理学療法士・作業療法士が時短勤務をするときのメリット・デメリット

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理学療法士・作業療法士が時短勤務をするときのメリット・デメリット

働き方改革法案が施行され,ワークライフバランスがさけばれる社会の中で,理学療法士・作業療法士の働き方も変わってきております.

最近は時短勤務といった形式で働かれている女性理学療法士・作業療法士も増えてきております.

時短勤務というのは,労働時間が原則1日に6時間に定められている勤務形態です.

パートやアルバイトとは異なり,労働時間は短いものの正社員と同じ扱いになるといったところに大きな特徴があります.

子育て世代の理学療法士・作業療法士にとっては,家庭と仕事の両立を図る勤務形態として利用している理学療法士・作業療法士も増えてきております.

今回は理学療法士・作業療法士が時短勤務をするときのメリット・デメリットについて考えてみたいと思います.

person walking holding brown leather bag

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士にとっての時短勤務のメリット

時短勤務の大きな目的は,職員確保とワークライフバランスの推進です.

特に子育て中はいくら時間があっても足りないのが実際です.

そのため正職員を諦めてパートになるか,もしくは専業主婦にといったケースも少なくありません.

以前の理学療法士・作業療法士の働き方は,フルタイムもしくはパートといった選択肢しかありませんでした.

時短勤務は通常の勤務より早く帰ることが可能なので,家族との時間や家事に費やすことができます.

正社員の勤務時間では働けないために,パートを考えている方にはおすすめの勤務形態です.

給与面ではフルタイムの人に比べると少なくなりますが,毎月の安定した給与・福利厚生・退職金制度などは正社員と同様の扱いとなります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士にとっての時短勤務のデメリット

理学療法士・作業療法士の時短勤務にありがちなデメリットを挙げると,フルタイムの人より早く帰ることになるので,何となく後ろめたい気持ちになってしまうといった点が挙げられます.

特に自身の担当するクライアントに対応できないために,フルタイムのスタッフに申し送りを行い,負担をかけてしまうことに後ろめたさを感じてしまう人も多いのではないでしょうか.

申し訳ないと気を遣いすぎてしまうあまり,なぜこんなにも小さくなって謝っているのだろうと時短勤務を選択したことを後悔してしまうことも少なくないようです.

基本的に超過勤務はNGですので,終わりの時間が限られており,時間内に終わらせようと焦ってしまうと,インシデントやアクシデントにつながる可能性もでてきますので,退勤の時間が迫っていても,落ち着いて業務にあたることを心がける必要があります.

とうぜんながら給与・賞与にも違いがあります.

医療施設によってさまざまですが,フルタイムと比べるとおおよそ平均5万円くらいの差があります

業務内容は大きな差がないにも関わらず,5万円も差があるため,働き続けていくうちに給与面での悩みがでてくることもあります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時短勤務をうまく活用

理学療法士・作業療法士が時短勤務で働く際に持つ悩みとして多いのは,「早く帰る必要がある」「業務を残して申し送る必要がある」「給与が安い」などが挙げられます.

ただ単位に縛られた理学療法士・作業療法士の働き方で考えれば,時短分の単位を取得できなくとも,フルタイムの人と同等の仕事をしていると考えて良いと思いますので,必要以上に卑屈になる必要はありません.

また理学療法士・作業療法士にとっての時短勤務は一時なものです.

いずれお子様が大きくなったら職場へ恩返しができるといった思いをもって,時短勤務を有効に利用したいですね.

 

今回は理学療法士・作業療法士が時短勤務をするときのメリット・デメリットについて考えてみました.

時短勤務の理学療法士・作業療法士はもとより,フルタイムで勤務する理学療法士・作業療法士も時短勤務というのがどういうものかをしっておくと少し働き方が変わるかもしれませんね.

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