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理学療法士・作業療法士の臨床実習における事前電話って必要ない?
理学療法士・作業療法士の臨床実習では実習前に学生から実習施設へ事前連絡があることが多いと思います.
事前連絡の電話の中で学生はさまざまなことを指導者へ聞くわけですが,だいたい聞かれることって決まっていますよね.
それであれば事前に養成校側へ情報提供しておけば事前電話連絡って必要ないのではないかと思います.
今回は理学療法士・作業療法士の臨床実習における事前電話って必要ないのかについて考えたいと思います.
事前電話連絡は礼儀
上述したように実習生から指導者が電話で聞かれる内容っておおよそ決まっています.
持参物はとか,どんな疾患が多いかとか,集合時間はとか,集合場所はとかそういった問い合わせが多いと思います.
おそらく実習生から指導者への電話って事前の情報収集というよりは,実習前の挨拶みたいな要素が強くて,ちゃんと前もって電話してくるのが礼儀だって施設があるのが実際ではないでしょうか?
事前連絡は電話ではなくてメールが良い?
この時代に事前連絡の方法が電話というのは非効率でしかありません.
電話というのはお互いの時間を拘束してしまうわけですので,同じ内容を毎年やり取りするのは時間の無駄でしかありません.
実際にオフィシャルな連絡というのはメールがほとんどになっておりますし,それであれば学生時代からメールでの連絡の習慣を学ぶといった意味でメールでの事前連絡で統一してもらった方が良いと思います.
昼休みに連絡をとお願いしていたとしても,昼休みにイレギュラーな仕事が入ってくることもありますし,メールであればいつでも確認して返信できるわけです.
メールのビジネススキルを学ぶ第1歩という風に考えればメールでの事前連絡が理想だと思います.
電話連絡は学生の緊張を解く?
学生が電話連絡してくるときって本当に緊張してますよね?
声は震えていますし,おおよそ紙に書いてある台本通りに電話してきます.
電話での事前連絡というもの自体にあまり意味があるとは思いませんが,学生さんが指導者と話して,実習前の不安を和らげるためのものと考えれば電話連絡というのもありかもしれませんね.
電話対応というのも社会人への第1歩だったりはしますし,事前の電話連絡が実習前の試練となっていることは間違いないでしょう.
一方で学生にとっては,忙しい時に電話すると不機嫌な口調で怪訝な対応をされるという話も聞きます.
電話って顔が見えないので怪訝な対応をされると実習が始まる前に不安を和らげるどころか余計に不安感が増強してしまいます.
私自身はどんなに忙しくても忙しさを感じ取られないような電話対応を心がけるようにしております.
今回は理学療法士・作業療法士の臨床実習における事前電話って必要ないのかについて考えてみました.
いまだに初日はスーツでといった施設もまだまだあるようですが,就職試験でもないのに,本当に意味がありませんよね?
クリーニング屋さんが儲かるだけですね…
時代に応じて事前の電話連絡や初日のスーツといった無駄な風習も変わっていくとよいですね.
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