女性理学療法士・作業療法士は配偶者を何て呼ぶのがよい?旦那?旦那さん?主人?夫?

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女性理学療法士・作業療法士は配偶者を何て呼ぶのがよい?旦那?旦那さん?主人?夫?

結婚されている女性理学療法士・作業療法士は配偶者のことをなんて呼んでますか?

私も知らなかったのですが配偶者の呼び方が不適切だと,常識のない人と思われてしまいます.

女性理学療法士・作業療法士が配偶者を呼ぶ場合には,旦那,旦那さん,主人,夫などさまざまな呼称方法が考えられます.

今回は女性理学療法士・作業療法士は配偶者を何て呼ぶのがよいのかについて考えてみたいと思います.

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旦那はどうなの?

まず配偶者の呼称として多いのが,「旦那」という呼称の方法です.

実は旦那にはパトロン的な意味もありますので注意が必要です.

旦那というのは,サンスクリット語「ダーナ」の音写で元仏教語です.

「ダーナ」は「与える」「贈る」の意味を持ち「檀那」とも書きます.

昔は主に僧侶が用いる言葉でしたが,時と共に一般にも「旦那」の語は広まり,「パトロン」のように生活の面倒を見る,お金を出してくれる人の意味で用いられるようになりました.

現代では主に女性がパートナーを呼ぶ敬称として用いられていますが,その言葉の元の意味を考えると,旦那という呼び方が果たして適切なものなのかどうかあやしいです.

「旦那」という言葉を軽い敬称として使用される理学療法士・作業療法士も多いですが,親しい間柄であればともかく,マイナスのイメージを持たれる場合も多いので注意が必要です.

 

 

 

 

 

 

 

 

旦那さんはどうなの?

旦那という言葉に「さん」を付ける女性も少なくないと思います.

その理由としては,呼び捨てみたいで嫌だとか上から目線で少し偉そうな印象があるためそれを和らげるために「旦那さん」と故障している理学療法士・作業療法士も多いと思います.

しかしながら「旦那さん」という言葉は他人の夫に対して使うもので,自分の身内に使うものではありません

「旦那さんは…」と言う会話は,自身のパートナーを指しているのか,聞き手のパートナーを指しているのか分からなくなってしまうこともあります.

「さん」を付けることで丁寧に表現している印象を受けますが,自分の病院のリハビリテーション部門の部長のことを「部長さん」とかよんでいるのと同じで,おかしな表現になるわけです.

 

 

 

 

 

 

 

主人はどうなの?

理学療法士・作業療法士が自分の配偶者のことを主人と呼ぶことも多いと思います.

主人というのは家の長を指す言葉で,家を守っていく人のことを指します.

一昔前までは家制度というものがあり,家という制度体が世代を超えて存続し繁栄するようにと役割を受け継ぎ継承させるという任務をもった人のことを指していました.

主人という言葉は元々,「自分の仕える人」「雇い主」という意味があり,一家の主従関係を表す言葉です.

使用人が使う「ご主人様」という表現があるように,一家の主という立場を表します.

しかしその一方で自分の配偶者を紹介する上で世間では丁寧でかしこまった表現方法で,一般的によく使われている言葉です.

夫婦間で使う場合には,夫を立てるような意味合いもありますので,理学療法士・作業療法士が年配のクライアントと話をする中で配偶者を呼称する方法としてはこの「主人」が無難だと思います.

ただ今は理学療法士・作業療法士世帯の多くが共働きであることを考えると,この主人という言葉はどうなんだろうと考えてしまいますが…

 

 

 

 

 

 

 

夫はどうなの?

辞書で引くと夫とは配偶者である男性と定義されております.

夫という表現は特に書類等で続柄を表すときに使用します.

婚姻届けにも氏名を書くところに「夫になる人」「妻になる人」という記載がありますが,そういった書類を提出する際に切っても切り離せないのが「続柄」の記載です.

「続柄」とは親族間の関係を明示するためのもので,続柄を見れば親子関係や婚姻関係などの間柄が詳しく分かるようになっています.

夫婦間は本来対等なものでありそこではへりくだることも主従関係も必要ありません.

夫の反対は妻ですから,上下関係のない平等な関係を表している言葉であるとも考えられ,この夫という表現も女性の理学療法士・作業療法士が配偶者を呼称するうえでは勧められる呼称の方法です.

 

 

 

 

 

 

 

どのように使い分けるべきか?

ここまで旦那,旦那さん,主人,夫とさまざまな呼称の方法についてその特徴をみてきましたが,実は場面や相手によってこれらの呼称の方法をうまく使い分けることも重要です.

病院や施設のような公の場では夫がよいでしょう.

上述したように夫と妻というのは身分の上下関係を表さない言葉なので,最も公の場に適している言葉と言えるでしょう.

一方で「夫」という言い方は一部の人にとっては抵抗があり,時として生意気な印象を与えることもあります.

特に理学療法士・作業療法士が関わる機会の多い高齢者の場合には,「主人」という言い方に使い分けする方が無難です.

また配偶者の家族の前では〇〇(名前)さんという呼称の方法が良いでしょうね.

間違っても名前の呼び捨てはNGです.

 

今回は女性理学療法士・作業療法士は配偶者を何て呼ぶのがよいのかについて考えてみました.

クライアントに自分の家族のことを聞かれることは多いと思いますが,配偶者の呼称の方法について適切な言葉を使用できるとよいですね.

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