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理学療法士・作業療法士の肩書きはクライアントにとっては全く無意味
昨今は理学療法士・作業療法士界隈にもさまざまな資格が存在します.
認定理学療法士・専門理学療法士制度もですが,呼吸療法認定士とか心臓リハビリテーション指導士とかさまざまな資格が存在します.
理学療法士・作業療法士が研鑽してこういった資格を取得するのは非常に意義があることだと思いますが,資格って結局のところ紙切れにすぎなくてクライアントにとってはあまり意味のないものなんですよね.
今回は理学療法士・作業療法士の肩書きはクライアントにとっては全く無意味であるといったお話です.
認定理学療法士・専門理学療法士を取得していても
仮に認定理学療法士・専門理学療法士を取得している理学療法してあってもクライアントに提供される理学療法が中身の無いものであればその資格というのはまったくの無意味です.
クライアントにどのようなサービスを提供できるかが重要なわけで,結局のところ肩書きなんて何の意味も持ちません.
クライアントに肩書きを強調すれば多少のプラセボ効果は得られるかもしれませんが…
主任・部長だから?
先ほどの資格と同様で職場内で管理職に就いているからといってクライアントに良質なサービスを提供できるわけでもありません.
ただ部長だから主任だからクライアントに質の高いサービスを提供できるわけでもありません.
職場の中での肩書きというのもクライアントにとっては特に意味を持たないわけです.
結局はクライアントに何を提供できるかです.
大学院へ進学して修士・博士課程を修了した
これも同じですね.
大学院へ進学しようがしまいがクライアントにとってはそんなことは関係ありません.
クライアントが求めているのは,自身の心身を健康な状態に近づけてくれたり,リハビリテーションの視点で活動・参加の面での能力を向上させてくれる理学療法士・作業療法士なんですよね.
大学院を修了をクライアントの前で自慢したって仕方ありません.
多少のプラセボ効果は得られるかもしれませんが…
理学療法士・作業療法士の主張は不要
私はボバースの上級講習会受講済です
私は認定理学療法士です
私は●●大学の大学院へ進学し博士課程を修了しました
私は理学療法士の資格以外にケアマネージャーの資格を取得しております
私は昨年から筋膜に関する講習会に積極的に参加しております
私は作業療法士になって22年目です
これらの「私は〇〇です」という主張はクライアントにとっては1mmも興味のない話です.
どうでもいいです.
そんなことを話す暇があればクライアントからもっとさまざまな情報を収集すべきですよね.
今回は理学療法士・作業療法士の肩書きはクライアントにとっては全く無意味であるといったお話でした.
理学療法士・作業療法士は肩書きよりも中身です.
中身を何で評価するかは難しいですが,評価してくださるのもクライアントです.
資格を取得して研鑽するのは良いことですがクライアントの前で資格を前面に押し出してアピールするようなことは恥ずかしいので無意味ですね.
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