臨床実習・国家試験

臨床実習における見学時の心得

おそらく理学療法士・作業療法士の臨床実習の中で,最も長い時間を過ごすのは見学の時間ではないでしょうか.この長い見学の時間が無駄な時間になるのか,有効な時間になるのかは実習生の見学の仕方次第です.今回は理学療法士・作業療法士における臨床実習の...
臨床実習・国家試験

実習前準備を制する者は実習を制する

臨床実習が始まると緊張の中,1日かけて実習を行うと自宅に帰ったらぐったりと実習中における疲労感も大きいものです.自宅でもデイリーノートの作成や場合によっては症例報告書の作成などに追われることになりますので,できるだけ実習前にしっかりと準備を...
臨床実習・国家試験

臨床実習初日・最後の挨拶-これがうまくいけばよいスタートをきれる-

理学療法士・作業療法士の臨床実習では,実習初日にスタッフの前で挨拶を行うことがあります.多いのは朝礼や朝のミーティングでといったケースが多いと思いますが,これって非常に緊張しますよね.初日の挨拶に関しても良い実習のスタートをきるためには,事...
理学療法評価

身体活動量の評価ってどうしてますか?

身体活動量の増加が健康寿命を延伸し,身体活動量の低下がさまざまな疾病のリスク要因となることが明らかにされ,理学療法士にとっても身体活動量評価というのは非常に重要な評価項目の1つであります.最近では疼痛を評価する際の1つの指標としても身体活動...
臨床実習・国家試験

実習施設への電話のかけ方

理学療法士・作業療法士の実習では実習の前に電話で挨拶をするのが慣例となっております. 私の年に数人の電話を受ける身ではありますが,本当に電話の仕方って千差万別です. 電話って顔が見えない分,ごまかしがきかないところもありますよね...
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の歩容の特徴

変形性膝関節症例の理学療法を行う上で,歩行の評価は欠かすことのできない評価の1つです.変形性膝関節症例の歩容の特徴として,foot flat contact,stiff knee gait,立脚期におけるLateral thrust,Duc...
臨床実習・国家試験

統合と解釈って何を書いたらいいの?

 統合と解釈の書き方は?  クリニカルクラークシップ形式の臨床実習が増え,最近は症例レポートを書く機会が少なくなっているとは思いますが,まだまだ従来型の実習を強いられる臨床実習生も少なくないと思います. またクライアントの評価結果を...
働き方

文献ってどうやって調べるの?

以前の記事では診療ガイドラインについてご紹介いたしました. 診療ガイドラインに限らず皆様も何か分からないことがあったり,理学療法・作業療法評価や治療を選択する際には,文献を参考にされると思います. 今回は理学療法士・作業療法士に...
理学療法評価

理学療法士・作業療法士の視点でX線(レントゲン)を見るには?

理学療法士・作業療法士の視点でX線(レントゲン)を見るには? 最近では,電子カルテや画像ビュアーシステムの導入によって以前よりも簡単にX線を目にすることができるようになってきております. 一方でわれわれ理学療法士というのは画像読影に...
働き方

急性期と生活期ではリスク管理の重要性は異なるのか?

われわれ理学療法士・作業療法士はさまざまなクライアントに運動療法をはじめとする理学療法・作業療法サービスを提供するわけですが,運動には必ずリスクがつきまといます.したがって理学療法や作業療法を実践する上で,リスク管理について学んでおくことは...
働き方

増える自費リハビリ

自費リハビリって最近よく耳にしますよね?自費リハビリサービスを提供する理学療法士は年々増えておりますが,そのメリット・デメリットについてご存知でしょうか? 今回は最近増えている自費リハビリについて考えてみたいと思います. ...
未分類

マイクやコップを持った際に小指が立つのはなぜ?

先日たまたまテレビをつけていたらマイクやコップを持った際に小指がなぜ立ってしまうのかについて取り上げられておりました.面白い内容だったので改めてなぜコップやマイクを持った際に小指が立ってしまうのか考えてみたいと思います. セラピストの...
働き方

日本理学療法士協会の協会費は高いのか?

日本理学療法士協会の協会費は高いのか? 以前の記事でもご紹介いたしましたが,平成27年度のデータによると,日本理学療法士協会への入会率(当該年度入会者数/当該年度国家試験合格者数)は89.5%,組織率(当該年度会員数/国家試験合格者数集計...
働き方

理学療法士・作業療法士って意外に腰痛持ち多いですよね?

1年目の理学療法士が入職して半年が経過したころに,ぎっくり腰で仕事を休む. こんなケースって少なくないと思います.理学療法士・作業療法士というのは解剖学や運動学を学び,腰部に負担を少なくするためにはどういった体の使い方をすればよいのか...
働き方

高齢者は増えないのに理学療法士が増える時代

高齢者は増えないのに理学療法士が増える時代 皆さんはご存知でしょうか?高齢者は増えないのに理学療法士が増える時代に突入していることを…これが何を意味するかというと非常に単純です. 理学療法の主な対象が高齢者ですから,このままですと単...
働き方

ワーク・ライフ・クライアント・バランス

ワーク・ライフ・クライアント・バランス ワーク・ライフ・バランスという言葉はここ10年くらいで耳にすることが多くなった言葉の1つだと思いますが,われわれのリハビリテーション業界でもこのワーク・ライフ・バランスに関する研修会が協会や都道府県...
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する股関節外転筋力トレーニング

以前の記事では変形性膝関節症例に対する膝関節伸展筋力トレーニングについてご紹介いたしました. 変形性膝関節症例に対する筋力トレーニングとしては膝関節伸展筋と合わせて股関節外転筋力トレーニングを積極的に行うことがガイドラインでも...
働き方

リハビリ情報提供書の書き方-御侍史・御机下って何?-

理学療法士・作業療法士として勤務する中で,新人理学療法士・作業療法士がとまどうことが多いのがこのリハビリサマリー(理学療法・作業療法情報提供書)の作成です. 添書などとも呼ばれますが,理学療法・作業療法の経過を記載して,他の施設の理学...
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折後の膝痛ってなぜ起こるの?

 大腿骨近位部骨折後の膝痛  大腿骨近位部骨折後に骨折部や創部の疼痛が軽減したにもかかわらず,膝痛が出現して歩行獲得に難渋するケースというのは少なくありません. こういった大腿骨近位部骨折後に膝痛が出現する症例の中には,もともと変形...
働き方

 SOAP形式でのカルテ記載-プログラムをPに記載してないですか?-

SOAPによるリハビリ記録の書き方 理学療法士・作業療法士の仕事の1つとして診療録の記載というのがあります. 私自身は診療録を記載する意義というのは大きく2つに分類できると思います.1つは法律上義務付けられている理学療法・作業療法の...
変形性膝関節症

変形性膝関節症=大腿四頭筋トレーニング?

変形性膝関節症例の特徴として,疼痛・関節可動域制限の他に膝関節伸展筋群である大腿四頭筋の筋力低下が挙げられます. 二十年ほど前までは変形性膝関節症には大腿四頭筋トレーニングといったパラダイムが,リハビリテーション業界のみならず,整形外...
働き方

理学療法士・作業療法士って何歳まで働けるの?

理学療法士・作業療法士って何歳まで働けるの? 今回もかなりぼやっとしたテーマになりますが,理学療法士・作業療法士って何歳まで働けるのでしょうか? 特に30歳を超えてから理学療法士・作業療法士資格を取得しようとする方にとっては,何歳ま...
変形性膝関節症

変形性膝関節症例における膝関節屈曲可動域制限の原因は大腿四頭筋だけではない

膝関節屈曲可動域制限は変形性膝関節症例に頻繁に見られる機能障害の1つです. 膝関節屈曲可動域が制限されると,起立-着座動作,階段昇降動作など様々な日常生活動作が制限されるため,変形性膝関節症例の理学療法においては膝関節屈曲可動域を維持...
未分類

理学療法士・作業療法士の皆様は予後予測ってどうしてますか?

理学療法士・作業療法士の皆様は予後予測ってどうしてますか? どこまで回復するのかを予測した上で,代償手段も含めて支援を行うことがわれわれ理学療法士・作業療法士にとっての重要な役割となります. 臨床実習においても担当症例の予後を予測す...
働き方

リハビリ業界では初?研究不正が発覚!

ここ最近の医療に関連する研究不正といえば,「STAP細胞の論文の捏造や改ざん問題」や「ディオバン臨床研究不正事件」が記憶に新しいところだと思いますが,残念なことにリハビリテーション関連の研究不正が週刊文春の取材で明らかにされております. ...
働き方

診療ガイドラインって何のためにあるの?

理学療法士・作業療法士が関わる様々な疾患別に診療ガイドラインが公表されているのはご存知でしょうか? 実は日本では診療ガイドラインを活用している理学療法士というのは非常に少ないことが明らかにされております. 欧米の理学療法士の約9...
働き方

セミナーはきちんと吟味して参加しないとお金を搾取されますよ!

セミナーはきちんと吟味して参加しないとお金を搾取されますよ! 理学療法士・作業療法士は専門職ですので,生涯にわたって自己研鑽に励むことが義務付けられているわけですが,自己研鑽の1つに研修会(セミナー)への参加が挙げられると思います. ...
変形性膝関節症

変形性膝関節症例における膝関節伸展可動域制限の原因を考える

以前の記事でもご紹介いたしましたが,膝関節屈曲拘縮(膝関節伸展可動域制限)というのは変形性膝関節症の進行を助長しますので,変形性膝関節症例の理学療法を考える上では,膝関節屈曲拘縮の改善を図ることが重要となります.膝関節伸展可動域制限の改善を...
臨床実習・国家試験

指導者1人に学生2人の2:1実習ってあり得ない?

理学療法士・作業療法士の実習では1名もしくは複数の指導者が1名の実習生を指導するといった形式が多いと思います.よくあるのは今後は死語になるかもしれませんがスーパーバイザー1名にケースバイザー2名といったような形式で実習指導が行われます.指導...
変形性膝関節症

膝関節屈曲拘縮は変形性膝関節症の結果?原因?

膝関節屈曲拘縮(膝関節伸展可動域制限)は変形性膝関節症例の多くに見られる機能障害の一つです.膝関節屈曲拘縮は変形性膝関節症の結果起こるものですが,実は変形性膝関節症の進行の原因でもあったりします.今回は変形性膝関節症例における膝関節屈曲拘縮...
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