理学療法士・作業療法士にお勧めの画像に関する書籍6選

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目次

理学療法士・作業療法士にお勧めの画像に関する書籍6選

「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」の改正によって2020年度の入学生から画像評価に関するカリキュラムが必須となりました.

また電子カルテの普及に伴って理学療法士・作業療法士が画像情報を目にする機会も増えております.

今回は理学療法士・作業療法士にお勧めの画像に関する書籍6選をご紹介させていただきます.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリに直結する!運動器画像の見かた

理学療法士・作業療法士は画像診断ではなく,理学療法・作業療法のための画像の見かたを理解する必要があります.

この書籍では画像の基本的な見かたはもちろん,損傷部位の類推,運動療法の適応・禁忌,リスク管理や予後予測まで,臨床に活かせる考えかたが身につく一冊となっております.

 

 

 

 

 

 

 

 

リハで読むべき運動器画像

運動器の画像から得られる情報は多岐にわたります.

画像は骨,関節,筋など身体の内部を見せてくれる非常に便利なツールであります.

一方でその情報が多すぎるために,どこから見て,どこをどう読み判断すればいいか,悩みの種ともなります.

さらに,リハビリテーションでは,その情報をどのように活かしていくか,という最大の課題もあります.

この書籍では,そのような課題に応えるため,リハビリテーションで重要なポイントとなる運動器の痛み,関節可動域,安定性・不安定性に焦点を当て,どのように読み解いていくかが画像を交えて詳説されております.

また,初学者のために,医療画像の基本,X線画像,CT,MRIの原理などもわかりやすく解説し,画像解剖を理解するための正常画像も掲載し,疾患画像との比較ができるような構成となっております.

運動器疾患のリハビリテーションで役立てられる情報が満載の1冊となっております.

応用的な内容も多いので中堅理学療法士・作業療法士にもお勧めの1冊です.

 

 

 

 

 

 

 

運動療法に役立つ単純X線像の読み方

電子カルテの普及・チーム医療の促進など,近年,理学療法士が単純X線像を目にする機会が増えております.

整形外科医は単純X線像を主に診断と経過観察に用いますが,理学療法士・作業療法士には,骨折の形や程度以上に,受傷機転を元に損傷組織を把握し,運動療法にどのような影響を及ぼすのかを読み取れることが求められます.

骨折するほどの強い力が加わっているとき,筋や靱帯にも何らかの損傷を及ぼしていると考えられるためです.

この書籍では理学療法士・作業療法士が単純X線像を目にした際に「どう見てどう読むべきか」が,全3章立てで豊富な正常像/骨折像とともに解説されております.

1章総論では,骨折を読むための基礎知識として,骨折分類や転位,インプラント含む固定状態,軟部組織,経過などの読み方が解説されております.

2章各論では,肩/肘/上腕・手/股関節/大腿/膝/下腿/足の8部位に分けて,正常像と骨折像が計100種以上,詳細な解説とともに掲載されております.

骨だけでなく筋や靱帯の状態をも読み取り,臨床症状そして運動療法に結び付けて,患者の機能回復へ導くための一冊となっております.

 

 

 

 

 

 

 

 

リハビリテーション医療に活かす画像のみかた

理学療法士・作業療法士は脳だけでなく脊椎・脊髄,骨・関節,胸部・腹部,摂食嚥下障害まで全身を網羅し,X線,CT,MRI,核医学検査,エコー(超音波)と豊富な種類の画像情報を評価する必要があり増す.

この書籍ではリハビリテーションに関連深い疾患画像が医師とリハビリテーションスタッフの2つの視点から解説されています.

画像は大きく加工を豊富に施してあり着目点が一目でわかる仕様となっております.

また3D-CTやVF・VE検査動画も閲覧可能となっております.

 

 

 

 

 

 

 

理学療法士・作業療法士PT・OT基礎から学ぶ画像の読み方国試画像問題攻略第3版

 

最近の国試では画像に関連する問題も出題されます.

「画像読影」問題は学生にとって苦手領域のひとつであります.

この書籍では国試対策に必須の“画像問題攻略”に焦点を当て,正常像と異常像の違いや各画像の見方・読み方などが解説されております.

豊富な画像と簡潔な解説により,ビジュアルでわかりやすくまとめられた,画像読影の決定版.普段の学習から,国試直前の仕上げまで幅広く活用できる一冊となっております.

 

 

 

 

 

 

 

 

画像評価

「理学療法士作業療法士学校養成施設指定規則」の改正によって必修となったのが「画像評価」です.

この書籍では近年の国家試験の出題傾向を踏まえて,リハビリテーションに関わる医療職が画像をみる機会の多い疾患が厳選して解説されております.

異常像と比べて理解できるように各部位の正常像も収載されております.

また脳画像では予後予測,胸部・骨軟部画像ではリスク管理というように画像をみるうえでのポイントが示されており,日々の診療に役立つ1冊となっております.

 

今回は理学療法士・作業療法士にお勧めの画像に関する書籍6選をご紹介させていただきました.

理学療法士・作業療法士向けの画像に関連する書籍も増えましたね.

改めて画像情報の見方について学んでみてはいかがでしょうか?

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