目次
認定理学療法士試験は過去問が出題されやすい
2019年3月2日に平成30年度の認定理学療法士試験が執り行われました.
2021年度を目途に生涯学習制度が変更され,認定理学療法士取得のハードルが高くなる方向が示されており,平成30年度は予想をはるかに上回る多くの受験者が認定理学療法士試験を受験しました.
2019年度に執り行われる認定理学療法士試験も2018年度と同様にかなり多くの受験者数が見込まれます.
今回は認定理学療法士試験における過去問について考えてみたいと思います.
認定理学療法士試験は過去問の出題率が高い?
認定理学療法士の試験を受験するためには,日本理学療法士協会が開催する必須研修会(共通)と必須研修会(専門)を受講する必要があります.
この必須研修会の受講に関しては,研修会受講年度の 4 月 1 日からの 5 年間さかのぼって有効とされております.
つまり5年前に必須研修会を受講した状態で,認定理学療法士試験を受験することが可能なわけです.
ここで問題となるのが,必須研修会の内容です.
必須研修会の内容が受験年度と5年前で異なったものであれば,受験者の間で平等性が保たれないのではないかといった問題が危惧されます.
したがって必須研修会の内容や認定理学療法士試験問題というのは数年単位で比較するとあまり大きく変わった内容が出題されにくいと考えることができます.
私が受験した年度の試験内容を考えても,前年度受験者から耳にしていた出題内容と類似した問題が出題されていました.
特にこの傾向は講師が大きく変わっていない共通問題に関して強い傾向にあります.
さらに共通問題の講師は多忙な先生が多いのでこれが問題が大きく変更されない1つの理由としても考えられます.
専門分野に関しては領域によって様々ですが講師が数年単位で変更になっている領域もあり問題も数年単位で変わっていることが多いのです.
認定理学療法士の過去問は公表されていない
基本的に認定理学療法士試験の過去問というのは公表されておりません.
したがってこんな問題が出題されたといったような噂話レベルの情報しかないわけです.
ただこの噂話レベルの情報であっても,他に情報が無いわけですから,まずはこの噂話レベルの過去問の情報については確実におさえた上で試験に臨みたいところです.
今回は認定理学療法士試験における過去問について考えてみました.
皆様も次回の認定理学療法士試験に向けて過去問の情報を集めながら試験対策を進めることをお勧めいたします.
コメント