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理学療法士・作業療法士の学生はどうやって就職先を探せばいいのか?
夏にはいり,少しずつ就職活動を始めている理学療法士・作業療法士の学生の方も多いのではないでしょうか.
理学療法士・作業療法士の学生の就職活動ってどうやって進めれば良いのでしょうか?
今回は理学療法士・作業療法士の学生はどうやって就職先を探せばいいのかについて考えてみたいと思います.
理学療法士・作業療法士の学生が就職先を探す方法
実際に枕職先をどのように探したらよいのかですが,理学療法士・作業療法士の業界では以下のような方法が一般的です.
- 求人票(養成校にある就職課など)で自分で探す
- 養成校の学校の先生から声をかけられる
- 実習先の理学療法士・作業療法士から声をかけられる
- 学校の先生から紹介していただく
- 先輩から紹介してもらう
以上のような形で就職が決まることもありますが,関わりのある人からの情報を得たり,求人が毎年どの程度出ているのか,過去の求人状況を調べるとわかることもあります.
また必ず実際に見学をして,職場の雰囲気や人間関係を観察してみましょう.
就職先を決定するのに考慮すべきポイント
給与・待遇面
まずは気になる給与・待遇面ですが,給与の高い所は一人職場であったり,仕事をするうえで何かと大変なことがあるということを理解しておきましょう.
残念ながら楽をしてお金を稼ぐ方法はありません.
また休暇に関しては,365日稼動の回復期リハビリテーション病棟は,土日が休みという状況にはならないと思っておいたほうがよいでしょう.
求人票などに掲載されていない情報として,学会や研修会への参加費を職場が負担してくれるかといったポイントもあります.
研修参加可能などと記載されていても,休みはもらえても実費負担になることも少なくありません.
専門知識や技術向上のためにどのような環境があるのか,確認しておきましょう.
地域
現在住んでいる場所から通える範囲で探すのか,それともやりたいことができるのならば場所はどこでも構わないのかは,大きな決定要因の1つです.
遠方に就職する場合,その地域の言葉や風習などに慣れないことも多く,最初は大変かもしれません.
とくに初めての就職で初めての土地,一人暮らしも初体験であればなおさらです.
新たな土地で1人でやっていくことに著しく不安がある人は,やめておくほうが無難かもしれません.
住まいに関しては,就職先に職員宿舎はあるのか(実際に空きがあって入れるのかどうか),アパートなどを借りる場合は家賃補助はどれくらい出るのか,住まいから職場までの通勤にはどのような手段があるのか(山間部で車通勤になる場合,免許取得が条件となることもあります),確認しておきましょう.
就職試験の内容
施設によって就職試験内容はさまざまですが,通常どの施設でも面接試験は行われます.
医療職は人との関わりが多い職業なので,就職するにあたってその人の人となりが重要視されます.
就職面接の対策としては,学校で模擬面接などを行っているところもあるので,自分の置かれている環境で活用できるものは活用して準備しましょう.
その他の試験内容としては,筆記試験(一般常識・専門知識を問う内容),小論文(テーマはさまざま)などがあります.
今回は理学療法士・作業療法士の学生はどうやって就職先を探せばいいのかについて考えてみました.
これから就職活動を始める理学療法士・作業療法士の学生の皆様の参考になればうれしいです.
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