応援が選挙違反になる場合も

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 日本理学療法学会分科学会運営幹事選挙がはじまります 

以前もこのブログの中でご紹介させていただきましたが,2月11日から日本理学療法学会分科会の運営幹事の選挙が始まります.

2019年2月4日が立候補の締切だったのですが,今回は多くの分科会で立候補者数が定数を超えたため幹事を決定するための投票が行わることになります.

今回はこの日本理学療法学会分科会運営幹事の選挙について考えてみたいと思います.

 

 

 

 各分科学会の定数と立候補者数 

以下に各分科学会の定数と立候補者数を示します.

 

分科学会 定数 立候補者数
日本運動器理学療法学会運営幹事 15 人 19人
日本基礎理学療法学会運営幹事 15 人 16人
日本呼吸理学療法学会運営幹事 15 人 13人
日本支援工学理学療法学会運営幹事 15 人 17人
日本小児理学療法学会運営幹事 15 人 15人
日本神経理学療法学会運営幹事 15 人 20人
日本心血管理学療法学会運営幹事 15 人 10人
日本スポーツ理学療法学会運営幹事 15 人 17人
日本地域理学療法学会運営幹事 15 人 14人
日本糖尿病理学療法学会運営幹事 15 人 15人
日本予防理学療法学会運営幹事 15 人 16人
日本理学療法教育学会運営幹事 15 人 11人

 

今回,立候補者数が定数を超えたのは,運動器理学療法学会,基礎理学療法学会,支援工学理学療法学会,神経理学療法学会,スポーツ理学療法学会,予防理学療法学会の計6学会です.

これだけ多くの分科学会で立候補者数が定数を超えたのは過去に例が無く,それほど多くの立候補者が出た選挙であると言えるでしょう.

 

 

 

 選挙の方法は? メールでの応援はありがた迷惑 

選挙の投票期間ですが,2019年2月11日(月)正午~2月24日(日)正午となっております.

基本的には日本理学療法士協会のマイページから投票が可能です.

全ての日本理学療法士協会員に選挙権があるかというとそうではなくて, 2018 年 12 月 17 日(月)(選挙告示日)時点において,当該分科学会への登録が済んでいる正会員のみが投票可能となっております.

したがって今から投票をしたいと思って分科学会へ登録を行っても,投票を行うことはできませんので注意が必要です.

選挙活動ではSNSやブログを通じた選挙運動はOKですが,メールでの選挙活動はNGとなっております.

ですので間違えても立候補されている先生にメールで応援してますなんてメールするとありがた迷惑になってしまいます.

これは一般的な選挙活動と同様ですね.

既に私のところにも大学時代の恩師から電話がありました.

 

 

 

 立候補者の年齢分布 

立候補者の年齢分布をみてみると30代が21名,40代が70名,50代が78名,60代が13名,70代が1名となっております.

40-50代の大学教授が多いというのが立候補者名簿を見ての印象ですが,嬉しいことに以前よりも30代の立候補者が増えております.

やはりこれからの次世代を担う30代の理学療法士の活躍を期待したいと個人的には思います.

ちなみに最も若い立候補者は30歳です.

勇気があるなと感心させられます.

 

 

 

 

 運動器理学療法学会の立候補者 

私は主に運動器理学療法を専門としておりますので,今回は運動器理学療法学会の立候補者を見ていきたいと思います.

運動器なんかもメンバーがとても豪華な一方で現在の代表の木藤伸宏先生や副代表である首都大学東京が竹井仁先生が立候補されていないというのも驚きです.

以下に立候補された方々を挙げてみました.

 

立候補者 立候補者所属
東裕一 高木病院
山田英司 岡山医療技術専門学校
石田和宏 えにわ病院
加藤浩 九州看護福祉大学
建内宏重 京都大学
赤坂清和 埼玉医科大学
横山茂樹 京都橘大学
林寛 彦根中央病院
白谷智子 苑田第二病院
山崎肇 自宅会員
田中創 九州医療整形外科・内科リハビリテーションクリニック
対馬栄輝 弘前大学
前田慶明 広島大学
阿南雅也 大分大学
小松泰喜 日本大学
江原弘之 西鶴間メディカルクリニック
神戸晃男 金沢医科大学病院
森口晃一 西尾病院
浅田啓嗣 鈴鹿医療大学

 

かなり豪華です.

教科書やセミナーで名前を見たことのある先生方ばかりです.

建内宏重先生・田中創先生・前田慶明先生・阿南雅也先生・江原弘之先生・森口晃一先生・浅田啓嗣先生が新たに立候補された先生方です.

お若い先生方も多く,運動器理学療法学会に新しい波を起こしていただきたいなと思うわけです.

また現会長・副会長が立候補していないということは今後はどの先生が会長・副会長になるのかも気になるところですし,学術大会やセミナー運営にも新たな展開が期待できそうですね.

一方で最近は運動器分野なんかは巷にセミナーがあふれておりますので,運動器理学療法学会としては,やはり学術に特化した団体として,学術と臨床を繋ぐような活動を行っていただきたいと考えております.

 

 

 

 

 投票率が低い 

この分科学会の選挙ですが,実は選挙が行われていることすら知らない理学療法士が多いのも実情です.

記憶が定かではありませんが,前回の選挙の投票率は10%台であったと思います.

あまり関係が無いと思われるかもしれませんが,誰が幹事を務めるかによって,セミナーや学会の仕事が回ってきたり,回ってこなかったりということもありますので,私は個人的なつながりのある先生方に投票をできればと考えております.

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