目次
理学療法士・作業療法士も知っておきたい貯金のリスク
理学療法士・作業療法士の皆様も将来に向けてコツコツと貯金をされている方って多いと思います.
貯金ってリスクもないし,銀行に貯金しておくと安心なんて考えられる理学療法士・作業療法士も多いと思います.
しかしながら貯金には大きなリスクが潜んでいるって知っていましたか?
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい貯金のリスクについてのお話です.
なぜ貯金が大切だと考えられてきたのか?
なぜ昔から貯金が大切だと考えられてきたのでしょうか?
ざっと挙げてみると以下のような理由が挙げられると思います.
備えがあれば安心だから
将来のため
こんなところが多いでしょうか?
まず昔は貯金が重要視されてきた背景として,現在とは異なり利回りが良かったといった点が挙げられると思います.
昔は銀行に預けておけばそれでお金が増えていたわけです.
貯金をしておけば,備えにもなるし,お金も増えるし,それでよかったわけです.
インフレが来たら
ただ今は超低金利の時代です.
銀行に預けているだけではお金が増えない時代なわけですね.
理学療法士・作業療法士が100万円貯金しても1年後にはペットボトルのジュース分しかお金が増えません.
場合によってはうまい棒が10本も買えないお金しか増えてないなんてこともあるでしょう.
また仮にインフレが来たらどうでしょうか?
円の価値とういのは20年後も同じとは限りません.
考えてみてください.
自動販売機のペットボトルのジュースだって年々高くなったり,同じ価格で分量を減らしたりしてますよね?
昔はペットボトルのジュースも自動販売機で100円で購入できていたわけですが,今は160円が当たり前になりつつあります.
もしかしたら将来的には200円300円になるかもしれません.
円の価値は半分以下になるかもしれないというわけです.
1000万円の貯金があれば安心?
1000万円の貯金があれば安心でしょうか?
物価が上がって倍になってしまったら物を買うのに倍のお金が必要になります.
今貯金している1000万円が将来的には500万円の価値にしかならないなんてこともあり得るわけです.
いつもよく食べていたお菓子が値段は変わらないけど容量が減ったなんて経験もよくされると思います.
1000万円の価値は今の1000万円の価値でしかありません.
20年後も1000万円の価値があるといった保証はないわけですね.
お金を増やす努力をしなければお金の価値は目減りしてしまうわけです.
貯金が悪いわけではないが…
将来インフレが起こるかどうかはわかりません.
ただ昔に比べて同じものを買うにもお金がかかる時代になっていることは間違いがりませんし,円の価値が下がっているのも間違いありません.
貯金が悪いわけではありませんが,寝かせて貯金していることのリスクを考えることが重要です.
どうすればよいか?
では理学療法士・作業療法士はどうすればよいのでしょうか?
簡単な話です.
お金を増やす努力をすることが重要です.
投資なんてのはその1つです.
投資なんて聞くとあやしいしやりたくないなんて考える理学療法士・作業療法士も多いかもしれませんが,積み立てNISAなんて国が推進している制度でもありますし,非課税ですからね.
最近は積立NISAやiDecoで投資を始める理学療法士・作業療法士も増えましたよね.
貯金するより増やす方法を考えることが重要なわけです.
今回は理学療法士・作業療法士も知っておきたい貯金のリスクについてのお話でした.
貯金は悪くはありませんが,ただ寝かせておくだけではお金の価値は目減りしてしまいます.
お金をいかに増やすかを改めて考えてみる必要がありますね.