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理学療法士・作業療法士実習あるある
理学療法士・作業療法士の実習って独特ですよね?
やたら厳しくて,睡眠時間は取れないし,奴隷のような扱いを受けることもあるでしょう.
最近はクリニカルクラークシップ形式の実習も増えておりますし,臨床実習指導者講習会でもハラスメントに関する教育が行われておりますので,以前に比較すれば理学療法士・作業療法士の臨床実習もましな実習になってきているものと思われます.
今回は理学療法士・作業療法士実習あるあるについてご紹介させていただきます.
立っているのがきつい
理学療法士・作業療法士の臨床実習の大部分は見学です.
長時間立っておくのってきついですよね.
なかにはしゃがんで見学なんて実習施設も多いわけですが,しゃがむのって立っているよりも数倍きついです.
足がしびれてきて実習どころではありません.
これも試練なのでしょうか?
見学中に居眠りしてしまう
これもあるあるですね.
見学中やカンファレンス中に居眠りをしてしまうケースです.
2時・3時までレポートを書いて,平均睡眠時間は3~4時間では居眠りしてしまうのも仕方ありませんよね.
ただ居眠りなんてしてしまうと,場合によっては実習中止になってしまうこともあります.
過度な課題を出しておいて,睡眠時間を短縮させた上に,居眠りしたら実習中止なんて鬼ですよね.
質問がなくなる
理学療法士・作業療法士の臨床実習では見学終了後に指導者から,「何か質問ない?」なんて聞かれることも多いと思います.
実習初期には質問もいろいろと浮かぶかもしれませんが,同じクライアントを毎日見学していると質問もなくなってきますよね?
でも間違っても,「ありません」なんて回答してはいけません.
「ありません」なんて回答してしまうと,意欲が無いとみなされてしまいます.
繰り返し同じクライアントを見学していると質問がなくなってしまうというのも理解できなくはありませんが,多角的な視点で見学をすることで質問を絶やさないような努力も必要ですね.
また質問は貯蓄しておいて少しずつ使うといった方法も有効です.
質問が無くなった時のために質問を取っておくのが良いですね.
場合によっては課題を増やしたくないので質問しないなんて臨床実習生も多いですね.
質問→わかりません→じゃあレポートにまとめてきてといった展開は非常に多いですからね.
特に指導者が固定の場合には,さまざまな視点からクライアントを捉えて質問を絶やさないようにする必要があります.
先輩の余裕だったというのはあてにならない
理学療法士・作業療法士の臨床実習では,前年度に実習施設へ実習に行った先輩に前年度の実習の様子を聞くのが恒例になっています.
施設の特徴であったり,多い疾患であったり,臨床実習指導者の特徴であったり,さまざまなことを確認されると思います.
よくあるのが,前の年に実習へ行った先輩が「余裕だった」なんてアドバイスをくれた場合です.
この「余裕だった」ほどあてにならないものはありません.
理学療法士・作業療法士の臨床実習の場合には,同一施設での実習であっても年ごとに臨床実習指導者が代わることは少なくありません.
臨床実習指導者が変われば当然ながら実習のスタイルや大変さも変化しますからね.
養成校ではクロックス禁止と習ったのに臨床実習指導者がクロックスはいている
実習前に養成校でクロックスは禁止と習ったのに臨床実習指導者がクロックスをはいているなんてのもあるあるですね.
クロックスに限った話ではありませんが,実習生はダメだけど職員はOKなんてルールが多すぎるのも理学療法士・作業療法士臨床実習あるあるですね.
今回は理学療法士・作業療法士実習あるあるについてご紹介させていただきました.
おかしなあるあるが多く存在するわけですが,理学療法士・作業療法士の臨床実習ならではのおかしなあるあるも多いです.
臨床実習生が安心して学べるような環境作りに配慮する必要があるでしょうね.