を持ち帰らざるをえないこともあるでしょう.

もちろんこの場合にも情報のすべてを持ち帰るというのはあまりにも配慮が足りない対応だったわけですが…

仮にリハビリテーション部門内で発表を奨励するのであれば終業時間でできるよう配慮するといった対応が必要ですし,自宅で行うよう勧めるのであれば他要素認証付きクラウドを構築するなどの環境整備が必要です.

よく耳にする話ではありますが,電子カルテへの侵入を防ぐために,ネット回線を全て切ってしまう病院もあるようで調べ物一つできない場合もあります.

シュレッダーをかけず廃棄したことは詰めが甘いと言わざるを得ないですが,やはり職場環境にも問題がある可能性もあります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人の問題ではなく組織の問題?

また問題は個人情報を持ち出せる環境にある職場の個人情報管理体制かもしれません.

そもそも個人情報の管理に関して何かしらの規制がなされていたのか,そのあたりが気になるところです.

 

今回は個人情報持ち出しで医療従事者が懲戒処分になった件について考えてみました.

理学療法士・作業療法士の皆様も個人情報の扱いには十分に注意されてください.

タイトルとURLをコピーしました