日本理学療法士協会が出したハラスメントに関する注意喚起

投稿者: | 2019年4月29日

 日本理学療法士協会が出したハラスメントに関する注意喚起 

4月26日,GW突入前の金曜日に日本理学療法士協会からハラスメントに関する注意喚起が出されました.

確かにここ最近の理学療法士の関連する社会ニュースの中でハラスメントに関するものが非常に多かったです.

今回は改めて理学療法士のハラスメント問題について考えてみたいと思います.

 

 

 

 

 協会から出されたハラスメントに関する注意喚起(抜粋) 

前略 平素より本会活動にご理解ご協力いただき,誠にありがとうございます.

さて,平成 30 年 9 月 11 日に「臨床実習中における学生への指導について」というメッセージにて,臨床実習中のパワーハラスメントに関する注意喚起を行いました.また,この度の「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」改定に伴い実施する「臨床実習指導者講習会」においても,「臨床実習指導者のあり方」としてハラスメント防止に関する講義・演習時間を設け,臨床実習指導者の教育に関する知識向上ならびに再発防止に努めております.しかし,残念ながら,ここ最近でもハラスメントの相談は増加しており,問題の顕在化が伺えます.

ハラスメントは人の尊厳を傷つける行為であり,職場や教育現場において個々人の能力発揮や成長を妨げるばかりでなく,我々理学療法士の社会的評価を著しく低下させるもので,いかなる場合でも許されるものではありません.

医療専門職として,社会人として,ひとりの人間として,適切な行動をお願いします.

 

 

 

 

 

 首都大学東京のハラスメント問題 

最近の理学療法士業界でのハラスメント問題といえば大学教授が学生にはたらいたセクシャルハラスメント・パワーハラスメント問題です.

首都大学東京有名教授がハラスメントで懲戒処分

 

これは本当に衝撃でした.

停職3か月ですからGW明けにはこの教授も再度教鞭をとられるのだと思いますが,実際に教育を受ける学生はどんな気持ちなのでしょうか.

 

 

 

 

 

 実習中のハラスメントにより学生が自殺 

理学療法士実習生の自殺が後を絶たない

 

この問題も風化させてはなりません.

理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則改定に伴い実施する臨床実習指導者講習会においても,臨床実習指導者のあり方としてハラスメント防止に関する講義・演習時間が設けられました.

実際に臨床実習指導者講習会に参加いたしましたが,協会もかなりハラスメント対策に力を入れていると感じました.

 

 

 

 

 われわれ理学療法士も認識を変えよう 

こういったハラスメントが無くならないのはわれわれ理学療法士・作業療法士の意識が変わらないことが一番だと思います.

学生の頃に自分自身がこういった指導を受けた,新人教育の一環として先輩にこう言った教育を受けたので,それを引き継いで指導を行うといったパターンが多いと思います.

自分が学生の頃には徹夜は当たり前だった,残業を取らずに患者さんのために遅くまで残って勉強するのは当たり前だ,こういった認識で仕事をしていると非常に危険です.

実習にしろ新人教育にしろ今の時代にあった教育を行わなければ,自分で自分の首を絞めることになります.

皆様もこの日本理学療法士協会からの注意喚起を真摯に受け止め,自分自身の実習生や新人に対する態度を再考してみてください.

GWの時間に余裕のある時であれば自分の行動や態度を考え直す時間がある方が多いと思います.

協会もそういったことを考慮してGW前にこういった注意喚起を行ったのだと思いますので,是非改めて考えてみてください.

こういった記事が理学療法士の社会的信用を失墜させるのではないかといった意見も多くいただきますが,社会的信用以前にこういった問題が無くなるよう,この記事が一人一人の理学療法士の行動を変容させることを期待します.

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