敬老の日に理学療法士が本邦の高齢化を考える

働き方
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 敬老の日に理学療法士が本邦の高齢化を考える 

9月16日は敬老の日でしたね.

皆さんはおじいちゃん・おばあちゃん孝行できましたか?

本日は敬老の日にちなんで理学療法士が本邦の高齢化について考えてみたいと思います.

two men playing chess

 

 

 

 

 

 

 

 

 2019年9月15日時点での高齢化率 

総務省のまとめによりますと,2019年9月15日時点での,日本の高齢者人口は3588万人で、過去最多となっております.

高齢化率,つまり65歳以上の高齢者の割合は28.4%となっており過去最高となっております.

理学療法士の皆様の地域によってはうちは40%近いよとかそんな声が聞こえてきそうですが,全国平均が30%近くなっているといった数字を見ると改めて本邦における高齢化の深刻さを実感できます.

他の国と比較してみても,高齢者の割合は2位であるイタリアの23%を5%以上上回っており,本法における高齢化が尋常ではないことを物語っております.

ちなみに日本は2005年から15年連続の1位となります.

 

 

 

 

 

 

 

 元気な高齢者が増えれば問題ない 

高齢者が増えると何が問題なのでしょうか?

一番は医療や介護にかかる費用が増え,国の財政が破綻する(すでに破綻しておりますが…)といった点です.

元気な高齢者ばかりが増えれば大きな問題はないわけですが,おおよそ健康寿命と生命寿命には10年開きがありますので,ヒトは最後の10年を何かしら病気を患ったり,介護が必要な状況で一生を終えるということが多いわけです.

そうなると気になるのがどのくらい元気な高齢者がいるのかといった点です.

元気な高齢者の1つの目安になるのが,高齢者の就業者数です.

今回の総務省の発表では65歳以上の就業者数は862万人で,こちらも過去最高となっており,これで15年連続の増加となっております.

働く人に占める高齢者の割合も12.9%で過去最高となっております.

つまり高齢化が深刻だと言われている一方で,就業している元気な高齢者も増えているといった明るい状況もあるわけです.

就業者数の増加については,健康寿命が延びて元気な高齢者が増えていることに加え,年金への不安が広がっていることも働く高齢者の増加につながっているとみられます.

理学療法士もこのような高齢化の現状に合わせた働き方をしていかなければなりませんね.

高齢者であっても復職を目指した支援がますます増えていきそうですね.

 

 

 

 

 

 

 

 

 100歳以上がもっとも多い都道府県別は? 

さらに敬老の日に先立って,厚生労働省が100歳以上となる高齢者数を発表しております.

2019年9月15日時点で,100歳以上の高齢者数は昨年より1453人増えて7万1238人となる予定で,49年連続で過去最多を更新しております.

国内最高齢は女性がギネスワールドレコーズ(英国)から世界最高齢と認定されている116歳の福岡県の女性で,男性は112歳の新潟県の男性となっております.

ちなみに私が理学療法士として過去に担当させていただいた経験のある高齢者の最高齢は102歳ですので,いやはや116歳の方というのはどういった状況なのか非常に興味があります.

都道府県別のトップは高知で,続いて鹿児島,島根が多く,特徴としては上位10位までに中国・四国・九州から8県が入っているといった点です.

西高東低ということですね.

一方で100歳以上の高齢者数が,最も少なかったのは埼玉で,愛知や千葉など,都市部で少ない傾向がみられております.

こういったデータを見ると地域格差がかなり大きく,高齢化と一口に言っても都道府県によって理学療法士が抱くイメージも異なるのであろうと考えられます.

 

 

 

 

 

 

 

 現在の日本人の平均寿命は? 

平成の30年のデータにはなりますが,2018年7月に発表された2018年の平均寿命は女性が87.32歳,男性81.25歳となっております.

平成元年(1989年)と比べて男性・女性ともに5歳以上延びている計算です.

令和の今後は人生100年時代について理学療法士も考えていかなくてはならない時代になりそうですね.

 

 

 

 

 

 

今回は敬老の日にちなんで理学療法士が本邦の高齢化について考えてみました.

高齢化社会において理学療法士が果たすべき役割は非常に大きいと考えております.

時代のニーズに合った働き方をしていきたいものです.

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