理学療法士・作業療法士も職場で日頃の癖が出ちゃってませんか?

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理学療法士・作業療法士も職場で日頃の癖が出ちゃってませんか?

理学療法士・作業療法士も人間ですのでいろいろな癖をお持ちだと思います.

日常生活で癖が出てしまうのは仕方ありませんが,仕事中に出てはまずい癖ってありますよね.

今回は理学療法士・作業療法士の癖について考えてみたいと思います.

 

 

 

なくて七癖

「なくて七癖」という言葉がありますが,理学療法士・作業療法士ももちろん人ですので,人には無意識にやってしまう「癖」があります.

なんの支障もない癖ならいいのですが,周囲に対して印象を悪くしてしまう癖もあります.

 

 

 

貧乏ゆすり

代表的なのが「貧乏ゆすり」です.

座っている時や立っている時に,脚など体の一部分を小刻みに動かしてしまう癖です.

「貧乏人は落ち着きがないから」という語源からも分かる通り,貧乏ゆすりは落ち着きがないように見られるため,医療人としては大きなイメージダウンになります.

またクライアントの前でやると「理学療法士・作業療法士さんがイライラしているみたいだ」「私のせいで待たせてしまっている」と焦りや緊張を招いてしまうことになりかねず,リハビリ自体に悪影響を及ぼすことも考えられます.

最近では変形性股関節症に対するアプローチとして貧乏ゆすりが脚光を浴びておりますが,貧乏ゆすりを見て良いイメージを持つ人は少ないでしょう.

貧乏ゆすりが癖になっている人はぜひともなくすよう努力しましょう.

同じ姿勢をとり続けている時に出てしまうのであれば,こまめに姿勢を変えることも必要です.

座っている時に出るなら立ち上がってストレッチなどをするといいでしょう.

慢性的な癖になっている場合もありますが,ストレスや欲求不満がたまっている時に出やすい癖なので,自身のメンタルケアをしてストレスの元凶を解消するように心がけることも大切です.

 

 

 

腕組み

理学療法士・作業療法士の癖として多いのが腕組みです.

動作分析をしている時に腕組みをしながら動作を観察している理学療法士・作業療法士をよく見かけませんか?

無意識だと思いますが気を付けたいのがこの脚組みです.

腕組みは頼もしさやたくましさを表すプラスの印象もあり,政治家やスポーツ選手のインタビュー写真などでも時々見かけますね.

欧米では「私はあなたに対して心を開いていますよ」というオープンマインドの気持ちを表すジェスチャーの一つですが,日本では横柄な態度と感じられることがほとんどです.

横柄で威圧感を与えることもありますし,心理学的には自己防御のポーズであり,心を閉じて表には出さないという拒絶を表すポーズでもあります.

また脚を組むとバランスが悪くなるので肘をついたり上半身がのけぞったりしがちです.

立っている時だけでなく座っている時にも注意が必要です.

理学療法士・作業療法士がクライアントや家族の方と座って向き合っている際,例えば問診や同意書の記入などについて説明するような場合にも腕組みをしてしまう人が多いので注意が必要です.

 

キャラクターや状況にもよりますが,理学療法士・作業療法士としてどうすべきかということを考えた時,クライアントに対して頼もしさやたくましさをアピールする方法は他にもあるはずです.

ましてや、横柄に見られる可能性もあるというデメリットを犯してまで腕組みをする必要はないはずです.

 

 

学生・後輩にため口命令

これも注意が必要です.

休憩中ならまだしも,学生や後輩にため口や命令口調で話してしまっていませんか?

学生や後輩そしてため口や命令口調で話した本人は違和感を感じていなくても,周囲から見ればかなり違和感があるでしょう.

私はクライアントがいる場では,先輩・後輩関係なく敬語を使用するべきだと考えております.

クライアントにとって理学療法士・作業療法士の上下関係が見えてしまうのは良いことではありません.

自分の担当になった理学療法士・作業療法士が命令されていると,自分の理学療法士・作業療法士は組織の中でもレベルの低い人なんだと感じてしまうかもしれません.

 

 

 

他にも「肘をつく」「爪をかむ」「髪を触る」など,自分自身では気が付いていなくても無意識の癖は多いものです.

家族や友人に「私の癖って何?」と聞いてみて,それがマイナスイメージになるものであればできるだけ直すよう心がけましょう.

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