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Google Scholarのアラート機能が便利
理学療法士・作業療法士であれば文献を通じて新しい知識を得るといった作業を定期的にされている方も多いと思います.
クライアントに最良の理学療法・作業療法を提供するためには常に知識をアップデートする必要があります.
文献検索についてはさまざまな文献検索サイトを用いて行われると思いますが,最も簡易に文献検索を行うことができるのがGoogle Scholarです.
このGoogle Scholarは網羅的な検索を行うことは困難でありますが,整っていない環境で自分なりに文献検索を行う上では有用なツールです.
私も定期的に文献検索を行っていますが,新しい文献が文献検索サイトに搭載されたら教えてくれるアラート機能があったら便利ですよね?
先日からGoogle Scholarにもアラート機能が搭載されておりますので,今回は便利なGoogle Scholarのアラート機能についてご紹介させていただきます.
Google Scholarとは?
Google scholarというのは,学術文献を幅広く検索するサイトです.
出版社,専門家,オンラインリポジトリ,大学,その他のウェブサイトから記事,論文,書籍,要約,裁判所の意見などのさまざまな分野やソースを検索することができます.
要するに,ネット上から世界中の学術論文・文献・本にアクセスできるわけです.
これがしかも無料ですので,医学中央雑誌が使えない環境で邦文を検索する際には使わない理由がないわけです.
Google Sholarのアラート機能を用いた新着論文の確認
私もそうですが,定期的に新着論文の確認をされている方も多いと思います.
主要ジャーナルのWebサイトで確認する,あるいは論文検索サービスのWebサイトにアクセスしてキーワードを入力するという方法があると思いますが,忙しくなってくると日課を怠ってしまって新着論文を確認し忘れてしまうこともあると思います.
こういった際に非常に便利なのが,Google Scholarのアラート機能です.
Google Scholarのアラート機能では,あらかじめ設定したキーワードが含まれる論文が新しく発表されると,自動で検索してメール通知してくれます.
Google Sholarアラート機能の設定方法
Google Sholarアラート機能の設定方法についてご紹介させていただきます.
まずGoogle Sholarを立ち上げると左側にいくつかタブが出てきます.
このタブのアラートを選択します.
これでアラート機能の設定を行うことができますので,アラートのキーワードとアラートを送付するメールアドレスを設定すれば完了です.
かなり簡単に設定できますので,登録しておいて,送付されてきたメールを確認して興味がある文献があれば読んでみるといった流れで知識をアップできるとよいと思います.
今回は便利なGoogle Scholarのアラート機能についてご紹介させていただきました.
とても簡単に設定ができて便利ですので,理学療法士・作業療法士の皆様もぜひ使ってみてください.
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