新人理学療法士・作業療法士が先輩から注意を受けたら

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新人理学療法士・作業療法士が先輩から注意を受けたら

4月から新しく入職された理学療法士・作業療法士の方も多いと思います.

私自身の新人理学療法士時代を思い返しても,1年目というのは先輩からさまざまな面で注意を受けることが多いと思います.

特に昨今の20代というのは怒られ慣れていないといったところがありますので,先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けた場合にどう対処するのかというところがその後の理学療法士・作業療法士としての成長に大きく関わります.

今回は新人理学療法士・作業療法士が先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けた際の対処方法について考えてみたいと思います.

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先輩理学療法士・作業療法士から注意されたら自分を責めず改善策を考えよう

先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けると,自分はダメだと自分を責めたり,落ち込むこともあると思います.

ただ理学療法士・作業療法士の仕事というのは,ちょっとしたミスがクライアントの命にかかわる大きな事故につながりかねません.

そのため注意された内容については真摯に受け止め,同じミスをしないよう対策を講じることが重要です.

ここで間違ってはいけないのが,先輩理学療法士・作業療法士は何もあなたの人格を否定しているわけではなくて,失敗行為そのものを注意しているわけですから,自分を責めるのではなくどうすれば同じミスをしないかを自分なりに考えることです.

先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けると,嫌な気持になってしまうかもしれませんが,先輩理学療法士・作業療法士による注意は,あなた自身を助け,あなた自身を守ることにもつながるといったことを認識しておくべきでしょう.

したがって終わってしまったミスをいつまでもひきずってしまうのではなくて,失敗してしまったミスをその後にどう活かし,改善していけばいいのか考えるといった前向きなとらえ方ができるかどうかが非常に重要となります.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヒヤリハット・インシデント報告

1年目の理学療法士・作業療法士が働き始めて,注意を受ける最初の経験となるのが,ヒヤリハットやインシデントレポートの作成,報告です.

インシデントレポートを記載して,報告するとなると,ほんとうに落ち込んでいやな気持ちになるかもしれません.

医療事故というのは可能な限り回避できるように,われわれ理学療法士・作業療法士も取り組まなくてはなりませんが,ゼロにはできないというのが実際だと思います.

ヒヤリハット・インシデント報告というのは何もあなた自身を咎めるようなものではなくて,事故の再発を予防するために,情報を収集する手段であり,事故の再発を予防するための改善策を考えるためのものです.

間違ってもインシデント報告を書かされたと落ち込まないでください.

先輩理学療法士・作業療法士も過去にはたくさんのインシデント報告を書いているのでご安心を…

もちろん事故のないようにリハビリテーション業務に従事するように心がけることは重要ですが,起こるときには起こります.

重大な事故に至らないような配慮と,事故やヒヤリハットが起こった後に適切な対処をして,二度と同じような事故が起こらないように注意を払うことが重要です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

少し時間をおいて考えてみよう

先輩理学療法士・作業療法士から注意されると,理不尽なことを言われたと感じ,嫌な気分になったり,不満を感じてしまう場合もあるでしょう.

例えば今回起こったミスは,そもそも先輩理学療法士・作業療法士の指導が不十分であったから起こったのではないかとか,自分以外の理学療法士・作業療法士も同じような対応をしているとか,そういった気持ちに陥ることも少なくないでしょう.

先輩理学療法士・作業療法士からの注意に反論したいことはたくさんあるかもしれません.

そんなときも,その場で反論するのではなくて,冷静になって時間を見計らって改めて相談するという形でしっかり自分の思いを伝えることが重要です.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩理学療法士・作業療法士から注意されなくなったら終わり

実は先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けられるうちは幸せです.

年数を重ねると誰からも注意を受けることもなくなりますし,間違った考えのまま一生間違った対応をすることとなります.

あの理学療法士・作業療法士は5年目なのにまだあんなことやってる…もはや誰も注意しない…といった事態に陥るともうどうにもなりません.

若いうちに先輩からたくさん注意を受けて,しっかりと吸収しましょう.

参拝理学療法士・作業療法士からの注意は自分自身が理学療法士・作業療法士として成長するための栄養剤だといったくらいの考え方が必要でしょう.

注意を受けたらそれを糧に成長できるような前向きな姿勢で仕事に取り組むことが重要でしょうね.

 

今回は新人理学療法士・作業療法士が先輩理学療法士・作業療法士から注意を受けた際の対処方法について考えてみました.

1年目に先輩理学療法士・作業療法士から受けた注意をどのように生かして成長するかというのも,新人理学療法士・作業療法士にとっては重要なことだと思います.

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