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コロナウイルス感染拡大で研修会が中止になっている今こそ自己研鑽の方法を考えよう
コロナウイルスパンデミックによって理学療法士・作業療法士関連の学会や研修会の多くが中止または延期になっている状況です.
研修会へ参加することがわかい理学療法士・作業療法士の自己研鑽の方法の主流となっている昨今,研修会へ参加できないことにイラだちを感じている理学療法士・作業療法士も多いと思います.
でもこのコロナウイルスパンデミックによる研修会中止を逆手にとって研修会参加以外の方法で自己研鑽する方法を確立する良い機会にしませんか?
今回はコロナウイルス感染拡大で研修会が中止になっている今こそ論文を読む時間を取るべきといったお話です.
研修会に参加するだけで満足している理学療法士・作業療法士が多い
理学療法士・作業療法士を対象としたセミナーって本当に多いですよね.
全国各地で毎週末のようにいろいろなセミナーが開催されております.
若い理学療法士・作業療法士は毎週末のように研修会やセミナーに参加して,なんか自己研鑽している気になっている場合が多いのでしょうが,本当に身についてますか?
研修会やセミナーに参加して得た知識・技術をきちんと復習して自分なりに勉強して自分のものにできてますか?
ただ研修会やセミナーに参加することだけで満足していませんか?
自己研鑚は何も研修会だけではない
自己研鑽というとどうしても研修会やセミナーに参加することを頭に浮かべる方が多いと思います.
日本人らしい発想ですが,お金を使って研修会に参加すると,なんかスキルアップできたと思ってしまうんです.
ただ自己研鑽の形というのはセミナーや研修会の参加だけではありません.
関連書籍を読んだり,論文を抄読したり,自分なりに学んだことや考えたことをスライドにまとめたり,コロナパンデミックで研修会やセミナーが中止されている今だからこそ,こういった自己研鑽に取り組むことをお勧めします.
論文を読もう
書籍は購入すると費用もかかりますが,例えばPubmedで論文を抄読するのであれば,abstractだけの抄読であればお金はかかりません.
最新の知識を学習できると同時に英文読解力も養われます.
Pubmedの抄録を読んでいると次々に関連文献が右横に出てきますので,読んでも読んでも時間が足りません.
もしフルテキストを読んでみたいと思える論文に出会えたら,その場合は何かしらの形でフルテキストを手にいれば全てを読んでみるのも良いでしょう.
コロナウイルスパンデミックで研修会やセミナーが中止になっている今の空き時間をどう使うかで他の理学療法士・作業療法士との差を生まれます.
こういった状況の中でも自分で勉強して自己研鑽に励むことができる理学療法士・作業療法士もいれば,研修会やセミナーが無くなったから勉強のしようがないといった遊んでばかりの理学療法士・作業療法士も出てくるでしょう.
研修して得るはずだった知識を何かで補填しないと時間の無駄ですもんね.
今回はコロナウイルス感染拡大で研修会が中止になっている今こそ論文を読む時間を取るべきといったお話でした.
コロナウイルスパンデミックで外出もできないし,何もする気がしないなんて理学療法士・作業療法士も多いかもしれませんが,こういった逆境をどう自分の成長につなげるかといった発想は重要ですね.
他の理学療法士・作業療法士と差をつけるためにも今がチャンスです.
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