介護予防

インソール型センサーが易転倒性のスクリーニングに有用

今回はインソール型センサーが易転倒性のスクリーニングに有用である可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. このデバイスはインソール型で簡易に使用できるというのも魅力ですよね. 床反力計の無い環境で力学的データを収集できるのは良いですね. こういったウェアラブルデバイスを使用した研究報告が今後まだまだ増えそうですね.
書籍紹介

2023年度に出版された理学療法・作業療法関連の良書紹介

2023年も終わりますね. 2023年も理学療法・作業療法関連の良書が多く出版されました. 今回は2023年に出版された理学療法・作業療法関連の良書をご紹介させていただきます.
腰部

脊柱管狭窄症例の脊椎・骨盤動的アライメント

今回は脊柱管狭窄症例の脊椎・骨盤動的アライメントについて考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると脊柱管狭窄症例の場合には歩行中の動的な脊椎・骨盤アライメントに着目することが重要であるということがうかがえます. 特に歩行の立脚終期にいかに腰椎の前彎アライメントを生じさせないかかがポイントになりそうですね.
足関節周囲外傷

足関節果部骨折に対する理学療法の効果をまとめたシステマティックレビュー論文紹介

今回は足関節果部骨折に対する理学療法の効果をまとめたシステマティックレビュー論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると残念ながら理学療法の効果は確認できないといったところでしょうか. 今後も足関節果部骨折に対する理学療法に関するエビデンスが俟たれるところです.
脳卒中

パーキンソン病の進行予防には身体活動量の維持が重要

今回はパーキンソン病の進行予防を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとパーキンソン病においては高い身体活動量を維持することが進行を予防することにつながるかもしれませんね. 理学療法士・作業療法士がパーキンソン病例に関わる際にはいかに身体活動量を増やすかといった視点が重要になりそうですね.
変形性股関節症

減量は高齢者の変形性股関節症の予防につながるのか?

今回は減量が変形性股関節症の予防につながるのかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 高齢者に多い一次性変形性股関節症例では体重というのは予防を考えるうえで重要だと考えられますが,今回の結果から考えると体重減少は高齢者の変形性股関節症の発症と関連はなさそうですね. 股関節症を予防するために減量によるメリットはあまりなさそうです.
脳卒中

リハビリテーションの量をどう考えればいい?

今回はリハビリテーションの量を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. われわれ理学療法士・作業療法士はこういった結果もふまえてリハビリテーションの量についてどのくらいが適切かを考慮する必要がありますね. 経営的な側面はもちろん重要ですが,税金を浪費することが無いように…
介護予防

車椅子使用者の転倒は多い?少ない?

これは非常に興味深い結果ですね. 車椅子使用者者は,歩行可能な者に比べて骨折や転倒による外傷のリスクが低いという結果ですね. 活動性低下は骨折のリスク因子とされますが,車椅子使用に関連する不動は話が違うということですね.
運動療法・物理療法

静的ストレッチングを行う際には強度が重要

今回は静的ストレッチングにおける強度を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えるとストレッチングを行う場合には強度を考慮する必要がありますね. また強度の高いストレッチングが筋力発揮をより抑制するのか否かについても今後の研究が俟たれますね.
人工股関節全置換術

術後どのくらい経過すれば自動車を運転することを勧められる?

これは臨床でも参考にできる結果ですね. やはり足関節の手術後やアキレス腱断裂など足部の術後や外傷の症例の運転開始までの期間が長いといった点がポイントでしょうね. もちろん関節の部位だけで運転開始時期は決められませんが一つの目安にできる論文ではないでしょうか.
変形性膝関節症

本当に筋力トレーニングによって変形性膝関節症は改善するのか?

今回は本当に筋力トレーニングによって変形性膝関節症は改善するのかについて考えてみました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例の膝痛に対して筋力トレーニングは有益ということになりますね. すべてがすべて筋力トレーニングで解決できるとは思えませんけどね…
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折例に対する早期離床の重要性

今回は改めて大腿骨近位部骨折例に対する早期離床の重要性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 改めて早期離床が重要だと実感できる結果ですね. 当たり前のことを当たり前に行っていくことが重要ですね.
介護予防

高齢者の転倒に関する興味深い最新報告

これは興味深い結果ですね. 実に予見可能な死亡のうち8件に1件に転倒が関連しているというのは驚きですね. 改めて理学療法士・作業療法士が転倒予防にどうかかわるかが重要であることが認識できる結果ですね.
運動療法・物理療法

体重管理には早朝の運動が良い?

今回は体重管理を目的として運動を実践する場合に適切な時間を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると運動を実践するなら早朝が良いということですね. 理学療法士・作業療法士が運動指導を行う時代も近いですね.
足関節周囲外傷

足関節果部骨折後の早期荷重は安全か?

今回は足関節果部骨折後の早期荷重は安全なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. こういった結果から考えると足関節果部骨折後のリハビリテーションでは今後早期荷重が一般的になる可能性もありますね. もちろん骨折のタイプや手術による安定性を考慮したうえでということにはなりそうですね.
働き方

理学療法士・作業療法士陰口あるある

今回は理学療法士・作業療法士陰口あるあるについて考えてみました. 陰口が横行している職場というのは健全ではありません. 長く勤務していても自分が陰口のターゲットになってしまう可能性もあります. そういった職場からは早く抜け出すのが正解でしょうね.
脳卒中

脳卒中片麻痺症例の歩行中の上肢の振りに関する新しい評価

今回は脳卒中片麻痺症例の歩行中の上肢の振りに関する新しい評価をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 上肢の振りに着目することは重要ですが,このような客観的な観察尺度は有用ですね. U.L.O.H.S.W.については以下をご参照ください.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例に対する内転筋群のトレーニングも含む股関節周囲筋のトレーニングは有用か?

今回は変形性膝関節症例に対する内転筋群のトレーニングも含む股関節周囲筋のトレーニングの有効性を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると股関節周囲筋のトレーニングとして外転筋群のみならず内転筋群のトレーニングを加えることが有益である可能性がありますね.
変形性股関節症

Iliocapsularisに関する新知見

今回はIliocapsularisに関する新知見をご紹介させていただきました. まだまだ不明な点も多いIliocapsularisに関する最新知見は興味深いですね. 今後ますますこういった知見が増えてくるのを期待したいところです.
人工膝関節全置換術

TKA後に屈曲拘縮が残存しやすい症例の特徴は?

今回はTKA後に屈曲拘縮が残存しやすい症例の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると片側例の場合や術前に重度の屈曲拘縮がある症例の場合には屈曲拘縮が残存しやすいと考えられます. また注目すべきは腰椎変性後彎です. 腰椎後彎変形があると立位や歩行時に膝関節が伸展しませんのでこれが屈曲拘縮につながる可能性が高いということですね. 屈曲拘縮に対して介入する際には腰椎への介入の視点も重要になりそうです.
運動療法・物理療法

がん患者に対する運動療法の効果は?

今回はがん患者に対する運動療法の効果を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果からがんリハビリテーションは入院期間を短縮し,入院率の減少につながる可能性がありますね. がんリハビリテーションが今後も普及するとよいですね.
学会発表・論文投稿

理学療法関連の2024年度学術大会の日程が明らかに

今回は理学療法関連の2024年度学術大会の日程をご紹介させていただきました. 皆様もスケジュール調整しましょう.
変形性膝関節症

変形性膝関節症例の膝伸展位における膝蓋下脂肪体の動態に関する最新知見

今回は変形性膝関節症例の膝伸展位における膝蓋下脂肪体の動態に関する最新知見をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると変形性膝関節症例では膝蓋下脂肪体の前方移動量が減少しており,この前方移動量の減少に膝蓋腱の角度が関連している可能性が考えられますね. こういった結果から考えても伸展位に近いところで膝蓋下脂肪体の可動性を向上させることが重要である可能性がありますね.
大腿骨近位部骨折

大腿骨近位部骨折術後の脚長差が歩行速度に与える影響

今回は大腿骨近位部骨折術後の脚長差が歩行速度に与える影響を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果ですね. 今回の結果から考えると大腿骨近位部骨折術後の脚長差は歩行と関連するということになりますね. 理学療法士・作業療法士も大腿骨近位部骨折例の脚長差に着目する必要がありますね.
脳卒中

ミラーセラピーと電気刺激療法の併用が運動麻痺の改善に有効?

今回はミラーセラピーと電気刺激療法の併用が運動麻痺の改善に有効なのかどうかを考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 今回の結果から考えると下肢の運動麻痺改善においてもミラーセラピーと電気刺激療法の併用は有用だということですね. 今後は具体的にどういった形で併用するのが効果的かに関する論文が期待されますね.
変形性膝関節症

座位時間の増加が変形性膝関節症の進行と関連?

今回は座位時間と変形性膝関節症進行と関連性を明らかにした研究論文をご紹介させていただきました. 座位行動が長いということは関節負担も軽減できると考えがちですが,座位行動長いと軟骨代謝にとってはマイナスになる可能性がありますね. 理学療法士・作業療法士が変形性膝関節症例に対する身体活動指導を行ううえで有益な結果だと思います.
介護予防

高齢者の足部機能が転倒と関連する?

今回は高齢者の足部機能が転倒と関連する可能性を示唆する研究論文をご紹介させていただきました. 高齢者の足部機能は転倒と関連するということですね. 重要なポイントとしては足部の疼痛,外反母趾,小趾変形,足底筋膜炎,足関節背屈可動域減少,足趾底屈筋力減少,触覚感度の低下,歩行時の足底圧上昇を評価しておく必要がありそうですね.
脳卒中

長期的に長下肢装具(KAFO)が必要な症例の特徴は?

今回は長期的に長下肢装具(KAFO)が必要な症例の特徴を考えるうえで参考になる論文をご紹介させていただきました. 非常に興味深い結果であり,臨床に活かせる内容ですね. 長期的に長下肢装具(KAFO)が必要かどうかを考えるうえでは患側の自動膝関節伸展可動域をみていけばよいということですね. フルテキストも読んでみる価値が高そうな内容ですね.
働き方

理学療法士・作業療法士家族対応あるある

今回は理学療法士・作業療法士家族対応あるあるについて考えてみました. 理学療法士・作業療法士とって家族に対して適切に対応できるかどうかも能力を問われるところです. クライアントのご家族にも安心していただけるような対応ができると良いですね.
脳卒中

BBSだけでは易転倒性は評価できない

今回はBerg Balance Scaleだけでは易転倒性は評価できないかもしれないといったお話でした. こういった結果を見るとBBSだけでは不十分であることがよくわかりますね. 易転倒性を評価するためには反応的姿勢制御を評価することが必須でしょうね.
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